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必殺シリーズ賞味期限なしコミュの【第2弾】必殺仕置人

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1973年4月21日−10月13日 全26回

■キャスト
念仏の鉄…山崎努
棺桶の錠…沖雅也
中村主水…藤田まこと
おきん…野川由美子
半次…津坂国章

中村せん…菅井きん
中村りつ…白木万理

天神の小六…高松英郎

コメント(14)

●必殺シリーズのその後を決定づけた記念碑的作品。
●中村主水、初登場。
●前作「仕掛人」が暗殺を生業とする「職業」だったのに対し、今作は合議制の「アルバイト」感覚が強い。
●鉄はいつも金に困っているw
私は必殺ファンとして、始祖である仕掛人、仕置人に「特別な思い」があまりない一人なんですがw

必殺だけじゃあなく、ウルトラマンも「タロウ、レオ」、仮面ライダーも「ストロンガー、スカイライダー」が私にとっての「神」なんですよね。

「初めて意識して見た作品」が印象が強い。

これは誰でも一緒だと思うんです。だから、初めてリアルタイムで仕置人を見た人間と、ある程度、後継作を見てそこから仕置人を見た人間では、やはり温度差はあるのではないか?

仕置人は傑作!なんてコメントを見るたび疑問に思うのですが、穴の有りすぎな脚本・演出面から見ても仕留人、仕置屋の方が格段に上だと感じますねぇ………

あ、あくまでも持論ですよw

必殺自体がまだまだ手探りだったってことも勿論判ってますからね
( ̄ー ̄)
>てつざさいけさん

私も全く同意見です。

>「初めて意識して見た作品」が印象が強い。

自分語りになって恐縮なのですが・・・リアルで「仕事人シリーズ」を観始めて必殺シリーズにはまり、再放送(土曜3時枠)で初めて観た前期作品が仕置屋、そしてその流れでの仕業人でした。
仕置人はその後(平日月〜金4時枠)になってから観た作品なので、やはり違和感や古臭さ(!)を感じてしまいました。

また似たようなニュアンスで、必殺ファンのコンセンサスのようになっている「新仕置人=最高傑作論」もどうも眉唾というか・・・新仕置人という作品自体は好きなのですが、「聖典」のような扱いになっている「最高傑作論」とはどうも相容れないものをずっと感じてきました。
新仕置人の面白さは「異端の傑作」だからであって、全てを代表した「最高傑作」と呼ぶには満たしていない条件が多いのではないかというのが個人的な意見です。
> てつざさいけさん
大変嬉しいご意見です。
ここはある程度好きなこと言っても許して貰えますよね(笑)


仰る通り、穴だらけだと思います。
だけど所詮作り話!
それを越える『何か!』があればいいと思います。
あの五人+一人のパワーに理屈抜きに楽しませて貰ってます。※もちろん今もDVDで…わーい(嬉しい顔)
ナラクハジメさん>

新仕置は私も同じ意見で、冷静に各作品を見比べる事が出来る現在の状況で視聴すると、逆にアラを見つけやすいんですよね。

私自身、長い間「新仕置は最高傑作だ!」と触れ回って来ましたが、実際の所、新仕置人の面白さって「テレビ的にアレンジされた作劇手法」にあると思い行き当たりました。

テレビ媒体を借りる以上、老若男女が面白い!と思う作品作りが成される中、見た人数(所謂、視聴率)ではなく、心に残った作品こそが「最高傑作」なんでしょうね。


ファルコンズ77さん>

勿論、仕置人はあのくせ者達がいないと成り立ちませんよw

脚本・演出の弱さをキャラが引っ張るのもアリですよね。
奇しくも、仕置、新仕置どちらも中盤以降の中弛みを救っているのは、個性強烈なメインキャラ達ですからね。
「仕置人」「新仕置人」ともに、つきつめると
「念仏の鉄」という人物に思い入れがあるかどうかで
評価がわかれるんでしょうね。

必殺シリーズ中でおそらく人気を二分しているのが
念仏の鉄と中村主水の二大キャラクターでしょう。
わずかに鉄のほうが人気は勝ってるかな?
二人同時に出演しているときは主役は鉄ですしね。

仕置人シリーズはわずかニ作しか作られていないのに対し、
主水シリーズは十作以上に渡っています。

仕置人シリーズの少なさについては、
山崎努氏が基本的に同じ役を複数回演じないというのが
理由としてすぐに思い浮かびますね。

主水シリーズの連作ぶりについては、
主水のキャラクターが、仕置人時代の「ヘソを曲げたエリート」から
「現代サラリーマン像の投影」へとシフトしていったことで、
より大衆に受け入れられるようになったからでしょうね。
これは、主水を気に入っていた山内Pの読みがズバリ当たったと思います。

鉄の人気が高い理由。それは彼が根っからのアウトローであり、
男にとってひとつの究極の理想像だからに他なりません。
「あんな風に生きたい」という憧れの対象なんですね。
(仕置人時代の主水がまさにそうでしたね)

でも視聴者は、反面「逆立ちしてもあんな風には生きられない」ことをも
知ってしまってる。
だけど、主水のようになら生きられるかもしれない。
いや、本当は主水のような生き方だって相当難しいんですけどね(笑
それでも、主な視聴者層だった中年サラリーマンにとって
よりお手本にしやすい身近な存在は主水だった……ということなんでしょう。

最後に、個人的な好みの話を。
「ゴルゴ13」などがとても好きなので、
プロフェッショナルのストイックさとか厳しさにシビれるんですね。
そういう目でみると、「反逆児」ではあっても「プロ」ではない仕置人は
もうひとつ自分の中に響いてこなかったりします。
必殺シリーズだの殺し屋の世界だのといった枠を取っ払えば、
ひとつのドラマとして最高峰のクオリティを誇る作品なのは間違いないです。
だからといって、それ以降のシリーズが質が劣るとも思いませんし、
上記のような好みから「仕置屋稼業」「仕業人」の連作や「商売人」のほうが
ぼくはグッとくるんですね。

でも、「仕置人」の作品世界に思い入れる人の気持ちもすごくわかります。
あのメンバーの関係って他の作品にはない独特のものですからね。
あれが好きな人にとっては、堪らなく居心地のいい空間だと思います。
そんなファンから見たら、むしろ仕置屋以降の主水のほうが
「あれあれ、なんでそうなるの……?」って歯がゆく感じることでしょうね……。
主要キャラの立ち位置としては全員横一線ということで、仕事人3以降の「仕事人シリーズ」のお手本というべきフォーマットですよね。

時には「しっかりしろい!」パターンもありましたし、結局は良いところも悪いところも後継作に踏襲はしているのです。

ただ、主水のキャラがかなり現在と違うイメージなのも、後追いファンとしては正直、驚いた部分ではあります。

あまり殺しをしない、どちらかといえば頭脳勝負。
だから、画面上では「剣豪」という感じではなく、「多少、ヤットウの強いちょいワル同心」みたいな印象ですよね。

甘いものが大好きで、酒は飲まない。

とりあえず、悪いことは許せない。

後継作で「晴らせぬ怨みを晴らす【正義の】仕事人」って言われて、ドーン!って居座っている主水さんとはまるで違う小市民なワルだったんですよねぇw
仕置人時代の主水は、とにかく鉄大好きなんですよね(笑
視聴者同様、主水もああいうアナーキストな生き方に憧れてる。
鉄の世界に近づきたいと思って、一生懸命アウトローぶってる。
でも根がマジメなのか自分の限界を悟ってるのか、奉行所を辞められない。
後年になると「どう言われようと意地でも辞めない」まで開き直りますけど、
仕置人の時点では、やはり「辞めない」じゃなくて「辞められない」だと思う。

その主水が思い詰めて……そして思い切ったのが最終回の旅装束だったんですよね。
ですが、主水が受けた仕打ちはあの通り。
このとき主水は「鉄に男としての器を見切られた」と感じたんだと思う。

実際には鉄は主水に対してではなく、皆に向けて小銭のイカサマをしているし、
主水も別に「ついて来るな」とは言われてないんだけど、
主水自身はおそらくそういう風に受け取れなかった。

仕留人を始めた理由は、鉄への意地だと思えてならないです。
そうでなければ、鉄も錠もいないのにチームを結成することの説明がつかない。
アイツがいないところでもやっていける……そう証明したかったんじゃないか。
それができたとき、やっとアイツと肩を並べることができる……
そんな意識が根底にあったように感じられます。

でも、生まれついての根無し草で、仕置人以後もそのまんま生きてきたであろう鉄と
同じ生き方はやはり主水にはできない。
その本質のマジメさ故、気づけば鉄も想像し得ないような地獄を歩むことになり……
新仕置人で再会したときは肩を並べるどころか、
とっくの昔にすれ違ってしまっていたというのは、なんとも皮肉ですね
ここでは仕置人、旗色悪いなあ(笑)。

仕掛人中盤から見ていたリアル世代です。仕置人は最初から見ました。それだけに思い入れは強いものがありますね。中学生のガキにとって、念仏の鉄のキャラは強烈過ぎました(笑)。

プロフェッショナルとしての仕掛人(池波先生の原作付き)に対して、やたら強いが素人集団が力任せに仕置をしていく。ここらへんで、原作を越えたオリジナリティを出したかったのか。まかりまちがえると、ええかっこしいに陥ってしまう部分をうまく処理している。

オープニングナレーションの原案は「俺が裁いて仕置する」であったと聞いています。許せぬ悪に対して真剣に怒りをぶつける。誰も「金だけでいいんだ」なんて言わない。

その後のシリーズを見た眼で後追いで見ると、確かに脚本はバグだらけだし、つまらん作品(それでもキャラの面白さで強引に見せてしまう)もかなりあります。個人的な怒りのままに仕置をしていく部分に違和感を覚える方もいるんだと思います。

だた、それを含めた上で、わしの原点になっている作品なんですね。




ここでの主水はむしろ侍から離れてアウトローに生きたがっている。仕置屋「業苦」とか仕業人「結果」のように侍としての業みたいなものにからめとられていくのは、これよりずっと後のことです。
少し前に、mixiとは別の場で鉄っつぁんと主水さんについての話題で取りとめもなく話してたのですが。

その時の話で印象に残ったのが、
「鉄は何時から『主水』と呼ばなくなった?」という話でした。

で、『新仕置人』からだ、という答えが出て。
それが寂しいよね、という結論にも至りました。

此処で、鉄っつぁんと主水さんのすれ違いぶりについて話されてるのを読んで、
見事に符号していてるのがまた寂しくなりました^^;



『最高傑作』の話ですが…結局、人それぞれなんですよね。
それを言っちゃあお終ぇよ、な訳ですが。
私の場合は、観てる瞬間は観てるその作品が『最高』になっちゃいます(苦笑)

『仕置人』は確かに穴だらけです。
ぶっちゃけ今年散々言われてた某作とどっちが穴だらけかわかんないとも思います(笑)でもその無茶苦茶さも吹っ飛ばすパワーがあると思うんです。




話がズレますが音楽でも、丁寧にまとまったメジャーバンドより、
粗削りでも手探りでがむしゃらに活動してるインディーズ時代が良いという事もあります。
仕置人はそんな感じなのかもしれません…。
リアルタイムに録画ができた(ビデオがあった)時代と、考えもしなかった時代ってのの差ってあると思うのですが。
細かいことにとらわれず、自分の好きなようなドラマ作りをする。
いい意味で「少しくらい理屈が合わなくても、その方が面白いじゃないか。」だったのか、作り手自身が“矛盾”に気が付かなかったのか、それはわかりませんが…。
実際新仕置人あたりまで必殺を録画するなんて考えも及びませんでしたから。
「あれ?」ってとこがあっても次に再放送してくれるまで確認のしようがありませんでした(笑)
逆にそんな時代だったからこそ、真剣に観てたのかなって思います。
【第5話 仏の首にナワかけろ】

んにゃあ………
イモ安、アブノーマルぅ………w

実際、このような「衝動的・病的行動」を描写できなくなった(したくても)のが、昨今のドラマの質性衰退に繋がっているいるのでしょうなぁ………。

本当の悪ってのは、人間の「心の闇」である、みたいなことを如実に表しているような一本ですね。

改めて見ると「仕置人」には、メタ的あるいはサイコな悪のなんと多いことか。

こりゃあ「ワルの上を行くワル」にならなきゃいけないのが良く分かるような気がする。

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