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ふれんどハウスinニューヨーク コミュの■ニューヨーク徒然草(9)■

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『国際人』


 「あれっ、きょうはずいぶん混んでるね」
「あっ、いらっしゃーい、久し振りじゃないですか」
 飲みながら食事ができるこのジャパニーズレストランのバーは、一人で来るには打って付けだ。バーテンダーのKさんとは顔馴染みである。
 閉店に近いこの時間はいつもすいているバーカウンターが、何故かきょうはほぼ満席だった。壁際の私の指定席には白人女性の姿があり、その隣の席だけがぽつんと人待ち顔をしていた。
 酒を飲める年齢には達していないであろう、若い白人女性の端正な横顔を見ながら隣の席に腰を下ろし、私は取り敢えずビールを注文した。
 『この女、こんなところで一人で何してるの?』と、喉元まで出掛かった言葉を呑み込んだ。Kさんが忙しそうに立ち働いていたからだ。
 そのまま暫しざわめきに身を任せ、Kさんが一段落したところを見計らい、私は軽い食事を注文した。隣の女性は下を向き無言のままだったが、Kさんが彼女に気を使っている様子はない。

 私のオーダーを厨房に届けに行ったKさんは、何故か暫く戻って来なかった。顔見知りのウエイトレスが、「あら、いらっしゃい、お久し振り」などと声を掛けてゆく。
 久し振りと言われるほどではない。先週来なかっただけだ。しかし、そう言われてみると、ここのところ週に二回はここに来ていたな、そんな余裕はないのに、と思う。
 自炊派の私が外食をするのは、二つの仕事を掛け持ちしたときである。気儘な一人暮らしでも、二つの仕事を終えた日は、アパートで一人で食事をする気になど到底なれず、私はいつも外に飛び出す。
 「自由」とは「孤独」と引き換えに得るものなのだということを、否応なしに実感させられる、その瞬間と空間から逃げるように。
 
 私は我儘で飽き性である。だが、決して怠け者ではない。だから一生懸命はできるのだが、一所懸命ができない。
 この性癖のせいで、私はニューヨークでも職を転々として生きてきた。飽きて職種まで変えてしまうのだから、有能な人の転職とはわけが違う。当然のことながら、いつまでたっても充分な収入のある仕事は訪れず、常に二足のわらじを履き、かろうじて生き延びてきたようなものだ。
 日本語教師をしていたこの頃も、夜は知人の経営するレストランで、パートの客席案内人として三時間ほど働かせてもらい、給料の不足分を補っていた。
 この日、私はいつものように昼と夜の掛け持ちを終え、Kさんのバーに立ち寄ったのである。

 暫くして戻ったKさんは、私にではなく、隣の白人女性のほうに向かって話し始めた。
「待たせてごめん。いま訊いてきたんだけど、いまのところアルバイトは募集してないって」
「そう、わかった。じゃ、他を捜してみる。ごめんね、忙しいのに変なこと頼んじゃって」
 私はスツールからずり落ちんばかりに吃驚仰天した。『知らぬ間に客が入れ替わっている!』
 それほどまでに、隣から発せられた言葉は完璧な日本人の日本語だったのである。だが、反射的に隣を見た私の目に映ったのは、やはりあの若い白人女性だった。
 「にっ、日本語、上手ですね!」
 驚嘆のあまり思わず話し掛けてしまったが、上手という自分の言葉に違和感を覚えていた。が、彼女の容姿を見ながら、『日本人ですか?』とは訊けなかったのである。
 同時に、『この女、こんなところで一人で何してるの?』、などと訊かなくてよかった、とホッと胸を撫で下ろしていた。
 
 「あっ、私、日本で育ったんです」 
 私の唐突で不躾な質問に、彼女は笑顔で答えてくれた。
「ウエイトレスのジュンちゃん知ってるでしょう?タニヤはあの子の友達なんですよ。だから、自分もここでアルバイトしたいって‥‥だけど、うちは人手が余っちゃってるみたいで‥‥」
 Kさんがフォローし、彼女が頷きながら続ける。
「私CUNYの学生なんですけど、今度の冬休み、日本に帰らないでバイトしようと思ってるんです」
 グッドタイミングとはこういうことをいうのだろう。ちょうど私のアルバイト先がデリバリーの電話係を募集していたのだ。今し方も、帰りがけに呼び止められ、「誰か知ってる子いないか?学生のバイトでいいんだけど」と、オーナーに相談されたばかりだったのである。
 早速その話を持ちかけると、彼女は「是非やらせてください!」と眼を輝かせた。

 こうしてタニヤは私と同じ職場でアルバイトをすることになり、冬休みが終えても、週に二日のパートとして半年ほど働き続けた。 
 話し好きな彼女は、問わず語りに何でも包み隠さずに話した。ときには家族のことや、その生い立ちに至るまで。
 タニヤはモスクワに生まれ、三歳のときに両親が離婚、六歳まで母一人子一人の環境で育った。六歳のときに母親が日本人男性と再婚、このときからタニヤは日本人の父を持ち、七歳で両親とともに日本に移住することになった。
 日本で、両親はタニヤを公立の小中学校に通わせた。中学校を卒業するまでの九年間、タニヤは日本の子供たちと全く同じ教育を受けたわけである。
 そして、日本の中学校を卒業したタニヤは、単身、アメリカの高校に留学する。
 十六歳から英語生活に入ったタニヤは、この頃には英語も、ロシア人特有の訛りはあったが(不思議なことに、日本人特有の訛りは全く無かった)、それなりに流暢で、バイリンガルどころかトライリンガルであった。
 知人にタニヤを紹介すれば、「うわーっ、三ヶ国語ペラペラなんて、羨ましいー!」という反応が必ず返ってきた。
 だが、私はタニヤのような存在を羨ましいとは思わなかった。
 
 タニヤは確かに三ヶ国語を話す。
 実家では母親とロシア語で話しているので日常会話はできる。しかし、読み書きは全くできない。十年をかけて培った日本語も、日常会話以外はどんどん忘れているという。英語は努力次第で、誰でも相当なレベルにまで達することができる言語である。しかし、レベルはレベルでしかなく、タニヤにとって、肌で感じることのできる、血の通った言語にはなり得ない。
 つまり、タニヤは三ヶ国語を話すが、どれをとっても中途半端になってしまったのである。
 名立たる多くの文豪を輩出したロシアという国に生まれながら、彼女はドストエフスキーもトルストイも原語では読めない。そして、読めるようになるはずだった日本語訳さえ読めなくなってしまっていた。
 言語の習得に物を言うのは環境である。幼少時から世界中のあちこちに住み、何ヶ国語も話せるようになる環境で育つ人を、私もまた羨ましいと思っていた。ここニューヨークで、タニヤのような環境で育った多くの人たちと知り合うまでは。
 言葉や文字が、ただ単に表面的な意味を理解するだけのものでしかなかったら、人生は何と味気ないものになってしまうことだろう。
 
 話は逸れるが、ちょうどこの頃、私はある日本のテレビ番組で、摩訶不思議な日本人がいることを知った。
 その番組では、夫婦ともに日本に住む純粋な日本人、つまり、ごく一般的な日本人家庭でありながら、我が子を日本の学校ではなく、インターナショナルスクールに通わせている家庭を特集していた。
 インタビュアーの「何故、お子さんをインターナショナルスクールに?」、という質問に対する彼らの答は、「時代が時代だから子供は国際人に育てたいと思って」、などというものばかりだった。
 国際人とは一体何だろう?そのまま訳せば、あらゆる人種の血が入り混じった、スーパー混血人間のように受け取られかねない言葉だが、彼らはこの言葉にどんな意味付けをしているのであろうか。国際化した現代の社会で、外国人とも堂々と渡り合える人間、といった意味であろうか。
 だとしても、インターナショナルスクールに通わせ、英語で教育を受けさせることが、何故その「国際人」なるものを育てることになるのか、その理由が私には解らない。
 彼らがしていることは子供たちからアイデンティティーを、つまり拠所を奪い去るものであって、国際人どころか、「出来損ないの日本人」を作っているだけだと思う。
 上手く言えないが、日本人として生まれたからには、まず日本人としてのアイデンティティーを確立し、それを突き詰めることによって、逆にインターナショナルな人間たりうるのではないだろうか。
 
 私たちは日本という国に生まれ、世界に誇れる文化を持っている。何故それを自ら放棄してしまうようなことをするのだろう。
  〜荒海や 佐渡によこたふ 天の川〜     
  〜やはらかに柳あをめる 北上の岸辺目に見ゆ 泣けとごとくに〜 
 芭蕉の俳句を聴いても、啄木の短歌を詠んでも、どんな感慨も情景も浮かんでこない人間が、外国の人たちに何を語り、何を主張するのだろう。 
 千年後、二千年後、私たちは地球人として地球語を話しているだろうか。よしそうだとしても、今現在はそうではない。だからこそ「インターナショナル」などどいう言葉が存在するのである。
 やむを得ない事情があり、命がけでボートに乗らなければならない人たちがいることは知っていたが、暖衣飽食の気まぐれで、心の難民にされてしまう人たちがいることは知らなかった。
 いずれも、六、七歳の子供たちに罪はないけれど‥‥
 
 「漢字だってちゃんと書けるんだよ、ほらぁ!」
 そう言いながら簡単な漢字を書き、自慢げに見せてくれたタニヤ。
「私、小学校の頃、バサバサって呼ばれてた」
 まつ毛が長いので目を閉じるたびにバサバサと音がするようだ、と男子生徒たちがつけたあだ名だそうだ。
「うちのお母さんも同じこと言ってた‥‥」
 二十歳の誕生日。『二十歳を過ぎたら早いんだゾー』と言った私の言葉に、真剣な眼差しでこう答えたタニヤ。
「誰も私にチョコレートくれなかった!」
 いつになく機嫌が悪かったバレンタインデー。それじゃ私が花でも買ってあげようということになった。
「ほんと?嬉しい!でも、バラの花一輪とかはやめてね。ロシアではね、あなたは一生一人です、売れ残りますっていう意味になるの」
 結局、かなり大きな花束を買わされてしまうはめに。
「私、三回観に行って、三回とも泣いちゃった」
 そう‥‥映画、「タイタニック」が大ヒットしていた頃の思い出である。 
 
 あれから十数年の歳月が流れ、いつしかタニヤとは疎遠になってしまった。
 Kさんのバーがあったレストランも、今はもう無い。
 Kさんの行方も杳として知れない。
 あまたの人が駆け足で通り過ぎていった。
 そして、時はもっと、残酷なまでに速く、全速力で通り過ぎてゆく。






写真提供: 谷口善章さん 

コメント(20)

小林様、お久しぶりです。
「国際人」感慨深く読ませて頂きました。
タニヤに久しぶりに会えるといいですね、元気でいてくれるのが一番。

そうそう、私の健康の元「普洱茶」、ダイエットにも最適、
お送りしておきますので、ご賞味ください。

写真、なつかしー、うれしー。

Zen
Zenさん

長い文章を読んでくださって、ありがとうございます!
昔付き合いのあった人で、再会したい人、いますよね。
会ってお礼を言いたい人、無礼を詫びたい人‥‥

お元気そうですね(いつも元気のかたまりですもんね)。
「普洱茶」、これは何と読むのでしょうか。
三水偏に耳ですか。
元気のかたまりであるZenさんの健康の元、是非試してみたいものです。
八キロ減の姿も見たいですから、また暇を見つけてニューヨークに遊びに来てください。

小林さん
待ってましたよw
今無事にDCです。土曜日からお願いします。
その際にビールでも飲みながら拙い感想をw
楽しみにしてます♪
horiさん

コメント、ありがとうございます。
木曜日になりました。明後日ですね。
約一年振りの再会、楽しみにしています。
鍋やって呑みましょうね!!
こばやしさん、お久しぶりです。
極寒のNYでお元気そうですね。

久しぶりの徒然草読ませていただきました。

タイタニックがヒットしていた頃・・・自分が何をしていたか
全く思い出せないのですが、次回の徒然草がアップされるまでには思い出したいと思います。
小林さん、感慨深く拝読いたしました。
大学生の頃「日本を隅々まで知らずして留学などするべからず」と持論を立てていた人間が、結局何も知らないままニューヨークに渡りはや四年。最近、そんな状況に危機感すら覚え、今年の夏は日本各地を巡ってみようかと考えていたところでした。あとは、もっと読書もしないとですね。。。

国際人や国際化ということを日本を離れて眺めるようになってからよく考えます。正直、よく分かりません。子育てにおいても、娘が日本人であるために親が何を示すことができるか、日々格闘です。
グローバリゼーションの波にのまれていくことが真の国際人たらしめる行為か・・・、僕には同時に守らなければならないものがあるような気がしてなりません。
小学校の英語教育しかり、まずは国語の大切さをしらずして・・・と考えるのはもはや時代に取り残される人間の発想なのかもしれませんね(笑。

血の通った言語、血の通った音楽、大切なことだと思います。
manaさん

いつも読んでくれているようで嬉しいです。
そちらも元気そうですね。
去年は会えなくて残念でした。
今年の夏あたりに会えることを期待しています。
夏は夏で酷暑のニューヨークですが、催し物が一杯で楽しいですよ。
是非来てみてください。
献嗣さん

そうですね、上で書いたタニヤのケースや、混血の人たち、帰国子女などの問題も含め、複雑且つ微妙な事情が絡んでいることですから、我々には何も言うことができないことですよね。
そういった人たちの心情も解らない。
優越感どころか、コンプレックスのようなものだって持っているかもしれないし‥‥

そうそう、献嗣さんの持ってきてくれた「鍋」、大活躍で、献嗣さんは今やふれんどハウスの有名人ですよ。
今年の夏の再会を楽しみにしています。




こばやしさん、お久しぶりです(o^―^o)ニコ
しんちゃんと2人で、一緒にお世話になったLeeです★
去年の今頃は、大変お世話になりました。

blogリンクして、楽しく読ませてもらってます!
私も、こばやしさんと一緒で、
「わがままで飽き性、でも怠け者ではない」です。
…凄く。。。よく分かりますよwww

なので結局、会社1年で辞めちゃいましてw
あと一ヶ月後にピースボートで世界一周してきますw

まだ少し先になると思いますが、
NYに半年ほどダンス留学する計画を立てています!
そのときは必ず寄りますので♪(〃'▽'〃)
おいしいビール、また一緒に飲みましょうね★
では。それまで。お元気で!!!!!

kanasatoさん

読んでくださって、ありがとうございます!
元気そうで何よりに思います。
また、NYでの活躍ぶりを聞くたびに、本当に心から嬉しく思っています。

外国での子育ては大変でしょうね。
悩んだり迷ったりすることが多いと思います。
言語に対する子供の吸収力は凄いですから、親は直ぐに追い越され、子供はあっという間に知らない世界に行ってしまいますよね。
だから子供には、嫌がられても、やはり日本語の教育をしっかりしておくべきだと、僕は思います。
そうしなかった日本人夫婦や国際結婚した人たちを、たくさん、たくさん知っています。
親は人生を、”血の通った言葉”で子供に教えなければならないのに、肝心なことがうまく伝えられない、そんな人たちが、このNYにもたくさんいるんです。

外国での日本語教育は難しい面もあると思いますし、子供にも余分な負担をかけてしまいますが、嫌がられても、いま苦労してやっておけば、いずれ子供からも感謝される時が来るんじゃないでしょうか。

奥さんにも宜しくお伝えください。




ミ(ソ ゚Д゚)ソ<Lee さん

コメント、ありがとうございます!
僕たちは似た者同士なんですね!
解っていただけて嬉しいです。

会社を辞めたこと、世界一周の旅に出ること、僕もミ(ソ ゚Д゚)ソ<Lee さんのブログを読んでいますから知っていました。
世界一周、それも船の旅なんて、凄いことをするんですね!!
僕にとっては、とてつもなく贅沢なことなので、羨ましいなんて言葉では足りず、どう表現していいか分かりません。
いい旅になることを願っています。
また旅の様子を聞かせてください。

それから、ダンス留学の時は絶対に連絡してくださいね。
再会を心待ちにしています。
しんさんによろしく!

国際人のお話はその通りだと思います。
日本語教師をしている知り合いが同じ事を申してました。
日本ではテレビをつけると幼児英語教育のCMが流れます。
単なる親の英語コンプレックスで犠牲になるのは子供です。
英語ができても日本文化の説明を求められても何もできない。
あなたはどこの国の人ですか?と聞かれることでしょう。
文化を持たない事の怖さを知らない馬鹿な日本人の親が多いですねぇ。
日本は暑くなったり寒くなったりの変化が今年は異常です。
昨日は5度くらいでしたが今日は24度くらいあります。
小林さんもお体にお気遣いくださいね。
小林さん、お久しぶりです!
私は相変わらずNYで学生しております。早2年半。最近英語も身についてきた感じがして、
言語について良く考えるようになりました。
私は日本で”国語の教育”に力を入れていると評判の高かった中学を受験して通っていました。当時は作文を書いたりするのが少し得意だったので、母親の薦めでその学校に行くことにしました。その中学で学んだ3年間の”国語”は今の自分の基盤になっていると今でも思います。本当に古文や俳句を読むことが出来ない日本人が増えてしまうのは残念です。英語はあくまでも”道具”としての役割しか果たさない語学だと今になって、よく思います。(イギリス英語は少し違うのかも知れませんが)
母国語を持たないバイリンガルの人たちを正直羨ましく思う時もありますが、”母国語”としての日本語は後になって気づいても、手に入れることのできない貴重なものだと思います。

小林さんの徒然草を読んで久しぶりにちゃんとした日本語に触れたくなりました。紀伊国屋に行かなくては。
CLEさん

「文化を持たない事の怖さ」、そうですね、その通りだと思います。
バックグランドの無い人の言葉は薄っぺらなものですからね。
小学校からの英語教育も何故必要なのでしょうか。
私には日本に三人の甥がいます。うち二人はとうに成人して社会人になっていますが、彼らを見ていると、英語など一生必要がないのではないか、使うことがないのではないか,という生活をしています。
甥たちに限らず、私の友人知人を含め、日本人の殆ど、多分90%以上の人たちがそうなのではないでしょうか。
もっと、もっと、教えなければならない大切なことがあるのに、と思ってしまいます。

三月に入り、こちらもようやく零下の日々から開放されつつあります。
日々の気温の差が激しいときは体調を崩しやすいときです。
CLEさんも健康に気をつけてくださいね。

kumikoさん

元気そうですね。コメント、ありがとうございます!
そうですね、英語は単純明解、悪く言えば単語の羅列、原始的な言語だと思います。
英語に限らず、西洋語の殆どがそうですよね。
でも、単純明解だからこそ世界語として使われるようになったのでしょう。
日本語でものを考えている我々は、この原始的な発想になかなか戻れない。
日本人が英語を苦手とする最大の理由は、ここにあると僕は思っています。

僕たちと同じように、大人になってからこちらに来た人でも、物凄く英語が上手な日本人もいますよね。
そういう人たちの共通点は、必ずとてもきれいな日本語を話す、ということです。
言葉っていうものが、どういうものなのか、何のためにあるのかを、よーく解っている人たちなのでしょうね。
逆に言うと、日本語が下手な日本人は何語を勉強しても上手になれない、ということかもしれません。

紀伊国屋に行かなくては、というくだり、思わず笑っちゃいました!
日本語を大切に考えているkumikoさんの英語も、きっと物凄く上達していると思っています。

このトピックのコメント欄のトップに、
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
そうそう、私の健康の元「普洱茶」、ダイエットにも最適、
お送りしておきますので、ご賞味ください。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
と、コメントを入れてくれた”Zen”さん。

そのZenさんから、昨日、本当に「普洱茶」が届きました。
写真のように、こんなに可愛い容器に入った「プーアール茶」が!

同封してくれたDVDを見て、本場のたて方で試してみようと思っています。
これを飲んだら、Zenさんのように元気になれるかなぁぁぁ‥‥

また、じっくりと味わっての感想は、「届けられた写真館」などで紹介させていただきますが、何はともあれ、この場を借りて取り急ぎ御礼まで。
Zenさん、ありがとうございます!!!

前略、
届いてよかったです、
よく似た建物がずっとならんでいるのに、この住所表記でほんとに届くのかが心配でした。
ので、封筒の裏に、郵便屋さんにもわかるように地図を描いておいたのがよかったのかな?

あのかわいいポチ袋は、少数民族の産品だそうです。
中国と言っても、ビルマやラオスの国境を越えた北側なので、どこの国に所属しているのかなんてどうでもいい自立した生活をされている人たちがこしらえたものです。

DVDをみればどうして私が”普洱茶”にはまったかがよくわかると思います。
上海はNYよりずっと怖い人たちもいるけど、親切な人たちがいっぱいいっぱいいる。 ホントに!

お茶の入れ方がよくわかるようにとわざわざDVDを作って下さったのも大変親切な上海におられる方々です。 私の感謝の気持ちをお分けしたくて、お送りしました。

そうそう、ほんまもんの普洱茶の効果は絶大です。 
不老長寿にも効くと書いてある。 ダイエット効果がこんなにあったからには効かん分けないわ、と思います。 何回お湯足してもまだまだ出るし、大阪人としてはこのお徳感もええわ。
やっぱ、ジャングルの奥地には大変なものが存在するんですね、
謝謝、
Zenさん

いつもZenさんには感心させられてしまいます。
郵便配達が地図を見て配達するわけないじゃないですかぁ〜!
Zenさんの描いた地図の上には、JFKのシールがべったりと貼られ、しっかり隠されていましたよ〜ん。

ふれんどハウスの近辺を思い出しながら、一生懸命に地図を描いているZenさんを想像して、思わず頬がゆるんでしまいました。
Zenさんの人柄が伝わってくるようなパッケージ‥‥見ながら思いました‥‥何事にもひた向きと言うか、なんて純粋な人なんだろう‥‥って。
そういうZenさんだから、あの元気、あの若さが保てるのでしょうね。

プーアール茶、本当に何度でも出て、お得なんですね。
これなら毎日飲んでも相当長くもちますね。
DVDを見て思いましたが、Zenさんがハマッたのは、あのシュウさんという方、か、なっ??なんてね!
暫く飲み続けてみて、結果、また報告しますね!
Zenさんに謝謝!

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