『変珍齋日乗』（越路吹雪）ｗ。コミュの『【とくべつな】かんけい』（2009年01月31日）。

■キヤノン工事脱税疑惑で聴取

このような「財界がらみの疑惑」が報じられると、何故か『企業は悪くない』論が涌くのだがｗ。

如何にも『この国らしい』と苦笑せざるを得ない。確かに今回キヤノンは直接絡んでないが
疑惑の渦中にある「コンサルト会社の経営者」は、キヤノン首脳と【入魂の仲】！記事にある。

「…社長は実兄が御手洗冨士夫キヤノン会長と高校の同級生で、自らも同窓」（以上引用）。

この国が「同郷の誼」とやらに『とことん甘い体質』なのは、誰もが日々感じるはず（苦笑）。
しかも、今回は『両者の郷里』が舞台の企業誘致問題…言わば【故郷に錦を飾る】構図だ！
皮肉なことに此処で「派遣斬り」騒動『率先して演出してみせた』キヤノン経営陣は、見事に

【故郷に泥を塗った】訳だが（失笑）。『舞台設定』そのものに【泥まみれ】の疑いがあるのは

「特捜部は、鹿島などが、キヤノン発注工事の業者選定に力を持つとされる社長に、受注の
見返りに裏金を渡したとみて解明を進めている…」（以上引用・実名は筆者削除）事実から
考慮すれば良いだろう－『利益生まぬ分野に資金を投じない』のは【企業論理】の初歩だｗ！

「ブローカーが暗躍する」のは『リターンを期待する企業』の側が【利益供与を図る】からだ。

そして、そんな「ブローカーを生む」のは『企業経営者』側に【浪花節的な古い体質】が存在
するからである…。もう一方の側で「情け容赦なく人員解雇する」グローバリズム的な冷徹さ
を隠さない経営者が、殊『我が身』に関する部分のみに【温情をフルに発揮する】二面性…。

卑しくも『日本経団連会長』を務める者としては【御都合主義も甚だしい】のではないのか？

今朝のスポーツ各紙は「日本人力士の大麻騒動」を一面トップで報じてたが、この問題でも
「この国の二面性」が伺える－『外国人力士解雇』の時点で「噂として指摘されていた」点が

『事実であると【実証された】から』だ！この間の【タイムラグ】に、どんな意味があったのか？

自称『国技』に相応しい（嫌味）【対処療法】であると苦言を呈すが、少なくともこの問題では、
『相撲協会理事長』は引責辞任している。「李下に冠を正さず」という格言のあるこの国－さて
今回『公私混同』を暴かれた側は－まさか【知らぬ顔の半兵衛】決め込むつもりなのかぁｗ？

…「そんな『無責任』経営者」に解雇された『派遣社員』は、この騒動に【どう反応】するのか。