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マスコミ就活◆2012コミュの志望動機・自己PR実例+アドバイス

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以下は私が学生時代に書いた(語った)自己PR(兼)志望動機です。

志望動機の要素は最後のほんの一部ですが、「どんな仕事がしたいのか」はどこの会社でも、いくらでも書く場所も聞いてくれる機会もありますので、むしろ、「なんでテレビなの?」と言う最初の問いかけにどうこたえるかが、最初のESを書く理由でありもくてきです。

よって、「自分のやってきたこと」に「だから<新聞><テレビ>なのです」と絡めて書けば自己PRとしては機能します。

■フルバージョン(口頭で説明する長さ)

私は学生時代を通して友人たちから「捉えどころのない奴」と言われてきた。
それはおそらく、私が学生時代に取り組んできた主に二つの事が友人たちから見れば、およそ一人の人間が取り組むのに一貫していることとは受け止められなかったからではないかと考えている。

私が学生時代取り組んできたことの一つめは「早稲田大学阪神大震災ボランティア団」の立ち上げである。先の震災をメディアで目の当たりにした私は、「何か自分にもできることがあるのではないか」という衝動に駆られた。いきさつは省略するが、単身大学当局と交渉した結果、早稲田大学の全ての個人が神戸でボランティアに従事できる仕組みを作り上げることができた。私自身も「仕掛け人」としてだけではなく、現地でのボランティア活動に2カ月間従事した。その経験から得た教訓は「人は人とのつながりの中で生きている」というものであった。

もうひとつ私が取り組んできた事は、社会学のレポート作成の為に、当時流行っていた「テレクラ」の電話受付のアルバイトを半年間続けたことである。アルバイトは店外から掛ってくる女性からの電話を男性の待つ複数の個室に電話交換する仕事であった。数ヶ月前に朝日新聞の記事にもあったのだが、テレクラに電話をしてくる女性の8割は「誰かと話したい」という理由である。真逆に、男性のテレクラに来る理由の8割は「下心」である。そうであるにしろ、そこで繰り広げられている見知らぬ者同士の電話コミュニケーションは結局、「誰かと繋がりたい」というものであると言える。

上記二つの経験は、前者は「人助け」であり、社会的に称賛される「聖なるもの」「尊いもの」との評価をうけるが、後者はいわゆる「風俗」であり、社会的には「卑しいもの」とされる。この二つの世界を行き来する私という人間は、友人たちから見れば「いったいどういう人間なのだ」と思えたに違いない。。

しかし、私の中では「震災ボランティア」も「テレクラバイト」も、結局、「人は人と繋がってこそ生きて行ける」という根源的な人間存在に関わっていることに違いはない。社会的な評価やイメージはどうあれ、「人がそこに生きている」。そのことに私は最も関心がある。テレビはより多くの人々に影響を与える。「人が生きていることに貴賎はない」、というのが私のモットーである。私は、「人を求めざるを得ない人間という生き物」に偏見なく向かい合う事で番組作りにその思いを込め、無数に息づくさまざまな人生を取材を通して送り続けてゆくことができると考えている。

■ミドルバージョン(ESで長めに書く場合)

私は学生時代、主に二つの事に取り組んできた。一つ目は阪神大震災に際し早稲田大学の代表ボランティア団を結成し、神戸で2カ月間震災復興のボランティアに代表として取り組んだことである。二つ目は専攻する社会学のフィールドワークとして、「テレクラ」の電話取り次ぎのアルバイトを続けてきたことだ。前者は「社会的な賞賛すべき貢献」と言われ、後者は「いかがわしい風俗産業」と称される。しかし私の特徴はこの二つを社会的な視点から平等視できるところにある。私から見れば、どちらも「人が人を求める営み」に他ならないからだ。貴賎や正邪の価値評価は社会的に確かに存在するが、それを乗り越える視点を持つことがときに大事だと私は考えて学生時代を過ごしてきた。人は他者の生きざまを知ることにより、より自分の人生や生き方を豊かにすることになるのではないか。。私はこの偏見なき視点を持ち続けることで、放送番組を通してより多くの人々の人間生活を豊かにしたいと考えている。


※思い出して書いたので、実際には面接を追うごとに言い回しは若干かわりますし、相手からの質問に応じて厚く語る部分や、スキップする部分もあります。しかし、要はこれを柱に私は就活で「困らなかった」ということです。

※上記は体験が素晴らしい(特別だ)から書けたのではないかと思う人がいるかもしれません。しかし、体験を「どう意味づけるか」のほうが重要なのです。同じ事実や経験をしても、「話し方が面白い」「話題の展開がおもしろい」という人は沢山います。それを「着想」といいます。勝負はこの「着想」なのです。

※着想とは、たとえば、テレビ局・新聞社などは特に、ほんとにすごいセミプロレベルのスポーツ選手が沢山受けます。早稲田の野球部で斎藤くんの控えだった投手だって来てもおかしくありませんし、駅伝のエースが日テレを受けていてもおかしくありません。その時に、サークルレベルで野球をやっていた人が「野球の魅力」でアピールしても勝ち目はないでしょう。その時にどう考えるか。勝ち目のない戦をどう戦うか。これが着想です。200人の武将が、2000人の武将と戦うとき。桶狭間で戦うとき。どうすれば勝てるか。それを考えるのが「好き」という人は就活が楽しくなると思います。

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