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英語学習法・英文法のQ&Aコミュの倒置法における動詞の数について

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 英語の勉強も兼ねて、アガサ=クリスティーの「Murder on the Orient Express」を読んでいるところなのですが、その第1部・5章「The Crime」に次のような文があります。

 Standing up and quite preventing Poirot from advancing any farther was a big man in blue uniform (the chef de train) and his own Wagon Lit conductor. (文中 chef de train はイタリック体)

 訳はこんな感じになると思います。

 ポワロが一歩も前に進めないように立ちふさがっていたのは、青い制服を着た大男(食堂車のシェフ)と、ポワロの寝台車の車掌だった。

 この文中で、be動詞はwasが使われていますが、主語は複数なので、文法的にはwereを使うのが適切であるように思われます。
 それとも、倒置法の場合は、動詞は最初に出てきた主語に合わせるという規則でもあるのでしょうか?

コメント(15)

動詞が単数になるということは、"a big man in blue uniform (the chef de train)"と "his own Wagon Lit conductor"が同一人物だということを表していると思います。
立ち上がってポワロの行く手を阻んだのは、(車掌の)青い制服を着たいかつい男で、ポワロ自身の寝台車の車掌だった。

chefは、フランス語でchiefという意味なので、chef de trainで列車長とでもいうべき階級なんだと思います。
>つたんさんへ

 the chef de trainは僕の訳し間違いで、「列車長」と解釈するべきですね。
 ただし、列車長と寝台車掌は別人だと思います。
 his own Wagon Lit conductorは既出の人物であり、大男ではないので。
ググったら、wereになっているテクストが2件ほどでてきたので、そのテクストの誤植かもしれませんね。
>つたんさんへ

 なるほど、単純な誤植か!
 これで解決しました。
 ありがとうございました!!
手元のMurder on the Orient Expressで該当ページをチェックして見ました。ネットではいくつかwereがありましたが、書籍ではwasでした。またオリジナルのままの朗読もダウンロードしてあったので聴いてみたところ、wasでした。

つたんさん(No.1)のおっしゃるように、同一人物なので主語は一人、よってwasになったのだと思います。

フランス語の辞書(ネットで検索しましたので、信頼性はわかりませんが)では、chef de trainは車掌と出ていました。ですから、ここは「立って、ポアロが先にいけないようにしていたのは、青い車掌の制服を着た大きな男で、ポアロの乗っている寝台車の車掌だった。」と言う訳になると思います。

英語の本は誤植も日本語の本に比べて多いですし、気にしていないような風にも思えるほどですが、このアガサ・クリスティーシリーズは相当昔からの人気の本ですからおそらく本になっているものは誤植はあまり無いのではないでしょうか。
たっちゃんさん

そうですね、コンマでつないで書いていませんね。ただ、コンマを使わずに同一の人や物をさす場合もあるので(例 My friend and adviser is dead.)、それに当てはまるのかと思いましたが、hisが気になってきました。

どういう筋書きだったか覚えていないのですが、車掌が小柄だとこの小説の前のほうで述べられているのであれば、a big manというのも合わないことになります。

andで文法書で調べると、こういうのがありましたが、この文の場合も当てはまるのではとも思いましたが、いかがでしょうか。

動詞が単数名詞で始まる複主語に先行する場合:通例、単数動詞で呼応する。
例 Where is Bertha and her baby to sleep the night?

誤植でwasになったのではなくて、この原則だったのかもしれませんね。
 皆さんありがとうございます!
 週が明けたら、Murder on the Orient Express(職場に置きっぱなし)の該当箇所の続きを読んで、大男と寝台車掌が同一人物なのかどうか、確かめてみようと思います。
 (質問する前に確かめろというお怒りの声は御容赦を!)
佐伯さん

私もこの小説を読んで見ようと思いますあっかんべー 本棚に入ったままになっていましたが、いいきっかけになりそうです。ありがとうございます。

列車長が寝台車掌という下っ端仕事を兼ねているというのも変な話なので,翻訳の該当箇所を読んだところ,別人になっています。この後,二人がバンバンでてきますw。

pirikaさんの文法書からの説が有用そうですね。差し支えなければ,何の文法書か教えて頂けると嬉しいのですが。
つたんさん

日本語訳が気になってきました。英語の原作を読む前に日本語のほうに手が伸びそうです。

上に載せました文法書は安藤貞雄著 「現代英文法講義」 開拓社です。
なるほど。ご教示いただきありがとうございます。一読してみます。

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