Diller + ScofidioコミュのBlur Buildingは建築か、インスタレーションか

はじめまして。
Blur Buildingは建築か、アートのインスタレーションか？
と問われたら、アートの手法を用いているけど、
アートではないと思います。
この作品は、スイスのエクシビジョン（2002年）のための
プロジェクトで、ジュネーブの湖の上に建てられ、
数ヶ月間だけで解体される、というものでした。

中に人が入れるので、確かに建物です。表面が水と空気で出来ていて、
変幻自在な形をしています。
でも建築物としては命が短く、数ヶ月で解体され、
後は写真やビデオなどの記録しか残りません。

霧の雲を作ったらアートか？と考えると、コンセプトがやや
単純で面白みに欠けると思うし・・・（しかも湖の上）

皆さんはどのようにお考えですか？ご意見を伺いたいです。

コメント(2)

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[1] mixiユーザー 02月04日 13:18

初めまして管理人のそです。

個人的な意見ですが、僕は完全に建築だと思っています。
このプロジェクトで言えばtemporary architectureとでも言えばいいのかもしれませんね。

彼らがどんなメタファーであれ、コンセプトであれ
いわゆるアートインスタレーション的な手法を建築として
用いても結局、最終的に形にしている（この場合は決まりきった形がないけども）ものは建築であると思うからです。

ただ同時に僕が思うのは彼らにとっては建築だとかアートという枠組みは意味をなさないと思っているのではないかと思います。むしろそれを凌駕するようなものを作りたいと思っているような、、

僕もみなさんの意見が聞きたいです。

[2] mixiユーザー 02月04日 22:27

そ　さんはじめまして。コメントをありがとうございました。

＞彼らにとっては建築だとかアートという枠組みは意味をなさないと
＞思っているのではないかと思います。むしろそれを凌駕するような
＞ものを作りたいと思っているような、、

そうなのです。「建築かアートか？」という問題が実は
意地悪とんち問題なのでして・・・答えはどちらとも言えない、
両方のジャンルにまたがった作品なのかも、と思います。

temporary architectureというのは考えつきませんでした。
参考になりました。

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