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ぐるなBBコミュのMona Monaモナモナ(パン・宮城県富谷他)

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宮城県で富谷成田や富沢、河原町で店舗を展開する米粉パン専門店。
パンは全て米粉を用い、もちもちとした強い弾力と粘り、ずっしりとした食べ応えが魅力。
コッペパン専門店の『Mona Koppe』を仙台ロフト内に、また富谷市成田ではロティサリーカフェも展開している。

コメント(39)

こくうま味噌ダレのチーズインメンチ
95点

厚めに切られたふわふわもちもちの食パンが、チーズを核にしたメンチカツをがっつりサンド。
かぶりつけば柔らかい歯触りから、少しずつカツのさっくりとした衣や軽い葉物に触れ、締まった肉質が歯を埋め込み、チーズの濁流を掘り当てる。
パンの優しい甘味、肉肉しい味わいや味噌の甘味、チーズの塩気や風味とが共に流れ込み、最後にマスタードの痺れる様な辛味が締めくくる。
牛タンシチューとグリル野菜のデニッシュ
85点

香ばしく焼かれてさっくりふわりとしたデニッシュ生地が、パプリカやトマトらの野菜や牛タンを煮込んだシチューを包み込む。
シチューはほとんど固形に近く、それがデミグラスソースの濃厚な香りや旨味を凝縮している。
野菜はグリルされてほんのり香ばしくしんなり、牛タンは薄すぎて本来の旨味や食感は薄れるが、純粋にシチューとデニッシュの組み合わせが黄金過ぎる訳である。
ムッシュモナモナ
95点

ふわふわ食パンがツナ、玉子サラダをサンドし、さらにとろけたチーズが溶岩の様に。
マヨネーズの尖った酸味や、チーズの爽やかな香りと風味がまず鼻を突く。
むっちりとしたパンの噛み具合から、中からツナや玉子サラダが溢れ出し、濃厚な味わいや歯を刺激する食感、そして胡椒やバジルの旨味豊かな香りでビシッと締める。
あん・デ・ショコラ
80点

チョコレートのパン生地が、チョコレートと粒餡を包む。
ローストスライスアーモンドと粉糖を表面に散らしながら、外側はややしっとりと、そしてふんわりもっちりとしたチョコレート生地がほろ苦さを放つ。
中のあんは粒餡とチョコレートを重ねる様に詰め込むが、苦味が強いチョコレートと比較的あっさりとした粒餡では、チョコレートの圧勝に終わってしまうためにあんこ独特の甘味やコクが表現されない。
チョコ好きには変わり種だが、あんこ好きは納得しないだろう。
クロワッサン イチジクとクリームチーズ
90点

サクサクふんわりもっちりのクロワッサンが、イチジク煮とクリームチーズを包み込む。
バターの香りと焼き焦げ目から香ばしさがほんのり、噛めば小気味よい表面生地の弾け、さらには弾力と食感でクロワッサンと米粉の融合を体感出来る。
包まれたクリームチーズはなめらかで甘く、酸味は抑えめ、イチジクは中心部に2cm角ほどの果肉が眠るが、独特の苦味と甘酸っぱさを備え、クリームチーズとマリアージュする。
クロワッサンは低価格ながら味のバリエーションも豊富で、楽しみのひとつにもなる。
ふらいパン
95点

フライパンにのせられたワンプレートを模したパン。
バリエーションは様々あるそうだが、個人的に見た事があるのは今回のハンバーグ・ナポリタン・ポテトサラダのみ。
黒炭で真っ黒に彩られたパン生地がフライパンを成し、固めながらも噛めば程よい弾力ともちもちの食感が素敵。
ハンバーグは目玉焼きもちょこんと添えられ、むっちり詰められた肉質の歯応えと、しっかりとした塩味と旨味。
ナポリタンはケチャップ多めで酸味と塩味が濃く、冷めてアルデンテ風になったパスタは固い歯触りで。
ポテトサラダはゴロゴロと塊を残したジャガイモに、ツンとした酸味を放つマヨネーズの風味。
味の濃いお楽しみプレートは決して安くはないが、様々な味を堪能出来る看板メニューのひとつだろう。
明太子フロマージュ
95点

ブール型の上にチーズ、そして真ん中に明太子を大胆にのせたパン。
ふっくらとしながら米粉でどっしりもっちりとしたパンは香ばしく風味も優しい。
シンプルな味わいと軽やかなチーズの風味、そして濃厚な塩気を伴う明太子が化学反応的に合わさり、爆発的な旨味を産んでいる。
米粉だからこそ明太子の味わいがよりマッチングし、見た目はイタリアンながら、食べればどこか『和』を思い出す。
沖縄紅いもとクリームチーズのクロワッサン
85点

中に沖縄紅いもの餡とクリームチーズを含んで丸め、ふんわり焼き上げたミニクロワッサン。
生地は香ばしく焼かれて外はパリパリ、層を成してふんわり、噛めばもっちりと言う魔法の様な食感、バターの風味もほどほどに、シンプルな味わい。
沖縄紅いもの餡はしっとりとしてまったり、いもらしいほっくり感と紅いもの持つ濃厚なコクと爽やかな甘さが優しい。
クリームチーズは酸味や塩気も強調しておらず、すっきりとしたコクと風味を付加、全体的に軽やかな味わいと重厚な食感が良い。
Monamonaのクリームパン
90点

油で揚げたかの様な膨らみを持ち、上に粉糖とローストアーモンド、中にクリームを込めたパン。
外側はやや厚みもあって固め、そして中はクリームがトロけ出すのか柔らかくしっとりとしており、噛むとぶわりと溢れ出す食感が何とも言えない。
クリームはカスタードとミルククリームを含んでおり、なめらかでむったりとした舌触りに、カスタードの濃厚なコクと甘み、ミルクの軽やかな風味が融合する。
粉糖で生地も甘く、通常のクリームパンよりも一段上の味わい。
あんことクリームチーズ
90点

ラグビーボール型のフランスパンに切れ目を入れ、粒餡とクリームチーズをたっぷり挟んだパン。
生地は表面固くも香ばしく、噛めばがっしり、そしてもちもちぐわぐわの歯応えが実にボリューミー。
あんこは乾きめながらしっかり潰されてしっとりねっとり、クリームチーズはあんこの倍ほどはあろうかと言う具合に詰め込まれ、むったりなめらかな舌触り。
あんこはコクは控えめで純粋な甘味、対してチーズの鋭い酸味と塩気、そして強気なコクが合わさり、パンに負けないほどのパワフルな味わいを成している。
やり過ぎ感はあるが、甘味を欲し、複雑な味と食べ応えを追求するにはもってこいか。
まるっとチーズボール
100点

真ん丸に膨らんだパンの外側には、パン粉と砂糖が振りかけられ、中からはチーズがとろけ出す。
パン粉のサクサク感、砂糖のザクザク感、そして生地のふわふわもちもち感が何とも絶妙な噛み応え。
さらにチーズの柔らかくなめらかな口当たりが弾力のある生地と折り混ざり、ギュモギュモとした艶めかしい食感を奏でる。
その食感を堪能しながら、香ばしさに砂糖の澄んだ甘さ、生地の優しい香り、チーズの豊潤な風味と強めの塩加減とが織り成す背徳的なコラボレーション。
これでローコスト、買わない選択肢はない。
ハニーチーズ
85点

ハードバケットの上に様々なチーズをのせ、ハチミツと黒胡椒をトッピング。
両端を結んで可愛らしいフォルムを呈しながら、上にはチーズがドカンとパワフルインパクト、一瞬で瞳を奪われてしまう。

生地は表面は厚く硬い皮に覆われ、中はふんわりしながら力強いどっしり感、噛めば米粉のもちもちとした弾力が跳ね返す。
そこにチーズの溶けて固まったパリパリムニムニ感と半溶けのトロトロ感が融合し、柔と剛が重なったジュワジュワ感を堪能できる。
生地の香ばしさ溢れる風味に、黒胡椒を纏ったチーズの塩味と旨味が重なり、残念ながらハチミツの存在感は失せてしまったらようだ。
チーズとハチミツの悪魔的な組み合わせを楽しみにしていた分だけ、少々肩透かし感が否めないが、コスパは良いか。
5種のチーズピザ
80点

薄く丸型、5種のチーズが加わったピザ。
様々な場所で4種は体験しているが、未だに何が入っているか分からず、さらに1種増えたという困惑感。

薄いとは言っても生地はハンドトス並に厚みもあり、米粉でもちもちふわふわの優しい弾力と力強い食べ応えを感じる。
そこに折り重なったチーズ、焦された部分はカリカリ、さらに表面はパリパリ、内部はグニグニとしたバリエーションに富んだ食感がある。
しかし、味わいは至ってシンプルという印象で、5種のチーズによって生み出されたのはいわゆるチーズの塩加減や風味であり、特別感はそこまで。
手軽に頂けるチーズ多めのピザという印象。
スペシャルハンバーガー
90点

店舗内で最も高価な単品、ボリューム満点のハンバーガー。
米粉のふっくらバンズが、デミグラスソースとマスタードがかかった肉厚のハンバーグをサンド、さらにトマト、チーズ、レタス、玉葱を挟み込む。
パンは厚めでむっしりとしながらふわふわと食べやすく、ハンバーグはふわふわと柔らかくジューシー、野菜は新鮮でシャキシャキ、チーズもほぼ溶けることなくムニムニなので、それだけでまずまず冷たい事が分かる。
それでもデミグラスソースのコクと旨味、マスタードの辛味と酸味がハンバーグの肉味と合わさり、野菜の新鮮な味わいとチーズのシンプルな風味がある意味オーソドックスなのである。
スペシャルと言えば大袈裟だが、米粉バンズのハンバーガーが貴重なため、たまの奮発もありか。
仙台味噌仕立てダマンドクッキーパン
95点

迷路状に複雑な構造をした生地に、仙台味噌クリームを塗って焼き上げたパン。
外側に塗ったダマンドクリームが焼かれてクッキー状となり、焦がされてサクサクであったり、湿りが残ってムチムチであったり、そこにパンのふわふわであったりと、様々な食感が交差する。
米粉パンの優しい風味に、仙台味噌の濃厚なコクと塩味、さらにアーモンドと重なって際立つ甘味が特徴的で、その味わいもクリームの濃淡によって場所毎に増減する。
個人的には風味の強い味噌部分だけを食べたいところだが、そうなるとパンも欲しいので、バランス良く食べると丁度良いのである。
蔵王チーズあんぱん
95点

宮城県を代表する蔵王山の名を持ち、中にクリームチーズを込めた山型のパン。
ふわふわと柔らかく、もっちりとした優しい弾力の生地が、もったりとしたクリームチーズと、あんぱんとしては珍しい白餡のほっくりとした口当たりをささやかに包む。
白胡麻の香ばしさや生地の風味、クリームチーズの酸味と甘味と塩味とを合わせた優しい風味に、白餡独特の苦味や渋味を省いた澄んだ甘味が重なっていく。
白餡とクリームチーズのマリアージュをおそらく初めて体感し、そのクオリティに驚愕した瞬間であった。
あまおう苺のクロワッサン
90点

あまおう苺のジャムを米粉で包んだクロワッサン。
外側はサクサクと香ばしく、中はふんわりもっちりと弾力性あり、ジャムは中からどろりと漏れ出し、やや湿っては口の中に馴染んでいく。
粉糖のスッキリとした甘さと米粉の質感を噛み締めながら、生地のふんわり香る風味、あまおうの高い糖度と深いコクを舌で鼻で嗜んでいく。
願わくばあまおうジャムの湿度や生地の香ばしさがもう少し欲しかったが、オーブンで熱し直せばらまた違ったのかも知れない。
たらこポテマヨパン
95点

たらことポテトサラダを用いた惣菜パン。
米粉パンの上にダイスカットされた大きめポテト、マヨネーズ、たらこソース、刻み海苔を散らしている。
もっちり生地に旨辛惣菜はベストマッチ、たらこの海の旨味、刻み海苔の香りも絶妙。
マヨネーズとポテトサラダによる酸味とコクの共演、ポテトのホクホク感と優しい甘味も非常に食べやすい。
食べ応えも満点、期間限定の様なので、お早めに。
旨味たっぷりボロネーゼフラワー
100点

人気惣菜パンである“スモークソーセージフラワー”に、ボロネーゼソースを添えた惣菜パン。
ソーセージの周りに生地を巻き、その生地を開いた花の様に象る。
生地は米粉でもっちもち、中のソーセージはぶりぶり、重ねたチーズは固めでもグニグニと柔らかく、非常に食べ応えあり。
ソーセージの塩味と旨味、チーズの芳醇な香りに加え、ボロネーゼソースのまったりとした口当たりと濃厚な甘辛風味、肉とトマトの旨味が凝縮され、食べると口の中で爆ぜる。
ノーマルですらハイレベルなのに、そのスペシャルバージョン、もはや最高傑作か。
パンdeラザニア
90点

パンとトマトソースとチーズを重ねてラザニア風に仕立てた惣菜パン。
薄めのパンを4枚並べ、その合間にトマトソースとチーズをたっぷり挟み込み、最上層部分にチーズとバジルを散らしている。
パンはトーストされていて香ばしく、サクサクムシムシといったハードな食感と弾力の応酬で、苦味や塩味も感じる。
トマトソースは凝縮された旨味と塩味が丁度良く、そこに溶けたチーズのグムグムとした歯応えが何とも心地よい。
層になっていることで生地と具材のミックス感が強調され、味わいもよりパワフルに感じる。
つくねとキノコのシチューパン
100点

つくねとシチューをコラボさせた惣菜パン。
米粉生地のもちもちパンの上につくねを4・5個並べ、キノコを含んだシチューをさらに上からかけている。
生地は少し潰れてしまったがふわふわのもちもち、焼き目も香ばしく香り高い。
シチューは濃厚なソースの様で、クリーミーな舌触りと力強い塩味、キノコのクニクニとした弾力ある食感と独特の香りが、旨味を倍加させている。
そしてつくねは鶏挽肉の中に鶏軟骨が加わり、密に詰まってむっちりとした質感と共に軟骨のカリコリという小気味良い歯応えを感じ、鶏の旨味と塩味、そして甘味が弾け飛んでいく。
生地も具材も和と洋の共演、コスパは最強クラス。
ずんだとクリームチーズのクロワッサン
90点

クロワッサン生地に仙台名物のずんだとクリームチーズをマリアージュさせた菓子パン。
米粉生地で作られたクロワッサンは表面や焼き目こそ香ばしくパリパリだが、噛めばふんわりもちもちの柔らか食感、そのコントラストが絶妙である。
中に巻かれたずんだはクリーム状で艶かしくねっとりと、共にいるクリームチーズも中で僅かに溶け出してまったりと。
ずんだはほのかな苦味と塩味を香らせながら濃厚な甘味と旨味を、クリームチーズもさっぱりとした酸味と濃厚なコク、そして塩味と甘味のバランスといった様々な味わいがクロワッサンの中でひしめき合っており、それを生地がどっしり受け止めている。
この組み合わせ、ハズレなワケがない。
アンガール
90点

可愛い女の子の顔とお団子ヘアーを模した菓子パン。
潰れてしまって、アンガールからアンババーの様になってしまい、大変申し訳ない。
ヘアーは白胡麻と黒胡麻があるが、中身は同じだろうか。
ぷわぷわでもっちもちの生地の中には、やや乾き目ながらねっとりとした粒餡と、練乳クリームが詰め込まれていた。
発酵風の芳醇な香りが生地から流れ、あんこの僅かに苦味もある優しい甘味、練乳の爽やかなコクとすっきりとした甘さが混在し、やや背徳的な重厚な甘味を構築している。
白胡麻の食感と香ばしさもアクセント、今度は綺麗なお顔で出会いたい。
ローストビーフサンド
95点

コッペパンに切れ目を入れ、贅沢にローストビーフをふんだんに、野菜もたっぷり詰め込んだサンド。
ローストビーフは薄くスライスされて数枚盛り盛り入っており、野菜は千切りキャベツとレタス、そしてわさびマヨネーズソースとフライドオニオンが上から掛けられる。
パンはやや乾き目で表面はサラリ、中はしっかり、そして米粉によるもっちりとした力強い食感が印象的で、香ばしさやほのかな塩味も立ち込める。
ローストビーフはしっとりと柔らかく、わさびマヨネーズによるツンとした辛味とコクのある酸味を身に纏い、何とも言えない旨味で大満足。
シャキシャキ野菜の青味や甘味は食感といい味わいといい良い緩衝材となり、剛のビーフサンドに対し柔の和みを与えてくれる。
ゴージャスサンド、一度はご賞味あれ。
南インド風スパイシー焼きカレーパン
95点

ほんのりとした黄金色に小判型という定番ルックスのカレーパン。
衣が立った様な粗い部分もありながら、生地自体はふんわりと柔らかく、中のカレーを優しく包み込むもっちり感がある。
中のカレーは南インド風とのことで詳しくは知らないが、細かく刻まれた野菜やお肉がスパイシーカレーと共に煮込まれ、鋭い辛味の中にスパイスの深みや風味が混ざり、濃厚な旨味へと変わっていく。
世のカレーパンとは一線を画す凄まじいクオリティ。
カルボナーラピザ
85点

有名なイタリアンパスタ・カルボナーラをピザにしたパン。
円盤型の生地にチーズをたっぷり、チーズの下には玉子サラダ、上には生ハムブロックとカルボナーラの代名詞である黒胡椒を散らしている。
生地はやや厚めながらパンとしては薄い部類であるが、それでいて米粉によりふんわりもっちりとした粘り気と弾力を誇っている。
具材はチーズのグムグム感を超えると玉子サラダのふわふわ感が待ち受け、生ハムの確かな歯応えも感じながら重厚で食べ応えのあるピザを演出。
ハムの濃い塩味や旨味にチーズの爽やかな風味が重なり、玉子サラダは軽やかながら卵黄のコクと白身の無機質感がバランス良く、まさに隠れたバイプレーヤーとして暗躍している。
パスタとパンではかなり違うが、これはこれで良い仕上がりになっており、腹持ち等でもう一品に欲しい存在か。
サクサクミートパイ
90点

三角形をしたパイ。
サクサクというネーミングは焼き上がりこそ誇られるが、袋に詰めて持ち運んでしまうと湿気でふわふわミートパイになってしまうため残念。
生地はパイのため表面は乾き、噛めばさっくりと軽やか、中は徐々に半生の様なしっとり感へと移り変わり、米粉のもっちり具合が生きてくる。
中にはミートソース、挽肉は少なめながらトマトベースの塩味と旨味が凝縮され、濃い目の味わいにパイ生地の無機質感とほのかな風味が実にマッチ。
サクサクなら尚良かったのだろうが、食感の分だけでやや減点もそこはご愛嬌の評価。
ティラミスフレンチトースト
85点

イタリアンスイーツの代表であるティラミス様に仕上げたフレンチトースト。
コーヒー入りの卵液に浸して焼き上げてワンピースにカット、コーヒーパウダーとクリームが表面に塗られている。
生地は水分を含んでしっとりじっとり、頬張ればふわふわとしながら少しずつ水分が染み出し、じゅわっと、そしてもちっとの弾力に変わる。
コーヒーと卵液のほろ苦さやほろ甘さが混在した味わいに、コーヒーパウダーの濃い苦味とホイップクリームのコクがプラス、一際ゴージャスなステージに引き上げられる。
マスカルポーネらのチーズクリームとは異なるために旨味は半減だが、一風変わった素敵な一品。
ホイップサンド 練乳クリーム
90点

コッペパンに切れ目を入れ、中にホイップクリームと練乳クリームをたっぷり挟み込んだパン。
パンは表面が綺麗なきつね色で、薄皮一枚の下は輝かしい白、乾き目の皮生地のふっくらふんわりもっちりの中生地、そして香ばしさと爽やかな塩味はパンだけでハイクオリティを物語る。
ホイップクリームはふわふわのぷわぷわ、練乳クリームはもったりと重厚、ホイップの濃厚なコクの中に爽やかに澄んだ甘さが光り、クドさのない口当たりに。
シンプルで優しい上質な味わいに、ついつい手と口が伸びる。
デニッシュサンド あんバター
95点

人気高いデニッシュサンドに、定番のあんバターをサンド。
上から粉糖を振りかけた生地は優しく膨らみ、皮生地は乾いてパリパリ、中はふっくらふわふわ、噛めばもっちりどっしりの多重構造で、ほのかな塩味と粉糖の済んだ甘味のバランスでこれだけで良い。
中にはバターがスティック状でドカンと入り、その下にはバターを支える様にねっとりとした粒餡が敷かれる。
バターは溶け出すこともなくまったりとした歯触り舌触りを残し、塩味は控えめでコクを付与、あんこは細やかに潰されて実に重厚、力強い甘味がパワフルな生地とバターに対抗し、食べ応えは十二分である。
コッペパンよりも食感のコントラストを楽しめるデニッシュサンド、ちょっとした贅沢で頼みたい。
チョコレート クロワッサン
85点

中にチョコレートを包み込んだクロワッサン。
鮮やかなロールと焼き目を見せて、表面はパリパリで香ばしく、中はふっくらとしながら米粉の力でもっちりと。
チョコレートは棒状で僅かなものの、頬張ると確かな苦味と上質なコク、そして濃厚な甘さが広がっていき、一瞬で味わいに変化をもたらしていく。
もう少し欲しがった時にありがたい存在。
クロワッサン
85点

プレーンクロワッサン。
ふっくらと膨らんでは鮮やかな焼き目のグラデーション、パリパリの皮生地ともっちりとした中生地の組み合わせ。
香ばしさを堪能しながら頬張り、エアリーな口当たりから米粉が誇る弾力に酔いしれ、芳醇な風味とほのかな塩味で、シンプルながら素敵な仕上がり。
バターなどのコクや塩味は控えめなため、さっぱりとして何個でも食べてしまいそう。
小松菜とチーズのパン
95点

生地にも具材にも小松菜を練り込んだ春限定の惣菜パン。
丸型パンはふっくらとふくらみ、中には小松菜とチーズ、そして刻んだベーコンらをソテーしたかの様な具材を詰め込み、上からチーズで蓋をしている。
生地にも小松菜を練り込んでいるため、緑がかった生地からも青野菜の渋みと風味が吹き抜け、表面は乾き目も中身はもっちりとした米粉パンの弾力が良い。
具材は小松菜が刻まれて芯がありながらもくったりとクリーミーな質感、そこにベーコンのジューシーな歯応えとチーズの柔らかな口当たりが時折顔を出してくる。
小松菜の渋さや青さ加減にベーコンの香ばしさと旨味、そしてチーズの芳醇かつ背徳的な香りとがマッチし、和洋折衷の落ち着いたパンが出来上がる。
陽気な季節の贈り物。
フライドフィッシュサンド
90点

コッペパンにお魚のフライを挟んだ春の新作惣菜パン。
コッペパンを縦半分に切り込み、間に白身魚のフライ、千切りキャベツ、レタス、チーズ、そして細切り人参が挟まれ、タルタルソースとオーロラソースが注がれる。
パンは表面が乾き目で中はどっしり、そして米粉でもっちりと力強い弾力、香ばしい風味とほのかな塩味が心地良い。
フライドフィッシュは衣がざっくり、粗さと揚げ油による湿りが程良く混じり、野菜類はシャキシャキポリポリと小気味良い歯応えをみせる。
タルタルソースは鋭い酸味とじわりと染み込む塩味、オーロラソースはまろやかなコクと甘辛酸とが交錯し、全体を彩っては魚のふくよかな塩味や旨味、チーズの芳醇な風味らがまとまっていく。
質感も良くボリュームもあり、味わいもオシャレ、豪快に頂きたいパン。
5種のチーズピザ
80点

丸型でチーズをたくさん用いた惣菜パン。
その種類は実に5種、詳しくは知らないが表面は乾いたチーズが覆い、そして中はナチュラルな様に溶けたチーズが眠っている。
パン生地は比較的薄く、ふんわり感よりもどしっとした歯応えと弾力を示し、5種のチーズの破壊力に備えている。
チーズは重なっては厚くなり、乾いた部分はカリカリと、そして噛み込むとむっちりとした重さがあり、溶けた部分はまったりとした重厚で様々な質感が待ち受ける。
芳醇な香りや塩味は上層が強く、下層につれて酸味やコクといった風味が濃くなり、チーズも多いために最後まで堪能できるパン。
マンボーぱん
85点

新型コロナウイルスに対する蔓延防止対策が適用されたことを受け、略して「マンボー」からマンボーの形をしたキャラクターパンが登場。
不気味なほど青みがかったボディー、小ぶりなヒレとギョロっとした瞳も、中にはカスタードクリームがたっぷりと詰まっている。
生地は着色されているがノーマルな米粉パンであり、ふんわりと柔らかくもどっしりとした力強い弾力で、風味も優しく食べやすい。
クリームもまったりと濃厚な口当たりとコクで、バニラの風味も軽やかに官能的な甘さが待ち受けている。
ネタとしてではあるが、変わり種パンとしてひとつ添えたい気はする。
デニッシュサンド 苺と生チョコレート
100点

大人気・デニッシュサンドが苺と生チョコを挟んだ菓子パン。
デニッシュパンは上から粉糖を振り掛けては横に切り込みを入れ、その間に苺クリームソースをたっぷりと敷き、さらには生チョコレートが棒状のまま大胆に横たわる。
パンはデニッシュ風のために外側はカサカサのパリパリ、中は蜂巣状の網模様でふんわりとエアリー、噛めばもちっとした米粉の弾力が待ち受ける。
苺ソースはなめらかでとろとろ、なめらかな口当たりと共に苺の甘い部分だけを抽出したかの様な、濃厚な甘さが一気に広がる。
そして生チョコレートは固体感が強いものの、触れればまったりと超濃厚、カカオの真髄とも呼べる様な苦味と甘味を凝縮させた味わいがズドンとのしかかる。
脆く崩れやすくも、触れれば超絶な甘さと破壊力、悪魔的なパンを一度は堪能されたし。
大人のショコラオレンジ
95点

フランスパン風のハード生地にショコラオレンジを挟み込んだ菓子パン。
生地を縦半分に切り込み、間にはマーマレードジャムとチョコレートを合わせた特製ソースがたっぷり、さらに上からローストアーモンドを飾っている。
生地はハードめでむっしりとしており、さらに米粉にてパワフルな弾力が顎にダメージを与えてくる。
そこにショコラオレンジソースのまったりとした口当たりが生地を柔らかくほぐしていき、そしてアーモンドのパリパリとした軽やかな歯触りとがアクセントになり、重厚な質感を生んでいる。
無機質風な生地にチョコレートの濃厚なコク、苦味、甘味、さらにオレンジの凝縮された甘酸っぱさとほろ苦さとが実に協力で、剛のパンに対して剛の味わいで勝負している。
ローストナッツの軽やかな香ばしさも乙、大人も子ども楽しめそうなハイクオリティメニュー。
だんご3姉妹パン
95点

某国民放送で人気を博したかの有名な3兄弟、その対抗馬とも呼べるパンが登場。
花見シーズンでよく見られる3色だんごをそれぞれ米粉パンで作られ、見た目も可愛らしくインパクトもある。
1番上はビーツで彩られた生地にあまおう苺クリーム、強烈な甘味と苺の風味が中から溢れ出てくる。
1番下は抹茶が練り込まれ、中にはチョコレートクリームをたっぷりと、甘味や苦味もパワフルで、濃厚な口当たりを魅せている。
間に挟まれたのはカスタードクリーム入り、バニラの香りも程よく、まったりとしたクリームの王道とも呼べる甘さが優しくも重厚に広がっていく。
濃厚なクリームが米粉パンのもっちり具合と相性抜群、串は少し塩味がかったプリッツの様なお菓子で全部食べられる。
3つの味わいも楽しめる贅沢お手軽パン。

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