1978年、北海道で撮影した森山大道の作品が、近年「NORTHERN」と言う
タイトルで展覧会や写真集の形で発表された。
「記録16号」はその展覧会に併せ北海道を訪れた際に、小樽と余市で
撮影されたものである。
森山大道は、北海道開拓時代の記録写真師たちの業績を例に挙げ、
写真の本質はその無名性であると語る。
それは、家族写真や旅行先の記念写真のほとんどが、誰が撮った
ものか分からず、そしてそれがどうでもいいことと同じだ。
「記録16号」に鏡映るカメラを構えた彼自身の写真がある。 おなじみ。
「いずれ無名性の彼方へ消え行く撮影者の影をも記録する。」、なんて陳腐な
ロジックは、たぶん彼には無い。
それは、携帯のカメラやプリクラで、ついつい自分を撮ってみたくなる、
そうあの感覚に違いない。
きっと彼は今でも、何でも写す写真と言うものが面白くて仕方がないのだう。
現在、amazonで販売中です。
タイトルで展覧会や写真集の形で発表された。
「記録16号」はその展覧会に併せ北海道を訪れた際に、小樽と余市で
撮影されたものである。
森山大道は、北海道開拓時代の記録写真師たちの業績を例に挙げ、
写真の本質はその無名性であると語る。
それは、家族写真や旅行先の記念写真のほとんどが、誰が撮った
ものか分からず、そしてそれがどうでもいいことと同じだ。
「記録16号」に鏡映るカメラを構えた彼自身の写真がある。 おなじみ。
「いずれ無名性の彼方へ消え行く撮影者の影をも記録する。」、なんて陳腐な
ロジックは、たぶん彼には無い。
それは、携帯のカメラやプリクラで、ついつい自分を撮ってみたくなる、
そうあの感覚に違いない。
きっと彼は今でも、何でも写す写真と言うものが面白くて仕方がないのだう。
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