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『変珍齋日乗』(越路吹雪)w。コミュの『【アルフレッド】にささぐ』(2008年12月10日)。

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■益川さん、空襲体験で涙ぐむ


「ノーベル賞の原資」が、かの『アルフレッド・ノーベルの遺産』であるのは余りにも有名だが。

生涯独身を貫いた彼は「建設工事用に」開発したダイナマイトが【兵器に転用された】現実を
深く哀しみ憤った…なる説もある。結局、「親類縁者が誰も看取ることなく」彼は没したのだが

そんな親戚が『彼の莫大な遺産』を巡り【骨肉の争い】をしたとも−人間の【業】を見る思い。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB#.E9.81.BA.E7.94.A3


そのノーベル賞の記念講演を、益川『奇人』敏英・京産大教授(失敬)は【母国語で】語った。

かの「川端康成」氏以来『40年ぶりの椿事』という。終えた後「(英語で)話せるに越したこと
はない…」などと、如何にも彼らしい『お茶目なコメント』を残したが−途中に自分の幼少時
の『空襲体験』インサートさせるあたりに、単なる人を喰うオッサン【だけでない硬骨】を見た。


『益川敏英』

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%8A%E5%B7%9D%E6%95%8F%E8%8B%B1#.E5.85.AC.E7.9A.84.E6.B4.BB.E5.8B.95

受賞の際の報道には「ほとんど取り上げられなかった」はずだが、彼は『九条科学者の会』
結成に際しての【呼び掛け人】である−これが(「1945年8月ポツダム宣言」ではないが)
一部報道から【黙殺されてしまった】のは−そこに脚光が当たると『不都合が生じる勢力』が
存在してたからではと【邪推】するが…だからメディアは【奇人の部分】ばかり強調したっ!

その『偏屈キャラ』逆手に取って「自らの戦争体験」述べたのは−案外『ノーベルの苦渋』に
共感を覚えたからかも知れぬ、そして。『自らも【彼の苦渋を背負う】宣言』のようにも映る。


彼が述べた「不発焼夷弾」とは…たぶん米軍が当時多用した『E46集束焼夷弾』ではないか。

『E46集束焼夷弾』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%BC%E5%A4%B7%E5%BC%BE#.E9.9B.86.E6.9D.9F.E7.84.BC.E5.A4.B7.E5.BC.BEE46

「モロトフのパン籠」なる異名で呼ばれたこの爆弾、現代風呼称だと【クラスター焼夷弾】だ…
この「E46の成功」から、後に『親爆弾から拡散する』クラスター形式の爆弾が続々生まれた。

彼の記念講演が「憲法九条の再アピール」のみならず【クラスター爆弾の残虐性】部分まで
想定して語られたものとすれば−これは『ダイナマイトの父』ノーベルに対する挽歌でも…。


そんな「意味」など一切無視して(!)『日本語』で語ったこと【のみ】を強調したメディアがw。


【産経抄】12月10日
2008.12.10 02:21
http://sankei.jp.msn.com/life/education/081210/edc0812100223003-n1.htm

「 テレビのワイドショーを見ていると、ノーベル賞の受賞記念講演は、物理学賞を受賞した益川敏英さんだけがスピーチしたような騒ぎぶりだった。ユニークな言動と人柄が人気を呼んでいるのだろうが、反骨精神もなかなかのものだ。

 ▼講演冒頭で「アイ・キャント・スピーク・イングリッシュ(私は英語がしゃべれません)」とやって、後は日本語で通した。ノーベル賞受賞者の日本語での講演は、作家の川端康成さん以来、40年ぶりだそうで、英語嫌いに快哉(かいさい)を叫ばせた。

 ▼「英語なんてしゃべれなくてもノーベル賞はとれる」と居酒屋でおだを上げたお父さんは全国で何万人いたことだろう。家に帰ると「じゃあ、あんた何か特技はあるの」と家人にやりこめられたかもしれないが。

 ▼残念ながらみんなが、益川さんのようになれるわけではない。インターネットの普及で、英語はますます世界語になった。外資系でなくても、社内で英語が飛び交う職場が増え、NHKもアニメの犬まで使って英会話教材を売ろうとする時代だ。

 ▼今夏、小欄でも紹介した水村美苗さんの『日本語が亡びるとき−英語の世紀の中で』が単行本になったので読み返してみた。英語が普遍語になった今、「英語以外の〈国語〉は『文学の終わり』を迎える可能性が本当に出てきた」と刺激的だ。

 ▼では、日本語が生きのびるにはどうすればいいのか。水村さんは、英語で世界に発信できるエリートを育てるとともに、「日本人は何よりもまず日本語ができるようになるべきである」との大前提を学校教育の場で徹底させよ、と主張している。まったく同感だ。政治や経済だけでなく、日本語もかつてない危機にさらされていることをわれわれは自覚せねばなるまい」。


益川氏の『反骨心』を、都合の良い所だけ【つまみ喰い】した【木を見て森を見ない】文章かと
(まぁ、この社の【この手の短絡的主張】など【今に始まったコト】じゃないのだけれどww)!


真に遺憾だが、日本語を『かつてない危機』に晒してるのは−こんな【曲解】の部分では!?

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