Have you ever~とすると「今までに食べた事があるか」となり、母国で食べた経験まで聞くことになるため問題の意図から離れるような気がします。
日本語では経験のように聞く聞き方でも、結局実際は「もう食べたか」という完了の質問であったり、過去形で十分に事足りる質問であったりする事が多いので問題設定自体に無理があるような気がします。
Did you eat umeboshi after you came to Japan? の意味は、
あなたが梅干を食べたのは知っているけど、それは日本に来てからですよね。
であって、聞いている人は、日本に来てから食べたのかどうかを聞きたい。
梅干を食べたかどうかの質問というより、日本に来てからかどうかを知りたい。
日本に来る前に、母国でも食べたことがあるんだろうか?
Have you eaten umeboshi after coming to Japan? は、日本に来てから梅干を食べたことがありますか?だから、食べたことがあるかどうかを知りたい。日本にきてからは、おまけ。
Did you eat umeboshi after you came to Japan? という表現が
梅干しを食べたことがあるということを前提に(すでに知っている状態で)、
日本に来る前に食べたのか、それとも来てから食べたのかという点に焦点を置いているということ、
理解・納得できます。
また、「日本に来てから」を付け足して食べたことがあるかどうかという経験を尋ねたい場合に、
Have you eaten umeboshi after coming to Japan? と表現することもわかりました。
ありがとうございます。
私はeverは「これまでに」(日本に来る前も含めて)という意味なので、
期間を限定するsinceを加えたらおかしいと思っていましたが、
今日、Have you ever eaten umeboshi since you came to Japan?
という表現は、「日本に来てからこれまでに」という風に解釈することが可能と知り、
自分の知識のなさに愕然としています。
3.Have you eaten umeboshi since you came to Japan? は、
Have you eaten umeboshi since coming to Japan? でも
Have you eaten umeboshi after you came to Japan?
Have you eaten umeboshi after coming to Japan? でもいい。
(現在完了形に afterがきてもおかしくないそうです。)
4.Did you eat umeboshi after/before you came to Japan?
は、コメントの5番目で私が書いたように、(食べたのは知っているけど)、 食べたのはか日本に来る前か来てからかという質問になるので、
文法的に間違っているのではなくて、質問の意図が異なる。
5.過去形でききたいならば、
When you were in japan, did you try umeboshi?
以上です。
で、私が、今、疑問に思うのは現在完了形とafterが同じ文にあるということです。
^^^^^
「実践ロイヤル」では、P477に説明があり、「everは単なる強調の問題である。」
なくても通じるが「これまでに一度でも」というニュアンスになる。肯定文では、beforeがなくてもいいが、I have eaten umeboshi before.「もうすでに」という感じを強調する。
文脈をしっかり捉えないとなんとも言えませんが、まずは梅干しがほとんど日本特有のものだということに着目しなくてはならないと思います。だからHave youever eaten umebosi?でも模範解答になる気がします。また、ここでeverがないとニュアンスが違ってくるため、やはり外してはいけないかと。さらに、完了形に固執するのではなく、"Have you ever〜を使って表現しろ"などの特注がない限りは、コメントにもありました通りDid you ate umebosi after you came to Japan(coming to Japan)でもよいと思います。結論、生徒さんが書いた回答と生徒さんの親御さんが仰った質問は間違っているということになり、正解にはならないと考えるべきでしょう。しかし、以上の点を踏まえた上で、添削をした先生が減点対象であると結論付けたならば、それは正論であると思いますが、完了形という表現だけに固執し、上記のような特異な解釈を杓子定規に否定するような所見を示唆するなら、教師としての器を見限られても仕方がないと思います。英語の楽しみを理解するには、やはり広い考え方を備えなければなりませんね。