mixiで大山登山！！コミュの２月６日(金)現在のだいせん夏山登山道の最新情報

午前１０時の大山寺の天候　くもり　　気温マイナス１℃　　無風
お昼１２時の６合目の天候　ガス　　気温マイナス２℃　　微風

昨日は天気予報では「暴風雪」でしたが、さほど荒れなくて
新雪が１０㎝から２０㎝程度が今朝方まで降っていました。
さすがに昨日は天気予報の関係で登山者も少なく、
今朝はトップが米子の高田さんで、トレースがなく６合目まで
３時間かかったそうです。

その後、DBSクルーズの韓国の登山者が約５０名ほど登ったために
６合目まではトレースがしっかり出来ました。

今年の積雪量は例年よりもやや少なめですが、
これはおよそ標高1000ｍあたりまでの話で、それより上では
ほぼ例年並と思われます。

６合目避難小屋も昨日の雪でついに埋まりましたが、今日登山
された平国さんが掘り出してくれました。
平国さんは屋久島から毎冬来られますが、屋久島で
「ナカガワスポーツ」に勤務されていて、登山用具のレンタルとかも
されています。
ネットでも対応されていますので、屋久島に行かれる予定の方は
相談されてみてはいかがでしょう。

さすがに登山道に入るとパウダースノーとなり、ちょっとトレースを外れて
新雪に足を踏み入れるとラッセルの訓練にもなりました。
特に急斜面をラッセルしながら下っていると、後ろからどんどん新雪が
流れてきて体が埋まっていき、そのうち身動きが取れなくなって
救助を呼ぶなんてことにもなりかねません。
以前にも似たような事故がありましたが、少なくとも自分の身を
守る術としてラッセルも覚えた方がいいと思います。

トレースを辿って登るのもいいですし、トレースの無いところを
自分でトレースをつけながら歩くのもいいものです。
雪山は基本技術をしっかり身につければ、色んな遊びの
可能性がどんどん拡がっていきます。

ショップで道具を揃えたら、もう自分がベテランのように
勘違いすることも往々にしてありますので、ご注意ください。

山では無雪期も含めてベテランはあり得ません。
常に自分が初心者の気持ちで基本に忠実に登っていくことが
自分の身を助けることに繋がり、自分にとっての限界が
わかってきます。
そうするとこれ以上行くと無理だということが判断できるように
なると思います。

山頂避難小屋は周りが積雪で埋まり、内部が暗くなってきました。
ザックのすぐ取り出せるところにライトを入れておいてください。

またアイゼンは小屋の外で外してお入りください。
もちろん出る際も外でアイゼンを履いてください。

大山寺周辺の道路については一応除雪してありますが
場所によっては圧雪があり冬用タイヤだけでは動けなくなる
恐れがあります。
必ずチェーンもあわせてご用意ください。

この他、登山道の状態、装備品とか、他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、
あるいは登山ガイドの依頼など
「大山レークホテル」　　TEL０８５９－５２－３３３３　　久保まで
お気軽にお問合せください。
雪山登山の基本、楽しい登山の方法とか、長続きの出来る歩き方などを
教えます。