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英語学習法・英文法のQ&Aコミュのto不定詞と動名詞(提案・要求・命令を表す動詞)

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基本的に不定詞が主節の動詞の時制より先のことを表す(その時点でまだしていないことを表す)ということと、動名詞が既に行われていることや同時に行われている事を表すということは理解しており、様々な動詞の後ろにどちらが来るか、ということもほぼ理解できています。

ただ、タイトルにあるような提案・要求・命令を表す動詞、すなわちそれらの目的語が節になる場合にその節が仮定法現在になるような動詞の場合、なぜto不定詞をとる動詞と動名詞をとる動詞に別れるのでしょうか。

例)
suggest 〜ing
propose 〜ing
insist on 〜ing
order O to 〜
command O to 〜
demand to 〜

どうもこれについてうまく考えがまとまりません。
なぜ上記のような使い分けがなされるのか、よい説明をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご教授いただければ幸いです。

コメント(8)

 おもしろいところですね。僕はto不定詞と動名詞について、時間の志向に付随して「動き」の違いがあるような感触を持っているので、それについて私見を述べます。

 例えばswimという動詞の場合、swimmingとto swimがあるわけですが、僕は、前者は動詞自体に屈折があるため「止まった動き」として捉えています。反対に後者は動詞が生の形で書き表されているために「動いている動き(?)」のように感ぜられます。

 このことを今回の件に絡めてみると、suggest・propose・insistは「事例・ケース」を指摘しているのではないかと。そしてorder・command・demandの場合には「動く」ことそれ自体を示している感触があります。もう少し噛み砕いえ言えば、前者は「結果的にOOになるようにせよ」、後者は「こう動いてみろ」というニュアンスでしょうか。

 根拠はありません^^;
動名詞はto 不定詞と異なり、実際にその動き(行為)が目に見えているか、頭の中で鮮明にイメージされているときに使われると思います。だから、動名詞は、「既に行われていることや同時に行われている事を表す」のです。

そこで、suggestやproposeの後ろには動名詞が来るという問題に戻ると、この「提案する」という2つの動詞は、主語が頭の中で思考をめぐらせた結果、動名詞の行為がはっきりと頭の中でイメージとして描かれていると考えます。

また、insistの場合は前置詞onが使われているため、動名詞を続けなければならないという文法が適用されているでしょう。

最後に、order,command,demandの3つの動詞は、相手に命令して〜させるという意味なので、命令する内容が時間的にこれから先のことを表すので、to不定詞をとるのでしょう。加えて、suggestと違って、order O to doはO to doの部分に重要性の比重が置かれていると思います。
お二人ともご意見ありがとうございます。


>前者は「結果的にOOになるようにせよ」、後者は「こう動いてみろ」というニュアンス

これは確かにそういわれるとそういう感じがしますね。
動詞自体の意味合いの強さが後ろの準動詞に影響を与えていると考えれば非常に納得のいくお答えと思います。


iloveyachtさんのご意見は、私も同じ様な考えを持っておりましたが、何故それぞれでなければいけないのかというもっと普遍的な理由を知りたいと思いトピを立てました。

前置詞があるかないか、あるいは目的語があるかないかによって動名詞か不定詞か決まるというのは、よくよく考えると現状分からない事なのです。どういう事かと申しますと、不定詞だから目的語をそのような形で取れるようになったとも考えられますし、動名詞をとりたいから前置詞を付けるようになったとも考えられます。

加えて、目的語がthat節の時においては、いずれも「まだはっきりしない事」を表す仮定法現在が使われます。となればいずれも実現性において差がない可能性も考えられます。

そこで何がその使い分けをさせるのか、という根源的な理由を知りたいというところに考えが至りました。

ちょっと考え過ぎのような気もしますが(笑)


科学法則ではなくて言語ですからね。習慣的な言い方になるので完全に法則化はできないと思いますが・・・。解説は「潜在意識」のような仮定される説明概念だと思うし、ケース・バイ・ケースなんでしょう。

まず第一に「言語は論理ではなく慣習です」から。
お返事が遅れすみませんでした。

>あびべいびぃさん
いつもありがとうございます。
非常に参考になりました。
やはり動詞の意味合いで考えるという方向性は間違いないようですね。
ただそこがどう不定詞と動名詞のもともと持つ意味合いと絡んでくるのかが難しいところです。

>マツタさん
まあ、それを言ってしまえばそうなんですが、「法則を見つけるのは学者の仕事」と割り切らずに考えることがより深い理解にもつながりますし、なにより私は教える立場の人間ですので、より分かりやすい説明をすると言う点においてもこの当たりが分かればよいな、と思いまして、このようなトピを立てました。

私も3年生の初めくらい、動詞の語法で「目的語に与える影響度(強制力)で決まる」と教えてます。
つまり、"V O to do"の形は、「人にdoさせる」っていう<使役系動詞>の基本型であり目的語が動作をする当事者なのだけど、<提案系動詞>は目的語に対する影響が少ないため<使役系>であるこの形を取らず、特定の人が特定のことをしろという不定詞ではなくて、一般的動作を表す動名詞で表すというものです。

これはthat節時の文型にも関わり、大まかには提案系・強制系に分けて教えます。

<提案系動詞>など、目的語に対する影響度が弱い動詞でthat節をとる時は、
"S V [to 人] that S' do."(do=動詞の原形) の形。sayの文型と似てます。
[to 人]の「人」はあくまでも伝達相手で動作の当事者(doの意味上の主語)ではなく、書き換えた場合は
"S V 〜ing."
これはsuggest, proposeの他、recommendでも言えますね。

それに対して強制系動詞(命令・要求)では、that節の時
"S V that S' do." と伝達相手の[to 人]を取りませんが、書き換えた時は「意味上」、S'が動作を強制された当事者であるため、目的語にハッキリ示して
"S V 人 to do."とする。
order, commandの他、move, request, require, urgeなどもこの両文型をとります。

ただし、「意味上」動作の当事者(不定詞の意味上の主語)が伝達者(文の主語)と一致する動詞は当然動作の当事者を目的語として明示する必要がないので、
"S V that S' do."([to 人]なし)→"S V to do."になり、目的語に動作主を取りません。この形はdemandの他に、decide、agree、(自動詞ですがarrange)があります。

しかし、「意味上」文の主語が動作を行うこともあれば、他人に伝えてやらせる場合もありうる動詞も存在し、その場合
"S V that S' do."([to 人]なし)→"S V to do"もしくは"S V 人 to do"の両方がありうる。例えば、ask, desire, determineなど。

意味上の強制力は相対的なモノであるため、当然中間的な動詞もあります。adviseは伝達の意味が強いため、
"S V that S' do."も取れば、"S V O that S' do."も取る。
書き換えると、「意味上」中間的強制力を持つため、
一般的動作として助言する"S V 〜ing."も取れば、具体的相手を指す"S V 人 to do."も取る。

この後、「意味上」強制力を持った"S V 人 to do."は、動作の当事者(目的語)を主語にして受動態になりうるのに対して、「意味上」強制力がない"S V 人 to do."(ex. I want you to 〜.など)は、「意味」の主体が目的語である「人」ではないので受動態にはならない、って話につなげます。

さて、解説中「意味上」に括弧書きしました。
<文法的な形>は<文の意味>と相関関係にあるからこそ意義があるし傾向性が産まれるわけで、そうした傾向性があるからこそネイティブスピーカーでもそれに沿って「感覚的に」細かい(と思われる)語法を習得できているわけです。とすれば、非母国語として言語を学んでいる学習者に取っても、こうした傾向性をつかめなければとてもとても外国語なんてマスターできません。
そのような意味ではJapthugさんの「法則を見つける」ということは、「望ましい」と言うよりも、非母国語学習者にとっては(論理的であれ、感覚的であれ)通らなければならない「必要な」プロセスであるように思っています。
>テリーさん
いつもながら非常に詳しい解説恐れ入ります。
解説を読ませていただき、かなり考えがすっきりしました。
動名詞が「一般的動作」を表すから上記の場合用いられるのだというご説明にははっとさせられました。
どうもありがとうございました。

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