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ぐるなBBコミュのkazunori ikeda individuel カズノリイケダ(仙台市青葉区・南町通店)

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南町通、定禅寺通、S-PAL東館の3店舗を構える本格フランス菓子屋。
individuelというミニケーキ、マカロン、焼き菓子、ジェラート等を販売し、南町通店にはイートインスペースもある。
少量なのに高価ではあるが、見た目の美しさ、舌に這う様なクリームやムースの食感、様々な食材が織りなす味覚のハーモニーが特徴であり、高級感漂う至高品。
宮城県スイーツ2強の1つ。

コメント(51)

ケーク シトロン

甘味 ★★★★★
塩味 ★
酸味 ★★★★
苦味 ★★★
食感 ★★★★
95点

ピスタチオを散りばめたレモンのケーキ。
密に詰まったどっしり生地に、シュガーシロップがグラサージュ様にたっぷり注がれる。
レモンの強くも爽やかな酸味と苦味が心地よく感じ、かつ生地自体の優しい甘味とシロップの狂気的な甘味が合わさり、味蕾はややパニックになる。
王道ケーキがワンランクもツーランクも上のステージに立った、そんな存在感を出すケーキ。
アリババ

甘味 ★★★★★
塩味 ★
酸味 ★★★
苦味 ★★★
食感 ★★★★★
95点

『千夜一夜物語』の主人公の名前からとった古典菓子。
ラム酒にどぶどぶと浸けられた下層の柔らかいスポンジと上層の膨らんだブリオッシュ生地、上下層の間には固体感の高いカスタードクリーム、所々にブリっとレーズンが散らばり、上には緩めの生クリームが飾られる。
何と言ってもラム酒の甘美で鼻奥を擽る香りが強く、浸み込んだブリオッシュ生地は衣様の外生地の『ジュワッ』と感と膨らんだ内生地の『ジュブッ』と感が凄まじい。
スポンジ生地は浸み込んでしっとりどころかじっとり、もったりカスタードとふんわり生クリームのコクが生地をまとめて風味もまろやかに。
レーズンは爆弾級の食感と風味を隠し持ち、味に強いアクセントと個性を発揮し、ラムとの相性は言わずもがな。
味にも酒にも酔っ払うので要注意。
バイーア

甘味 ★★★★
塩味 ★★
酸味
苦味 ★★
食感 ★★★★
85点

チョコレートの壁で三方を囲まれたヘーゼルナッツを主としたムースは、中央にラムレーズンのむったりババロアを据え、その下にはラム酒が流れ浸みたしっとりスポンジ、ムースの上下をヘーゼルナッツの風味が強いさっくりメレンゲやビスケットがサンド。
ヘーゼルナッツの甘過ぎず、ほんのり香ばしくも苦味を携えた風味が全面に押し出され、ラムレーズンの明瞭な香りと強いコク、そしてグニュっとした食感がその中で主張され、スポンジ、メレンゲ、ビスケットが食感のアクセントと共にナッツとラムの風味を柔らかく後押しする。
上品で洗練された大人のティータイムを供する一品。
マカロンフォレノワール

甘味 ★★★★★
塩味 ★
酸味 ★★★★
苦味 ★★★★
食感 ★★★★★
95点

フランス、ドイツの伝統菓子である『フォレノワール(黒い森)』をマカロンを用いて表現。
森や大地を表す部分はザクザクのチェリーマカロンとチョコレートムース、そしてキルシュ酒にどっぷり漬け込まれたチェリーで構成、降り積もる雪を表す部分にはふわふわ生クリームともったりカスタードクリーム、そして雪に落ちる落ち葉はむっちりチョコレートムースと薄いパリパリチョコレートとパウダーで。
キルシュ酒による舌を全面的に刺激する辛味は超強烈であり、そのまま嚙っては悶絶してしまうほどだが、チェリーの甘さと酸味は程良く、マカロンの柔らかなナッツとチェリーの風味、クリームのコクと優しい甘味、チョコレートのほんのり甘味を持ったくっきりとした苦味とが全て調和した瞬間、様々な味覚の相互作用と化学反応は計り知れない。
さくらんぼをここまで乱暴かつ繊細に扱え、クリームやチョコレートで中和・加減するイメージと技術は驚愕である。
ティラミス

甘味 ★★★★
塩味 ★
酸味 ★★
苦味 ★★★
食感 ★★★★
90点

マスカルポーネクリームとコーヒーが浸み込んだビスケットが積み重なった欧風伝統菓子。
マスカルポーネクリームは鼻に抜ける芳醇な香りとふわっと広がる甘さ、そして余韻を楽しめるコクも十二分。
ビスケットはコーヒーシロップにたっぷりと漬け込まれてしっとりフラフラ、豊かな風味、程よい酸味と苦味でコーヒー好きなら堪らないレベル。
ビスケットはクリームにまとわりつかれ、どう足掻いてもコンビを崩す事が出来ず、トップに振りかけられた粉糖とココアパウダーと共に一網打尽にされ、甘味と苦味のコントラストで骨抜きにされる。
マカロン コーヒー

甘味 ★★★
塩味 ★
酸味 ★★
苦味 ★★★
食感 ★★★★
80点

コーヒーの酸味と苦味を抽出した香りが十二分に感じられるマカロン。
外生地はふっくら感は少なくどっしりめ、中のクリームもどっしりとした歯応えでまったりとした口溶け、しかし甘味は控えめなため、後味は意外にも軽い。
ケーク オ フリュイ

甘味 ★★★★
塩味 ★
酸味 ★★★
苦味 ★★
食感 ★★★★
90点

パウンドケーキは、ナッツ、そして柑橘系やベリー系のフルーツをふんだんに詰め込まれて盛り沢山、そしてそれらを10ヶ月以上キルシュ酒漬けにした特製ケーキ。
キルシュ酒による強刺激のアルコールと香りを感じながら、酸味と苦味を添えてサクサクと香ばしいナッツ類、コンフィチュール様に柔らかく味が凝縮されたフルーツ類、しっとりとして沈み込むケーキを味わえる。
スペシャリテの呼び声高い、比類無きフルーツケーキ。


ケーク アールグレイ

甘味 ★★★★★
塩味 ★
酸味 ★
苦味 ★★
食感 ★★★★★
95点

深緑色をしたボディーの周りに白いアイシング、そして香るほのかな甘味とアールグレイの高質な風味に、物静かな雰囲気に包まれる。
パウンドケーキはややしっとりとしながらふんわり、そしてどっしりという多彩な顔を見せる。
アールグレイの僅かな酸味と苦味、そしてアイシングだけでなく全体から感じ取れる超絶な甘味に、このケーキをチョイスしない理由が見当たらない。
ケーク ショコラ

甘味 ★★★
塩味 ★
酸味 ★★★
苦味 ★★★
食感 ★★★★
85点

クラシックなチョコレートケーキの所々にオレンジコンフィチュールが練り込まれる。
ケーキはコンフィチュールも含んで僅かに湿り、ふかふかな食感の中にチョコレートの深いコクと苦味を醸す。
オレンジの果肉が小気味好い歯応えと強い酸味、そして甘味を携え、ケーキとのバランスも丁度良い。


パン デピス

甘味 ★★★★
塩味 ★★
酸味 ★★
苦味 ★★
食感 ★★★★
90点

ふわふわで乾きめのパウンドケーキを頬張ると、シナモンやジンジャーなどの、もはや良く分からない強烈なスパイスの香りに襲われる。
ハチミツを含むこのフランスの伝統菓子は、ハチミツの強いコクと甘味である程度は緩和されるものの、やはりスパイスの威力は絶大であり、そのコントラストとバランスがまた癖になる味わいを作り上げている。
大量に食べては悶絶しそうなので、ちびちび食べたい。
マンディアン
ショコランテ・ガーデナー・ダーク(左)
エクアドル(上)
イヴォワール(右)

甘味 ★★★★★
塩味 ★
酸味 ★★★
苦味 ★★★
食感 ★★★★★
90点

ハート型で固められたチョコレートの上に、ローストされたクランベリー、イチジク、アプリコット、オレンジ、パイナップル、クルミ、アーモンド、ピスタチオが飾られる。
水分を飛ばされたフルーツは甘味を凝縮されて強い存在感を出し、グニグニとした食感が固いチョコレートとのコントラストを生む。
ナッツ類も香ばしさと僅かな塩味を効かせ、チョコレートに素敵なアクセントを付与。
ショコランテ・ガーデナー・ダークは苦味が鋭く立っているため、上の素材の味をより引き立たせながら、全体を爽やかにまとめている。
エクアドルはカカオの香りはほどほどで甘味も含むマイルドな味わいなため、上の素材をコーティングするかの様に混ざり合い、優雅な余韻を演出。
イヴォワールは濃厚で甘味が極めて強いホワイトチョコレートなため、上の素材は諸共飲み込み、贅沢かつ高級感のある気分と後味を堪能出来る。
ピノッキオ

甘味 ★★★★
塩味 ★
酸味 ★★
苦味 ★
食感 ★★★★★
85点

キャラメルクリームで覆われた中にはマロンムース、リンゴのダイスブロック、アプリコットムースが整然と並び、底にはアーモンドビスキュイ。
マロンムースのねっとりとした豊潤な甘味、リンゴのシャキシャキ感が噛む度に甘味を増幅させ、アプリコットはよりもったりとした舌触りにコクのある酸味をプラス。
表面のキャラメルが控えめながら見た目だけでなく味をコーティング、全体的にどっしりとして重いものの、甘味と酸味をまとめあげてスッキリと味わえる。
スノ ーホワイト

甘味 ★★★★★
塩味 ★
酸味 ★★
苦味 ★★
食感 ★★★★★
80点

白いドームの上にメレンゲの雪玉が3つと緑鮮やかな立木が1つ。
ドームはホワイトチョコレートでグラサージュされ、中は青リンゴのムース、リンゴのダイスブロック、シナモンのムース、底にはアーモンドのビスキュイ。
青リンゴのムースはふわふわとしながらまとわりつく湿りで爽やかな甘味と酸味を、リンゴのダイスは食感を残したまま甘味をより濃厚に匂わせ、シナモンは独特の香りを尖らせている。
サクサクメレンゲがほのかな甘みと軽やかな食感でアクセント、見た目から重厚そうなイメージを青リンゴで爽 快に、そしてシナモンで妖艶な雰囲気を醸し出している。
モニカ ベルッチ

甘味 ★★★★★
塩味 ★★
酸味 ★★★
苦味 ★★
食感 ★★★★★
95点

夏季限定の鮮やかなイエローインパクトドームに赤い果実を添えて。
ドームは表面に乾いて細かな衣を纏い、中にはシトロンムース、そしてアプリコットを挟んだシトロンマカロンが堂々と眠り、底にはスポンジ、上にはベリークリームに載せられたフランボワーズ。
シトロンの切り立つような酸味とムースによる濃い甘味、そこにアプリコットが後引くコクと甘さを添え、重く襲い掛かる甘味を酸味とコクで緩衝し、全体をまろやかにする。
ベリーの粒々感と酸味もアクセントとなり、夏季の暑さや湿りを一閃する 刹那の涼を得られる傑作。
フック

甘味 ★★★★★
塩味 ★
酸味 ★★★
苦味 ★★★
食感 ★★★★★
90点

不気味な宇宙模様をする円盤の下に漆黒のボディ、フック船長を模しているそう。
チョコレートを薄く加工された円盤を支えるのはチョコレートクリーム、そして漆黒ボディーの正体はビターチョコレートグラサージュ、中にはミルクチョコレートムース、ザクザクのクランチ感を出すヌガティーヌ、そして底にはスポンジ風のビスキュイ。
苦みを惜し気も無く発揮するチョコレートは、その濃厚な口当たりから凄まじいファーストパンチ、そして酸味を纏っての重いコク と深みのある甘味の連続攻撃。
チョコレートの合間にメープル様のコクを携えたクランチが、その食感をアクセントに香ばしさも上乗せし、ギャップで破壊力はさらに増す。
チョコレートのシンプルさを、口当たりと切り口を変える事で複雑に仕上げており、"アンタンス"や"サンサシオン"に次ぐチョコレートハードパンチャーと思われる。
サンタ アナ

甘味 ★★★★★
塩味 ★
酸味 ★★★
苦味 ★★
食感 ★★★★★
95点

幻想的な暖色模様を彩ったムースケーキ。
オレンジマーマレードやシトロンナパージュで表面上層部を覆い、下のメイン地はマスカルポーネチーズのムース、そして核にはチョコレートムースとスポンジを重ね、底にはフロランタン風のプレートとアーモンドスポンジを敷く。
際立つのはマスカルポーネの濃厚なコクとまろやかな酸味、なめらかな舌触りと共に口腔内全域を支配してくる。
そこに上層部の爽やかな甘味も兼ね備えた酸味がふわりと広がり、チョコレートのほろ苦さも相見える。
底のフロランタンはザクザクとした小気味好い食感が唯一の個体感、アーモンドスポンジとタッグして香ばしさと独特の香りを纏わせる。
マスカルポーネがメインながら、様々な味わいとマッチして繋げているチームワークには脱帽。
ダ ヴィンチ

甘味 ★★★★★
塩味 ★★
酸味 ★★★★
苦味 ★★
食感 ★★★★★
90点

謎めくキャラメルブラウンカラーの台地に純白の謎めいた物体が多数鎮座。
白い物体はココナッツホイップクリームであり、ココナッツ独特の甘さが鼻先から鼻奥まで充満する。
台地はピーナッツクリームでなめらかにコーティングされ、喉奥にもまとわりつく強いコク。
下にはヘーゼルナッツのムースがメイン、爽やかな香ばしさも携えてまったりとした口当たりと味わいに。
そして驚愕のオレンジババロア、酸味と甘みを極限まで錬金されたかの様な強い味わいがドカンと襲い、味覚を蹂躙する。
底にはしっとりスポンジ、そしてざっくりとしたアーモンドクランチにチョコクッキーが置かれ、ふわふわした食感の中にも歯応えとインパクトを。
度重なるナッツ達の連撃に成す術なし。
アンタンス

甘味 ★★★★★
塩味
酸味 ★★
苦味 ★★★★
食感 ★★★★★
100点

漆黒の塊にザクザクと刺さる黒い破片、カオスに近いフォルムはチョコレートの世界へ誘うオリエンテーション。
外装から下層にかけてチョコレートコーティング、チョコレートムース、チョコレートガナッシュ、チョコレートスポンジ、チョコレートクランチで構成される。
コーティングの滑らかさ、ムースのまったりさ、ガナッシュのやや重みのある舌触り、スポンジの弾力、クランチの歯応えと、そして破片のパリパリ具合と、チョコレートによる多重奏が聴覚ならぬ触覚は大忙しである。
腹底に響く様な深みのある甘味と随所に見え隠れする重鈍な苦味、チョコレートの真髄に味覚も麻痺寸前。
チョコレート・オブ・チョコレート、黒い悪魔に飲み込まれても後悔はしない。
ジャルダン デ フルール

甘味 ★★★★★
塩味 ★★
酸味 ★★★
苦味 ★
食感 ★★★★★
100点

周りを茨の様な棘ばったピスタチオチョコレートで塗り固められ、上にはストロベリークリームにラズベリー、アラザンが光り輝く。
ピスタチオチョコレートの中にはぬったりとしたピスタチオムース、そして核にはむったりラズベリーババロアとまったりレアチーズムース、底にはしっとりとしたアーモンドスポンジ。
ピスタチオチョコレートはパリパリながら濃厚なコク、ピスタチオムースの舌触りが独特のほろ苦さを併せ持った甘味をより印象付ける。
ストロベリークリームはふわふわとして優しい甘味、ラズベリーは力強い酸味で、果肉が鮮烈な香りと食感を、ババロアが重厚な風味と口当たりを。
爽快な酸味を携えたレアチーズムースと香ばしさを伴うアーモンドスポンジが、超弩級の味わいをした全体の緩衝と調和に尽力し、優雅にまとめ上げてくれる。
お花畑の様なファンシーなルックスの内側に猟奇的な衝動を抱えた世界感、壮絶。
アルルカン

甘味 ★★★★
塩味
酸味 ★★★
苦味 ★
食感 ★★★★★
90点

可憐な花畑を思わせるかわいらしく美しいルックス。
上には旬である苺をスライスしてナパージュで潤いを、下には瑞々しいフランボワーズクリーム、中にはふわふわのライムムース、そして中心部分にはまったりとしたフランボワーズムースがどっしり、底は薄めのスポンジで。
イチジクの濃い甘味にフランボワーズの切り立つ酸味が混じり、ライムのほろ苦さと独特の香りが、得体の知れない雰囲気と味わいを演出する。
苺の果肉が確かな感触を運ぶも、全体的に口の中でブワッと広がりながら溶け消えていき、残るのは爽やかな余韻とクエスチョン、そして幻想に包まれた自分。
カルメン

甘味 ★★★★★
塩味 ★
酸味 ★★
苦味 ★★
食感 ★★★★★
85点

モダンで歪なブラウンフォルムに鮮やかなオレンジが光る。
とろけるチョコレートムースクリームで表面を纏い、周りには削りチョコレートとみかんブロック、中には上層にぷるぷるとしたみかんムース、下層にはまったりとした紅茶のムース、そしてふかふかのチョコレートスポンジが台に。
チョコレートのコクと甘味がファーストインパクト、苦味を抑えながら次いでみかんのフレッシュな酸味と爽やかな甘味、それらを包み込む様に紅茶の高貴な香りと落ち着く渋さが口の中に充満する。
様々な味覚が所狭しと駆け巡るが、どれも存在感が強いために位置の把握は明瞭、好みでペア、トリオ、オールとバリエーションを変えて堪能出来る変容性が素敵。
リゴレット

甘味 ★★★★★
塩味 ★
酸味 ★
苦味 ★★★
食感 ★★★★★
80点

突き刺さった破片から溢れ出す漆黒の波や塊、凶々しさがどこか誘い込む雰囲気を醸す。
スライスチョコレートやブロックチョコレート、流れるチョコレートソースはビター、下はシンプルに甘くほろ苦いチョコレートムースクリーム、そして中間にはカシスやラズベリーの様なふわふわのムースクリーム、底にはザクザククランチチョコレートがガッチリ。
ベリームースはほのかに酸味を香らせる程度、ほぼほぼチョコレートの味わいで満たされ、クランチチョコレートも風味は僅かで食感のインパクトの方が強い。
フォトジェニックな見た目とチョコレート好きの嗜好から人気は高そうだが、大胆さに欠けるために“アンタンス”や“サンサシオン”と比較すると買うかどうかは迷いどころ。

レザヴェイユ(2回目)

甘味 ★★★★
塩味 ★
酸味 ★★
苦味 ★★
食感 ★★★★★
85点

どこかの惑星を模したかの様なフォルム、レモンを連想させる色合いにチョコレートソースのリボンが。
外側はしゅわしゅわとしたハチミツメレンゲムースが糸引く様な澄んだ甘さを運び、中核のもったりとしたアールグレイクリームが渋みを効かせながら優しい甘味を成す。
ムースの下にはアーモンドクッキーが香ばしさを匂わせしっとりと、底のスポンジはソフトに。
穏やかな味わいながらコクは濃厚、軽めをご希望の方はこちらを。
ラ ボエーム

甘味 ★★★★★
塩味 
酸味 ★
苦味 ★★★★
食感 ★★★★★
90点

光輝く球体に、しっかり焦がされたナッツ類の様な代物が飾られる。
外側の色味はマロン、強く濃厚な甘みとコクが、マロンムースのまったりとした舌触りから直に伝わる。
内側はカルヴァドスクリーム、サワールージュという品種のリンゴの風味と煮詰めた果肉が詰まり、ふんわりとした口当たりと共に僅かな酸味と爽やかながら重い甘さを感じる。
その下にはまったりチョコレートクリーム、そして底のややしっとりとしたアーモンドクッキー、さらに飾られた苦味の強いキャラメリゼパーツが確かな食感と個性を魅せる。
コンセプトが分からず諸々の主張が強いが、味わいと満足感は高い。
ソフィー マルソー

甘味 ★★★★
塩味 ★★
酸味 ★★★★
苦味 ★★★
食感 ★★★★
90点

宝石の様なベリーフルーツをのせたプチガトー。
ブルーベリー、ラズベリー、クランベリーらは少し煮詰められて柔らかく、それでいて強烈な酸味は損なわれない。
赤い外殻は水分を多く吸ったスポンジ生地で柔らかく、中にはフランボワーズのババロアとレモン風味のムース、そしてベリーとの合間にはジュレが。
ババロアの弾けながらも溶け込む様な食感に、ムースのなめらかさと外殻の柔らかな歯触りが重なり、酸味がひしめき合う中に甘味や苦味が所々に顔を出す。
様々な味覚を刺激しながら、最終的にはベリーの持つ酸味が核となる、ベリー好きには至極の一品。
ルビーモレノ

甘味 ★★★★
塩味 ★
酸味 ★★★
苦味 ★★
食感 ★★★★★
90点

艶やかドーム型を模したタルト。
大外は赤桃のジュレが薄くコーティングされ、内側にはグレープフルーツ、ルビーグレープフルーツ、白桃らがぎゅうぎゅうに詰め込まれたまるで宝石箱。
桃の持つ芳醇な香りと甘味の最中に、グレープフルーツのブリブリとした歯応えと酸味が弾け飛び、口の中で弾力と味覚の攻防が繰り広げられる。
土台にはピスタチオの香ばしさもかすめる固めのタルトを用意し、フレッシュフルーツらの酸味に負けじと甘めの仕上がり。
ラファエロ

甘味 ★★★★★
塩味 ★★
酸味 ★★★
苦味 ★★
食感 ★★★★★
90点

塩湖の様な台座に黄色い宝玉が3つとアンバランスなルックス。
パッションフルーツをマカロン仕立てにした宝玉は、その脆さの中にサクッとした強みも持たせ、鋭い酸味が印象的。
台座はナッツの甘くも香ばしい風味とキャラメルの様なコク深いムースであり、さらに合間にはオレンジのコンフィチュール様の果肉ジュレがみっちりと詰まり、混じり合う。
柑橘系が産み出す酸味を携え、プラリネムースによる爆発的な甘味か脳を刺激してやまない。
祇園

甘味 ★★★★★
塩味 ★
酸味 ★★
苦味 ★★★
食感 ★★★★★
100点

緑の庭園に浮かぶ白雲の様な和のテイストを見せるスイーツ。
緑は抹茶ムース、白雲はマロンクリーム、そして上にはマロンペーストに、中にもマロンペースト、そこにはチョコレートサブレと和洋折衷。
むっしりとしたムースが抹茶の揺るぎない苦味や渋味を表すと共に、隠れる強い甘味やコクもさりげなく。
栗本来の甘味や渋味を、生クリームと合わせる事で甘味を強めてマイルドかつなめらかな口当たりに、そしてペーストではその風味をやや誇張しながらも、確かな個体感と喉奥に訴える様で存在感を。
チョコレートサブレのほろ苦さや香ばしさは軽やかな後味さえも運び、3パーツが奏でる味わいはまるでミックスデルタの様な完成された協調性なのである。
カジノ

甘味 ★★★★★
塩味
酸味 ★★★
苦味 ★★
食感 ★★★★★
95点

ルーレット模様が浮かび上がるフランス菓子・カジノ、カズノリイケダバージョンで真紅のルーレットは熱がこもる賭場の雰囲気を。
クランベリーのグラサージュの上にラズベリーとブルーベリー、下にはルーレット模様のスポンジ、クランベリームース、キルシュとバニラのムースババロア、底にはアーモンド風味のソフトスポンジ。
クランベリーのキリッとした強い酸味とクドさも香る濃い甘味、ババロアはカスタードの様な後引く甘味と香りが喉よりも脳に響く。
しっとりぷわりとした湿り気と弾み具合が舌の上で混ざり、時間差で風味が襲いかかる。
しっとりスポンジの個体感が噛みしめる手間を与え、風味に広がりを。
モンブラン

甘味 ★★★★★
塩味 ★
酸味 ★★
苦味 ★★
食感 ★★★★★
95点

一般的なモンブランのマロンクリーム網模様は見当たらず、花弁が開き出した様なルックスはミステリアス。
もったりと超濃厚なマロンクリームはピエモンテ産の栗を使用、舌の上にドスンとのしかかる圧と、押し潰す事で弾け飛ぶ栗の風味と甘味、そして香るラム酒の華やかさに、もほやマロングラッセの域。
花弁の下には、折り重なる様で疎密に集うムラング・フランセーズが宝石の様なカシスコンフィを包み込み、カシカシと脆いメレンゲの軽やかな甘味、カシスコンフィの下顎に染み込む様なじんわりと重厚な酸味、その食感や味わいのコントラストにのめり込む。
栗にカシスにメレンゲに、舌や脳が休む暇なく刺激され、従来のモンブランの概念を逸脱し、これはもうモンブランではないと拒絶してしまうも、味は受け入れてしまうのである。
マリーアレル

甘味 ★★★★★
塩味 ★★
酸味 ★★
苦味 ★★
食感 ★★★★★
100点

天球を乗せた綿毛の様なチーズケーキ。
カマンベールチーズとクリームチーズのムースが外殻を覆い、中にはフランボワーズのクリームソースと、イチジクのコンポートムース、そして底にはしっとりしながら固めのクッキー生地が。
チーズムースはふわふわで飛んでしまいそうな軽さがあり、口に含むとしゅわしゅわと泡の様に弾け、カマンベールの濃厚なコク、クリームチーズの爽やかな酸味が一気に広がる。
中のソースとムースはフランボワーズの力強い酸味と突き刺す様な甘味、そしてムースのまったりとした口当たりの後に、イチジクのほんのり苦味をまとった官能的な甘味とコクが味わえる。
底の生地が香ばしくもふんわりスパイシーな風味を醸し、さらに天球はフレッシュベリーソースを携えたホワイトチョコレート、甘味や酸味が追い打ちをかける様に押し寄せる。
全ての風味が詰まった小惑星群に、為す術も無い。
ショートケーキ

甘味 ★★★★
塩味 ★
酸味 ★★
苦味 ★
食感 ★★★★
90点

定禅寺通店限定で販売されている本商品。
ジェノワーズとストロベリークリーム、ラズベリーソースが層を成し、外殻を生クリームが薄く多い、上には小ぶりのストロベリーを綺麗に添えたケーキ。
ストロベリーは瑞々しく、生クリームやストロベリークリームはキメ細やかなで優しい舌触り、ジェノワーズはクリームを吸い込んでほんのり湿り、ラズベリーソースは果肉の歯応えを僅かに感じ、全体的にジュワジュワぷちぷちという食感である。
ラズベリーのキレのある酸味とストロベリーの澄んだ甘さ、ジェノワーズの香ばしくもシロップが染み込んだじんわりとした甘味や、クリームのコクなども多いに堪能でき、定番ショートケーキのスポンジ・生クリーム・ストロベリーとは一味違っている。
一度は食べてみても良いかも。
フィラデルフィア

甘味 ★★★★★
塩味 ★★
酸味 ★★
苦味 ★
食感 ★★★★
90点

下はアーモンドクッキー生地、上にストロベリー、ブルーベリー、ラズベリーらを散りばめ、生クリームを敷き、その下にフィラデルフィアクリームチーズを用いたニューヨークチーズケーキがたっぷりと。
キメ細やかな生クリームの上から寸断すると、チーズケーキのどっしりむったりとした質感を受け、口に運べば超濃厚な舌触りの中にどこか軽やかな口溶け。
フレッシュベリーの酸味や甘味、チーズの上質なコクと塩味を携えた重厚な甘さ、そして生クリームは優しく、底のクッキー生地は固くゴリゴリながら、香ばしさとアーモンドの風味を運んでくれる。
贅沢な素材を用い、華やかで豪快な味わいを堪能せよ。
タルトフリュイルージュ

甘味 ★★★★★
塩味 ★
酸味 ★★★
苦味 ★★
食感 ★★★★★
100点

ストロベリー、ラズベリー、ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリーら色とりどりのフルーツとマカロンをふんだんにのせ、ささやかなチョコレートライン、その下にはピスタチオクリーム、そしてクレームダマンドを詰めたタルト生地が底に。
フルーツの弾ける様な小気味良い食感と、マカロンの脆く崩れるカシュカシュまったりとした歯触り、クリームはもったり濃厚で、詰められたクレームダマンドはむっちり、タルトはがっちり固め。
ベリー類は各々独特の個性と風味を出し、総じて甘酸っぱさと野性味のある苦さを香らせ、マカロンはローズ風味で妖艶な甘ったるさをお届け、ピスタチオクリームの塩味や渋さを伴う濃厚な甘味も実に良い。
リキュールを染み込ませたクレームダマンドの香ばしくもふくよかな甘味と風味も重なり、様々な味わいを喧嘩させるかの如くバランスで配置しながら、最後は無機質なタルトが器となって受け止める。
シェアしにくいが、独り占めでは幸福過ぎる。
ブラン ディボワール

甘味 ★★★★★
塩味 ★
酸味 ★★
苦味 ★★
食感 ★★★★★
90点

象牙白色の円盤はクリームチーズのムース、上に3点のスライスリュバーブを飾り、中にはストロベリームースソース、底はアーモンドクッキーのケーキ。
リュバーブはカリコリとケーキには珍しい歯応えで、ムースはキメ細かくふんわりまったり、クッキーはムースはやや染み込んで湿ったホロホロ感を演出。
クリームチーズの爽やかな酸味と濃厚なコク、そして僅かな塩加減を併せ持った味わいに、ストロベリーの鋭く甘酸っぱい純朴な風味、クッキーは香ばしくほんのり甘い程度の控えめさで、リュバーブは砂糖漬けされながらも酸味や苦味と共にその食感がアクセントとなっている。
ジョングレ

甘味 ★★★★★
塩味 ★
酸味 ★★
苦味 ★★★
食感 ★★★★★
95点

綺麗な2つの円を描き、小さな円はチョコレート、大きな円はコーヒーとプラリネのケーキ。
外側はねっとりと粘りもあるコーヒークリーム、その下にはしゅわしゅわとしたプラリネムース、そして湿り気のあるコーヒービスケットとプラリネスポンジ、底にはサクサクのマカロン生地。
コーヒーのコク深い酸味とほろ苦さの中に濃厚な甘味が潜み、プラリネはナッツの香ばしさや塩気をじんわりふんわりと醸しながら、糸引く様な強烈な甘味を重ねていく。
コーヒーとプラリネが織り成す大人な味わいと、濃淡異なる食感のコントラストが真髄をみせている。
フルーツタルトレザン

甘味 ★★★★
塩味 ★
酸味 ★★★
苦味 ★★
食感 ★★★★★
90点

ぶどうを大胆にのせたタルト。
淵は固く、底はやや沈むもずっしりとしたタルトの上に、ねっとりとしたラズベリーソース、さらに固めに練られたピスタチオクリーム、そして種もなく皮ごと食べられるぶどうが大胆不敵に並べられている。
ぶどうはパツンパツンに張っていて齧れば弾ける食感、爽やかな酸味を香らせて果実の洗練された甘味が溢れ出る。
ラズベリーは酸味が尖って野性的な甘味も表し、ピスタチオはコクのある濃厚な甘味とほのかな塩気がじんわりと染み込んでいく。
香ばしさと生地の優しい甘味や風味が香るタルトがしっかりと受け止めてくれる、そんな菓子。
ピエロ

甘味 ★★★★★
塩味 ★
酸味 ★★★
苦味 ★
食感 ★★★★★
90点

幻想的は色合いとフォルムは、夢可愛い世界への序章に過ぎない。
歪に生えた角はメレンゲ、しゅわしゅわでやや固い独特の質感を表面に持ち、底は少しむっちりとし、シンプルな甘味が鼻に抜ける。
緑の外側はねっとりとしたピスタチオクリーム、そしてぷわぷわのアーモンドババロアが重なり、中心部にはアプリコットのコンポートがゴロゴロと、その下に杏仁豆腐風味のムースと薄めのショコラクッキーがしっとりと。
ピスタチオの塩気や酸味が複雑に混ざった甘味は濃厚、アーモンドババロアの口当たりは軽やかで香ばしさもありながら、奥からスッキリとした甘味を届けてくれる。
アプリコットは大ぶりにカットされ、単独でもじっくり味の染みたコンポートであり、杏仁豆腐風味のムースもまったりぷるぷると、まろやかにされながら杏の切れ味鋭い酸味と果肉が醸し出す豊潤な甘味とが、外側のナッツらと壁を隔ていき、実に対照的な味わいを作っていく。
マルディグラ

甘味 ★★★★★
塩味 ★★
酸味 ★★
苦味 ★★★
食感 ★★★★★
95点

美しい層とフォルムを成した直方型のケーキ。
鮮やかなゼブラ柄に紗々風の模様で彩られた極薄のチョコレートが優しくのり、その下にはぬったりとろとろのキャラメルクリーム、粘りもあるチョコレートクリームと細かく刻まれたコンポートバナナ、薄いスポンジ生地を挟み、ビスケットを含んだザクザクチョコレートクランチと、サクサクのチョコレートビスケットが土台として敷かれる。
キャラメルのほろ苦さとスッキリ香る甘さに舌鼓を打ち、苦みが冴えるチョコレートとリキュールで辛味と豊潤さを付加されたバナナが融合し、まったりと喉奥まで刺激する。
リキュールが染みてスポンジが湿り、爽やかな苦味とふんわり漂う塩気、クランチとビスケットの香ばしさが後味を締め括る。
無邪気なチョコバナナが様々な経験を超えて大人へと変貌を遂げた、そんな感覚のケーキ。
モガドール

甘味 ★★★
塩味
酸味 ★★
苦味 ★★★
食感 ★★★★
80点

チョコレートとフランボワーズが織り成すスクエアケーキ。
フランボワーズのグラサージュが天板に、上にはメレンゲとワイルドフランボワーズ、下にはチョコレートスポンジとチョコレートクリームは2段に組まれている。
フランボワーズのグラサージュはやや厚みもあってねっとりと、凝縮された甘味と鋭い酸味がぐわりと広がっていく。
チョコレートスポンジは乾き目ながらどっしり、そしてクリームは控えめで薄く、ケーキを一纏めにしてくれる。
チョコレートのほろ苦さ、爽やかな酸味、深みのある甘味が合わさり見た目よりもスッキリ、フランボワーズも加わって味わいはさらにゴージャスに。
メレンゲは固く力強く甘味も強烈、ワイルドフランボワーズのぷちぷちとした果肉感と苦味や酸味も、全体を彩るアクセントに。
チーズケーキ

甘味 ★★★★★
塩味 ★★★
酸味 ★
苦味 ★
食感 ★★★★★
90点

10個入りの小さなチーズケーキ。
Kanoko Egusaのイラストの中には小ぶりなチーズケーキが並び、封を開けると半溶けのムースとレアの中間のチーズケーキが顔を出す。
質感はぷわぷわとした弾力とシュワシュワとしたキメ細やかさ、そしてまったりとした滑らかな舌触りは口の中で刹那に溶けていき、極上の余韻が待ち受ける。
チーズの超濃厚な風味が全面的に現れ、コクのある強烈な甘味にじわじわと広がる力のある塩味、爽やかな酸味とが上品に混ざり合っていく。
小ぶり過ぎて物足りないほど。

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