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東京・ミュージアム&アート情報コミュのメタボリズムの未来都市展

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戦後日本・今甦る復興の夢とビジョンの副題で、森美術館にて1月15日までやっている。
http://www.mori.art.museum/jp/index.html

イブの日、もともとこの展覧会を見る人はどんな人なんだろう? こんな日に来る人がいるのだろうか?と思いつつ行った。
会場には、予想に反して若い人がいっぱい!

僕が19歳の時に「METABOLISM 1960」という当時にしては、とてもセンスの良い建築の計画集が美術出版社より出た。
出版部数の記載はないが、ごく少数だと思われる。今ではもっとも希少本である。(今回の展覧会に合わせて復刻されている)
ネットなどない時代、我々学生にもたらされる情報は建築雑誌だけであった。であるから、多くの学生たちもこの建築界の運動を知らなかった。

時のカリスマ的建築家丹下健三(47)の下に集まった5名の建築家とその他3名。
大高正人(37)、菊竹清訓(32)、槇文彦(32)、磯崎新(29)、黒川紀章(26)
川添登(34)、粟津潔(31)、栄久庵憲司(31)、()内は当時の年齢の人たちである。
その後の日本建築界やデザイン界に多大な影響を与えた人々である。

この年齢、今回のパンフを見て初めて分かったのであるが、10代終わりの僕にとっては、まさに雲の上の人たちであった。

今回この展覧会を初めて見て、この年代の人たちが何とすごいプレゼンをしたのか!という驚きである。
内容については、評価が分かれるところであろう。
1972年に田中角栄(一級建築士第一号)の「日本列島改造論」にもつながっていく重要な役割を果たしたといってもいいと思われる。
そして、日本の国民総生産を世界第二位にまでしていくのだ。
もちろん原子力発電というすさまじいエネルギー生産装置とともにだ。

この結果の良否については触れまい。
展覧会の副題をもう一度見てもらいたい。
そして、これが森ビルで催されたことを。

多くの若い人たちがこの展覧会をどう評価するのか、とても興味がある。

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