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mixiで大山登山!!コミュの9月7日(月)現在の登山道の最新情報

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9月7日(月)現在の登山道の最新情報をお知らせします。

午前4時の大山寺の天候  快晴  気温18℃  無風
午前6時の山頂の天候    快晴  気温14℃  無風

月齢18、満月を少し過ぎた月が出ていたおかげで、あまりライトを使わなくて済みました。
大山寺は肌寒い気温でしたが、歩き始めは半袖のシャツ。
それでも風がないため、6合目付近までは汗が出ました。

先日、とやま旅館のほうに「雲海が見たいのですが?」との問合せがありましたので、
大山での状況をお知らせします。

まず条件として、大陸に位置する高気圧が大きく張り出していて、停滞あるいはゆっくり移動していること。
一般的に高気圧の進む前側は気圧が安定していて、快晴あるいは雲が少ないようです。
次に、雲が発生する要因を理解する必要があります。
夜の気温の低いうちに水分が地上に貯まっていて、夜明けとともに気温が上昇すると、
地上の水分が徐々に暖められて、上空に上がります。ところが上空の寒気に触れると、
上昇が止まり、雲になるわけです。
これが簡単な原理ですが、この上空の寒気が、5月ごろは今年の場合には、1600mから1700mぐらいに
停滞していたことが多く、ちょうど山頂がギリギリの線でした。
今年の5月の登山道の情報を見ていただけば、そういう画像が多かったと思います。
ところが、毎年9月になると、上空の寒気がおよそ1200mから1500m付近まで下がってきて、夜中は星がきれいに
見えて、快晴だったのが、夜明けとともに雲が発生して、その雲が山頂まで上がってくることなく、
眼下に雲海が広がるといった具合になるわけです。

この雲になる寒気の高度は、毎年さほど大差なく、この9月から10月にかけては、雲海が見られる確立が
高いようです。

朝方に大山寺から山頂を見ると、雲の中なのに、山頂付近、特に7合目から上辺りは快晴で
雲海が見えるという状況です。

これが大山での一般的な状況ですが、これに加えて要素として出てくるのが台風です。
次に低気圧の動き、またその勢力、あるいは秋雨前線の位置・・・などなど色んな要素が
入ってきて、さらに夕方の大山の山頂付近の様子を見て、「経験」という最後の要素が入って、
最終的な判断で「明日の朝は雲海が見える!」となるわけです。

今朝はほぼ予測が当たり、見事な雲海と日の出を見ることが出来ました。
この幸運に恵まれたのは、深夜に登ってきた安来の若者4人組のみ。
苦労して登ってきた甲斐があったと感動していました。

山頂でのお花の状況は、さすがに減ってきて、現在見られるのは、
ヨツバヒヨドリ、キュウシュウコゴメグサ、イヨフウロ、アキノキリンソウ、ネジバナ、
ホソバノヤマハハコ、などです。

紅葉はまだ始まっていません。紅葉の今年の予想は・・・また次回に。

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