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BDについてもっと知りたい!コミュの第7回BD研究会実施報告

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日時:2006年9月10日 日曜日 午後1時〜5時

場所:新宿区・東京日仏学院 108号室

参加者:abeilleさん、cu39 さん、kigalisoupe さん、takatakata さん、カズキさん、ショードヴァル、粋狂さん、椿屋さん、のりおさん、りんちゃんさん(計10名、アルファベット順、続いて五十音順)

概要:
13:00〜
雑談をしながら、持ち寄ったBDに目を通したり。Kigalisoupe さんが持ってきてくださったエンキ・ビラルの「モンスターの眠り4部作」第2巻『32 Décembre(12月32日)』、第3巻『Rendez-vous à Paris (パリでのランデヴー)』(http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=6608323&comm_id=424387)とか、cu39 さんと椿屋さんがそれぞれ持ってきてくださったRodolphe Töpffer(ロドルフ・テュプファー[トップフェール])の作品集とか。今回は顔見知りばかりのBD研究会だったので、特に自己紹介もせず、近況報告をしました。cu39 さんによる『タンタン』関連の話題など。

15:00〜
椿屋さんによる広島国際アニメーションフェスティバル(8月24日〜28日)の報告。George Schwizgebel(ジョルジュ・シュヴィツゲベル)というスイスのアニメーション作家による作品(「破滅への歩み」と「ジグザグ」)の鑑賞。この内、「ジグザグ」という作品が、テュプファー(トップフェール)へのオマージュ作品だそうです。人間を含めた生き物や物体が次々と姿を変転させていくメタモルフォーシス(変身譚)という感じで、非常に面白かったです。画面が次々と切り替って行くのが気持ちいい! ちなみに先日スイスコミック・アート展のワークショップで講師を務められたトーマス・オットさん(http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=8794328&comm_id=424387)にもアニメーション作品があるとか。さらにタルディ作の『Les Aventures Extraordinaires d’Adèle Blanc-Sec(アデル・ブラン=セックの驚くべき冒険)』(http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=4972286&comm_id=424387)に対するオマージュ・アニメ(?)「アデルを探して」なるものもあるとか…

15:50〜
Kigalisoupe さんによるパリ旅行記。パリのBDショップ「アルバム」やBD古書店「ラッカム」の様子や、1947年(でしたっけ?)刊のカラー刷り「タンタン」を掲載した雑誌『タンタン』(ややこしいな…)探索行、バイユーのタピスリーを展示した博物館への訪問などを中心にフランス滞在時のお土産話を聞かせていただきました。前々回のBD研究会の時に takatakata さんが教えてくださった『フィガロ』紙の土曜版のおまけ企画『タンンタン』のミニアルバムとアニメDVDの実物も見せてもらいました。夏休みの企画で現在までで7作品出てるんでしたっけ? ミニアルバムは通常のアルバムの半分くらいの大きさですが、実際に読んでみるとそれほど読みにくいということはないとのこと。DVDは正味20分ほどで、その後皆で鑑賞しました。僕は初めて『タンタン』のアニメを見たのですが、タンタン少年、意外と大人なんですね… 『フィガロ』土曜版にはテレビ・ガイドがついているそうで、その中に『ラッキー・ルーク』が掲載されていることも教えていただきました。新作かどうかわかりませんが、息の長い作品ですね。滞仏中の収穫として、Dufaux(デュフー)原作、Delaby(ドゥラビー)作画の『Murena(ムレナ)』という作品も紹介していただきました。あとは、東京が舞台の珍品(?)として、Jarry(ジャリ)原作、Djef(ジェフ?)作画の『Tokyo Ghost』という作品も。

17:00〜
終了。片付け。

コメント(4)

ショードヴァルさん、毎回の取り仕切り、ありがとうございます。
また、発表いただいた椿屋さん、kigalisoupe さん、ありがとうございました。
わたしは実家が広島(と言っても、少し離れた呉市というところですが)なので、
2年後のアニメーションフェスティバルには、何とか都合をつけて参加したいなぁ、
と思いました。
また、バイユーのタペストリーについては、寡聞にしてまったく知りませんでした
ので、大変おもしろく拝聴させていただきました。
時間の研究会も楽しみにしています。
カズキさん、昨日はおつかれさまでしたー。2次回もかなり盛りあがってましたね。生産的な意見がいろいろ出て毎回楽しみです。次回以降もよろしくお願いします。
お疲れさまでした。
タペストリーの話、とても面白かったです。
よその国の歴史の話なのでまったく知らなかったのですが、中心部で話が折り返すあたり、どうやってあのタペストリーと使って解説していたのか考えると面白いですね。
George Schwizgebelのアニメーションも、ガラス絵のようなタッチのものがイメージをかえていくのが素敵でした。
abeilleさん、そうなんですね。
Schwizgebelの手法はそのまんま
ガラス絵の可能性があります。
ヨーロッパで多い油絵タッチの
アニメーションは、代表格の
ペトロフを初めとしてけっこう
ガラス絵を用いた作品が多いようです。
ペトロフなんかは指を使って
絵の具が乾かないうちにあの細密な絵を
変えてコマ撮りをしていくそうですから、
Schwizgebelのようなプリミティブな絵は
よりその技法にあっているのでは
ないでしょうか。あいにく
DVDにはその辺の解説が全く
入ってないので、今度アニメ学科の
先生たちや小野さんに確認してみます。

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