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ドーベルマンに追いかけられるコミュのドーベルマンでかっ!

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「 陸上部員に牙むくドーベルマン 「飼い 犬事故」で異例の長期拘束…その理由は? 産経新聞 6月17日 23時52分配信 【法廷から】

公園で犬を遊ばせた代償は、逮捕と2カ月 の勾留生活だった。東京・渋谷の代々木公園 で昨年11月、野放しにした飼い犬のドーベ ルマンが人にかみつき、けがをさせたとして 、重過失傷害罪に問われた女性被告(43) の公判。「飼い犬事故」としては異例の身柄 拘束が続いた経緯が、法廷で明らかにされた 。(時吉達也)

起訴状などによると、被告は平成23年1 1月9日早朝、代々木公園でドーベルマンを 引き綱から放して遊ばせていたところ、ドー ベルマンが園内で運動をしていた男子大学生 の右太ももにかみつき、全治約2週間のけが を負わせたとされる。

代々木公園内では、犬のひもを外すことが 認められる「ドッグラン」があるが、被告は その区域外でボール遊びなどをしていた。

被告のドーベルマンは体長1メートル、体 重35キロの立派な体格。警察犬協会に所属 し、大会でも優秀な成績を修める「チャンピ オン犬」だった。

一方の被害者は東京大学工学部の3年生で 、陸上運動部に所属。昨年の箱根駅伝予選会 にも出場した長距離ランナーだが、けがのた めに直後の競技大会では欠場を余儀なくされ たという。

今月5日に開かれた東京地裁の初公判で、 被告は両手に手錠をつけられ、ジャージー姿 で出廷。起訴内容を大筋で認めた。「飼い犬 が人にかみつく」という日常的ともいえる過 失のみで、なぜ逮捕され、現在まで拘束状態 にあるのか。検察側は冒頭陳述などで、犯行 の悪質性を強調していった。

検察側によると、ドーベルマンは過去にも 通行人にかみつく行為を繰り返していた。証 拠調べでは過去の被害者の調書が読み上げら れ、「『110番通報してもそっちが困るだ け』と言われた」「(被告が)そのまま通り 過ぎようとした。『ちょっと待て』と声をか けたが、かんでいない、と反論してきた」と 被告への苦情が次々と紹介された。検察官は いずれのケースでも引き綱をつけていなかっ たと指摘、「過去にも事故を起こし危険性を 認識していたのに、注意を怠った」と主張し た。

過去の事故の被害者らが訴えたのと同様に 、被告は今回の事故でも、不誠実な対応を続 けた。いったんは謝罪し、被害に遭った学生 にタクシー代として3000円を渡したが、 後日治療費を請求されると態度を硬化させた 。治療に被害者側の保険が適用されるよう「 自分の飼い犬にかまれたことにしてくれない か」と持ちかけ、断られると支払いを拒んだ 。

警視庁の任意の事情聴取では「リードを外 していないし、かみついてもいない」と容疑 を否認し続けた被告。4月に逮捕されたが、 捜査段階から公判が始まる直前まで全面否認 を続けたため、保釈の請求も却下され続けた という。

一方、弁護側の被告人質問では全く様相の 異なる「ストーリー」が展開された。

通行人にかみついた“前科”については1度 きりだと主張。今回の事故でも、被害に遭っ た学生らが園内の同じ区域でトレーニングす るようになったことから、事故を避けるため 放す場所を変える配慮をしていたと訴え、こ う続けた。

被告「小さい広場に移ったところ、彼らが ついてきたんです。『あっちで運動していた んじゃないの』と尋ねたところ、『どこで運 動しようとこちらの勝手だ』と言われ、こち らの放し飼いを注意されました」

弁護人「どう返答したのですか」

被告「もっともだと思った。ただ、ドッグ ランではボール遊びが禁止されているのでそ の事情を説明し、人がいない時間に利用させ てほしいとお願いしたところ、彼らのトレー ニングと時間をずらして使うことを認めてく れたんです」

しかし、被害者が「約束」を守らず、再び トレーニングの開始時間が重なるようになっ ていったという。「こちらのルール違反で文 句は言えないので、彼らが来た時点で犬にひ もをつけ、立ち去っていた」という被告。事 故の当日も被害者らの姿を認め、ドーベルマ ンに引き綱をつけて帰り支度をしている途中 で事故が起きたと主張した。

治療費の請求を拒んだ理由についても、よ どみなくこう説明していった。

被告「被害者の兄という人から電話が来て 、開口一番に『僕は法律を勉強している』と 。『慰謝料』という言葉も出て、怖くなった んです」

弁護人「事情聴取を受ける以前に、近所の 警察署にも相談に行っていますね」

被告「警察の人も『ちょっとおかしいね』 と言っていました。被害者から『迷惑だから 来なくていい』と言われ、住所も学校も教え てもらえなかったので」

さらに、否認を続けた事情を問われると、 被告はハンカチで顔を押さえ、涙声で訴えた 。

被告「担当の検察官に、『ドーベルマンが けがをさせているんですよ?』と強く迫られ 、殺処分か没収にすると言われたんです!」

弁護人「容疑を認めれば犬が殺されると思 った?」

被告「それで、否認すると決めてしまいま した…」

被告は自分が子供が産めない体だと説明し た上で、ドーベルマンを「子供と同じ存在」 と強調した。

被告は検察側の被告人質問でも落ち着いた 様子で対応していった。男性検察官は被害者 との詳細なやり取りについて尋ね、被告の主 張の矛盾を突こうとするが、焦りからか質問 が空回りする場面も。「そんなことを答えさ せて何の意味があるの?」と裁判官にとがめ られるなど、効果的な追及をできないまま質 問を終えた。

11日の論告で、検察側は「公判を前に証 拠開示を受け、否認ができなくなったために 反論できる範囲で主張を変えた。真摯な反省 がない」として懲役8月を求刑。弁護側は「 起訴内容を認められなかった事情について配 慮してほしい」として寛大な判決を求め、結 審した。判決は19日に言い渡される。

初公判、論告求刑公判ともに傍聴を続けた 被害学生は取材に対し、「冒頭で起訴内容を 大筋で認めたので、反省したのかと思った。 話が嘘だらけで、あきれて途中からメモを取 るのをやめた」と憤りをあらわに。現在も代 々木公園でトレーニングを続けているが、い まだにドッグランの区域外で放された犬を見 かけるといい、真面目な顔でこう訴えた。

「誰もが犬好きだと思わないでほしい」 」

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