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ぐるなBBコミュの十割そば会(そば・福島県他)

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福島県は郡山市の会社が手掛ける、十割そばのチェーン店。
福島県をはじめとした東北および新潟に店舗を構え、つなぎを用いないそば粉と水だけの十(じゅう)割そばを提供する。
大盛無料、丼物や定食にも力を入れており、安価で多量、味も本格派という嬉しい内容となっている。

宮城県には富谷、大野田、吉成、泉中央にあり、写真は大野田店。
スーパーの敷地内に併設されており、駐車場は多数、割引券を添えたチラシをよく配布しており、混雑・行列は必須である。
先に述べたそばに丼物を添えたセットメニューの他、季節限定のメニュー、さらには単品のそばや丼物、一品料理メニューも豊富に取り揃えている。

店内はテーブル4人席が12卓ほど、小上がり6席が2卓、カウンターが6席と、ファミレス並の広さを誇る。
卓上には調味料として塩、唐辛子の他、たまごかけ用醤油、削りたてかつお節醤油、さらには蕎麦湯も常備されている。

コメント(13)

がっつり!まかない十割そばセット
もりそば大盛、穴子一本丼

90点

そばと多目の丼のお得セットメニュー。
そばはもりそばを花そばにも変えられ、大盛は無料。
丼物は4種類から選べるが、揚げ物系が多い印象。
もりそば大盛と穴子一本丼を選択。

そばは細くツルツルとした口当たり、香りは優しく爽やか、しっかり冷たく、そばが束となれば弾む様な弾力も。
つゆは鰹節のダシがしっかり効いており、塩味は控えめながら優しいそばとマッチ。
濃い目が好きな方は、卓上の「削りたて鰹節醤油」をほんのり加えると味も風味もパンチが増す。
薬味としては小口長葱とわさびのオーソドックスさ。
そばの甘味を引き出し、さらには卓上の塩や七味と一緒でも良いだろう。
そばは大盛でも、一般男性で丁度良い量だろう。

穴子一本丼は竹筒の器に米を敷き、甘めのタレを注いだ後に穴子の天ぷらをドンッとのせる。
衣は細かく荒く、穴子は身を締まらせながらも、ふっくらとした弾力と淡白な旨味を感じる。
食べやすい様にスプーンを備えられ、タレの甘味やコクに塩味を纏った穴子と米を一気に頬張れば、気持ちは有頂天。
薬味のわさびや唐辛子を添えても味が締まるし、タレが物足りなければ先の「削りたて鰹節醤油」を僅かに垂らしても良い。

これで800円台。
お得感ハンパない。
茶まんじゅうの天ぷら
85点

会津柳津名物、小池菓子舗の品だそうだが、福島県では饅頭を天ぷらしたメニューをよく見かける。
セットメニューと一緒に提供してもらい、平らげた後に手に取ったが、それでもまだまだ揚げたてのアツアツ。
細かく粗い衣は穴子同様、ザクザクと割れば薄く剥がれ、茶まんじゅうはしっとりずっしりとした漉餡をたっぷり詰め込んでいる。
ほんのり塩気や香ばしさ、そして小気味好い食感と熱を帯び、懐かしさ香るスッキリとしたあんこの甘さ、まんじゅう全体のほっくりとした口当たりが、異質で何とも言えない。
大ぶりのため、食後のデザートとして満足できる。
麓上舞茸と鷄ねぎつけそば(大盛)
95点

秋メニューのひとつを大盛で頂く。
「麓上舞茸」という宮城県は大和町で手厚く栽培された舞茸をふんだんに使い、鶏肉や長葱と共につけつゆとして注がれる。
つゆは温かく、カエシは甘めもつけつゆという事で塩気がやや濃いめとなるが、鶏肉の脂がじんわりと溶け出して甘味が増し、舞茸独特の高い香りと甘味も溶け込んでいるかの様なまろやかで上質な味わい。
舞茸は大振りでシャキシャキのぐにぐにという力強い食べ応え、香りも風味も良くつけつゆとの相性も絶妙。
鶏肉は小ぶりでやや固めだが、肉感と甘めのつゆとの味わいが何とも食欲をそそり、葱のシャッキリとしながら浸されて徐々にくたくたとしてくる点も面白く心地良い。

そばは細めで風味よりも小気味良さや喉越し重視、前回はもりにてそばつゆで頂いたが、温かいつゆの方が若干膨らみ、より口の中に入り込み易く、もちっとした食感や喉越しも良くなる。
卓上には塩と七味だけだが、甘辛いつゆに七味が合わないわけもなく、刺激的な辛味が甘めのつゆとの帳尻を合わせ、より締まった味わいでさらに食欲が湧くのである。
とり天半熟たまご丼(単品)
95点

店長イチオシとの言葉を間に受け、注文。
もりそばとのセットであればかなりリーズナブルに頂けるのだが、今回は上記の鶏ねぎつけそばを注文したため、単品(300円強)で。

並程度の丼にごはん、そしてとり天、半熟たまごがのせられたネーミング通りの丼。
ごはんにはカエシ様の甘味の強い甘辛タレが回しかけられ、とり天は衣も粗くカラッと揚げられている。
ザクリととり天を噛み切ると、中からしっとりとした胸肉が現れ、そのムチッとした歯触り歯応え、衣の粗さと香ばしさ、それを堪能しながらタレを纏ったごはんを口に運ぶまで、手が勝手に動く様。
そして半熟たまごは白身ぷるぷる黄身は生そのもの、割って溢れ出た黄身や白身と絡めて、まろやかな口当たりとコクが、まるで親子丼に変化・進化していく様である。
卓上の七味を振りかけて辛味を追加したそれは一層食欲を掻き立て、さらにさらに一緒に注文した『鶏ねぎつけそば』のつけつゆを少しかけたりなんかすれば、茶漬けや雑炊ならぬ絶品鶏汁飯の完成である。

様々な変化を遂げる自由性、もりそば以外のセットメニューを期待したい。
名物とり天のり弁当
95点

“もりそばと名物とり天のり弁当”というゴールデンセットになっているメニューを注文。
名物とり天が自作のり弁当の上に豪快に2本のっている。
カリカリの衣を厚めに纏い、中には水晶鶏の様に肉厚ながら柔らかくしっとりとした鶏胸肉が眠り、噛めばざくむち、薄く染み込んだカエシの甘い香りと鶏肉のサッパリとした味わいが交差する。
松前漬けは粘り気が少な目なものの、昆布や人参の明瞭な歯応えと漬かった塩加減が食欲を唆る。
山菜盛りはクタリとしながらシャクシャクとした小気味良い噛み応え、青味や苦味が箸休めに丁度良い。
温泉玉子は白身ぷるぷるで卵黄は濃厚なコクとまったり具合をみせ、その下には刻まれた海苔、そして醤油がしっかり染み込んだおかかがたっぷり、金胡麻も無数に散らばり香ばしい。
どこを食べても満足する味わいしか見当たらないが、とり天は味が薄めであるため、卓上の「削りたて醤油」や唐辛子でインパクトを与えると良いだろう。
辛つけそば 3辛 大盛
80点

辛味を前面に押し出したつけそば。
つけだれには唐辛子と共に金胡麻が散らされ、具材としては長葱と鶏肉が漬け込まれる。
そばは細めでやや乾き目、表面ふんわりで歯応えぷっつり、温かなつけだれに浸すと湿りと温度でほんのりむっちりとした食感となる。
1辛のレベルが分からないが、3辛は匂いも強烈で一気に啜ると咳き込むレベル、そばつゆの鰹だしの香りもあるのだろうが、とにかく辛味しか感じ得ない。
ぷりぷりの鶏肉の脂や身から甘味と風味も染み出し、しなやかな葱から爽やかさも香るが、やはりグァーッと辛さが押し寄せ、唇から舌から刺激していく。
終盤はつけだれの温度も下がり、辛味も抑えられて個人的には食べやすくなるが、序盤の辛味は耐性が低い者にはなかなか強烈であるため、3辛は避けた方が良いだろう。
みそヒレかつ丼
100点

“スペシャル十割そばセット”の丼物として選択できるスペシャル丼の一つ。
「会津名物」と銘打ち、ヒレかつ3切れに田楽みそダレをたっぷりとかけ、白髪葱を添えた丼物。
ヒレかつは薄めの衣でサクサク、肉質は弾力を誇りながら柔らかく、むちむちジュワリと上品かつ官能的な歯応え。
みそダレはドロドロと重く何物も染めていく様で、艶かしい舌触りから超濃厚な甘さと、そこになんとか拮抗する様な塩辛さの絶妙バランス、そして余韻にまで影響しそうな深いコクが一気に押し寄せ、炭水化物を放り込まずにはいられないほどのパンチ力をみせる。
豚肉の甘味と共に甘めに仕上げられたヒレかつ、その付け合わせを任された白髪葱はやや太めで新鮮、じゃくじゃくと噛み締めると痛烈な辛味が迸り、口に残りそうな味わいを颯爽と相殺してくれる。
会津はソースのイメージだったが、このみそダレは非常に脅威であり、単品でも頼みたいほどである。
ソースヒレかつ丼
90点

“スペシャル十割そばセット”の丼物として選択できるスペシャル丼の一つ。
福井県などで親しまれるソースかつ丼をヒレで頂く事ができ、丼の中に白米、その上に千切りキャベツが大盛り、そしてヒレかつが3切れドドドンと。
先日の“みそかつ”の頃とは若干異なり衣はやや厚くなり、ザクザクとした歯触りに柔らかくも肉厚な豚肉の弾力がパワフル。
ソースはほんのり鰹だしを含んだゆるめのアッサリ系で、衣やキャベツにさらさらと染み渡り、軽やかな酸味と塩味の奥でコクと旨味がじんわりと。
キャベツはシャキシャキで粗めの歯応え、こってりの“みそヒレかつ丼”とは異なり、かつ丼なのにさっぱり頂ける。
個人的には卓上の“削りたて鰹節醤油”や“唐辛子”を用いて塩味や辛味のテイストを変えるのも非常に好ましく、何よりこの丼とそば大盛で1000円いかないコスパには驚愕なのである。
カレーヒレかつ丼
90点

“スペシャル十割そばセット”の丼物として選択できるスペシャル丼の一つ。
ヒレカツをカレーと一緒に頂く。
丼の中に白米、その上にヒレカツ2つと白髪葱、そしてカレーを注ぎ込まれる。
ヒレカツはサクサクの衣に半分ほどカレーが浸り、脂は少ないハズなのに齧ればざっくりジューシー、豚の甘味や旨味がじんわり広がっていく。
カレーはややゆるめながらじっくり煮込まれた様なトロトロ感で、中辛ほどの辛味と、肉や野菜が溶け込んだ様なコクと旨味を感じられる。
白髪葱の細やかな口当たりとシャキシャキの歯触り、そして爽やかな辛味は薬味としても素敵な存在感で、カレーと共に、そしてカツと共に満足させて頂ける。
カツ丼部門ではみそに次ぐ2位という印象か。
麓上舞茸天丼
85点

宮城県は大和町の特産である麓上舞茸を、天丼で頂く。
大ぶりな舞茸を2本、もしかしたら1本を柔らかめの衣で包み、白米の上にドドンとのせ、丼底まで染み込むほどタレを回しかけている。
衣はふわふわ、そして舞茸は肉厚でムチムチとした歯触り、さらに弾力のある食感、極め付けは弾ける高い香りと風味に旨味に舌鼓。
タレは甘めで塩味や辛味は控えめ、優しい味わいが舞茸の風味を邪魔せず活かしている。
香りマツタケ味シメジ、そこに舞茸も加えて欲しい。
会津さくら丼
100点

会津名物であるさくら丼をもりそばとのセットで頂く。
丼の中に白米200gほど、その上に細かく刻まれた馬肉と細切り牛蒡のしぐれ煮の様な具材がのり、中央には温泉玉子が鎮座。
やや乾き目の具材はホロホロとしながら馬肉の締まったむっちり感と牛蒡の歯応えを感じさせ、醤油が強い様な塩味とほのかな甘さ、そして牛蒡独特の風味が混ざり合う。
さらにそこに背徳的な温泉玉子、まろやかな口当たりと濃厚な黄身のコクと旨味、どう計算してもプラスにしかならない。
甘辛い味わいに合うのは唐辛子、ピリリとした刺激がまろやかさと拮抗し、旨味レベルが跳ね上がる。
丼物では首位を争う様なクオリティ。
たっぷり海老のかき揚げ
75点

春限定メニューのひとつである海老のかき揚げともりそばのセット。
かき揚げはもはや1辺5cmの立方体に近い様な高さのあるフォルムで、小海老と大海老、そして葱とが重なり絡まり合っている。
衣は荒々しくザクザクの食感、そして頬張るにも大きいため、箸で割りながら崩し、ザクザク感を堪能していく。
小海老は小さく小気味良い歯応え、そして大海老はむちっとした柔らかくも弾力のある質感で、海老独特の風味や香りをまろやかに伝達する。
葱の香味もアクセントとして良いが、海老の力に圧倒されている様で、卓上の岩塩や削りたてかつお節醤油で頂くも良し、またやや乱暴的だが蕎麦つゆ、はたまた花そばであればかけつゆに浸しても良いだろう。
春にしか食べられない一品、単品でも頂ける。

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