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東海自然歩道コミュのGW報告

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いよいよシーズン到来。今年も東海自然歩道、先へと歩き始めました。今年はどこまで行けるかな?
と言うことで、長文になってしまいましたが報告です。

4/29〜5/1 精進湖入口〜佐野峠(山梨県南巨摩郡南部町上佐野)歩行距離38.1km
(累計12日間 155.6km)

1日目4/29 精進湖入口〜本栖湖キャンプ場(山梨県南都留郡富士河口湖町本栖)
距離4.8km (歩行時間1時間25分)
GWの前半は大阪に向けての東海自然歩道の続きを歩くことにした。
朝、自宅で荷物の計測18kg。今回は真夏ではないので水の量を2Lに減らして、その代わり防寒具を多少詰め込んだ。この時点で1眼レフのカメラは諦めた。今のところ18kgは私が楽しんで歩ける限界の重量なのだ。高速バスに乗り、前回までの到達地精進湖入口にAM11:00に到着。雲行きが怪しい。午後から雨の予報。今日は身体慣らしもかねて少しだけ歩くことにした。精進湖〜本栖湖までの青木ヶ原樹海は、それまでと違い、明るいし、道幅も広くなる。怖いじめじめしたイメージは無い。1時間ほどして本栖湖に到着。富士五湖の中でも静かで自然を感じられる良い湖だ。釣りに来ている人がいた。お腹が空いて、観光客向けのレストランに入る。ほうとう定食を注文。1500円は馬鹿げている。
この日は本栖湖キャンプ場に決めていた。昨年歩いたmoriさんのブログを参考にしたのだ。歩いてテント担いでいくと1000円にまけてくれる。PM1時に到着。雨が降る前にと急いでテントを張る。その後1時間ほど近場散策、で、昼寝。まずは仕事の疲れをとった(笑)。この日結局雨は降らなかったものの、ぐんぐん冷え込んだ。3月ぐらいの気候に感じた。このキャンプ場で良かったのは、めずらしく直火OKと言うこと。夜、食後2時間も一人で焚き火に木をくべながら見つめて楽しんだ。そうしていると晴れてきて星が見えてきたので、湖畔に寝そべる。溶岩の砂利で心地いい。星を見上げながら、何も考えず、ただ、真っ暗なのに地球って丸いなぁと感じた。あまりの寒さで15分で引き上げテントで寝る。夜中寒くて3時頃目が覚める。Zippoのポケットカイロ持って来て正解だった。

2日目 4/30 本栖湖キャンプ場〜朝霧高原〜田貫湖キャンプ場(静岡県富士宮市猪之頭)
距離21.7km(歩行時間7時間20分)
朝、鳥の声で目が覚める。4時38分。10分ほどしてテントから抜け出す。朝ご飯の準備とともに、焚き火の木も集める。ところが夜露でなかなか火がつかず苦労した。焚き火したこともあり、朝食とテント撤収で2時間半かかる。まだテント経験が浅いとは言え遅すぎ。出発は7時半。その頃にはお日様ぽかぽかでTシャツ1枚。この日距離はあるものの、道のアップダウンは少なく歩きやすいコース。
歩いていると、何度も熊出没注意の看板がある。熊鈴はつけているが、日中は出ないよなぁと祈る。歩き進むと森を抜け、サンクチュアリに突入。オオルリの羽が日差しにあたり、息を呑むほど綺麗なブルー。羽を畳んでいる時は黒っぽく見えていた。歩くと前に逃げていく。数分間は追っかけっこをしていた。朝霧高原付近になると、日陰が無くなりとても暑い。おまけに富士山最高のビューポイントは、もやに包まれ上部は見ることが出来ず残念。途中のグリーンパークは日帰り入浴出来るとチェックをしていたが、場所が分からずいつの間にか通過。重い荷物だと戻る気にもなれなかった。田貫湖に近づき、陣馬の滝で一休み。マイナスイオンを浴びる。ここの水は美味しいのだろうか、大量のペットボトルに湧き水を入れている人がいた。私も負けじとボトルに詰め込む。PM2時過ぎ田貫湖到着。昼をカロリーメイトでしのいだ私は、観光客向けのレストランに突入。肉食いて〜と1300円の生姜焼き定食。やっぱり高い(涙)。1周約4kmの田貫湖。場所から言えば、富士六湖と言いたいが、ここは狸沼を整備した人造湖。とても綺麗だ。目測誤り、テントサイトに遠い方から周ってしまう。PM3時半頃到着。場所使用料1700円。本来なら目の前に富士山がでで〜んと見えるはず。でも、残念ながら顔は出さず、雲行きも怪しい。星も見えないし、焚き火も出来ない。シャワーを浴びてアサヒの富士山ビールを飲み、食後早めに就寝。夜は小雨が降ったものの、昨日と違って暖かく寝ることが出来た。

3日目 5/1 田貫湖キャンプ場〜長者ヶ岳(山梨百名山1338m)〜上佐野〜佐野峠(山梨県南巨摩郡南部町上佐野)
距離13.2km(歩行時間7時間25分)
前日の疲れと、寒くなかったこともあり良く眠れた。AM4時半、目覚ましで起きる。日の出には早いが目の前には昨日まで見えなかった富士山がでで〜んと構える。私のアウトドアの定番朝食メニューは餅入りラーメン。食べながら日の出まで10分おき位に富士山を写真撮影。やっぱり日本人は富士山好きだなぁとつくづく痛感。昨夜小雨が降ったこともあり、テント撤収にやっぱり時間がかかる。AM7時20分出発。昨日とは田貫湖畔を逆側に歩き結果的に田貫湖一周。半分の時間で昨日の地点に戻ることが出来た。
昨日までと大きく違うのは、今日は本格的に山登り。標高差750mを登る。まだ靴が新しく、インソール入れて靴下2枚履きでもフィットしていないのだろうか、30分ほどで両足のかかとの皮がむけてしまう。辛い一日になりそうだ。この日は暑く、息も上がりやすい。途中見晴らしの良い場所では眼下に田貫湖が綺麗に見える。2時間半ほどしてAM10時5分山頂に着く。富士山はすでに気候の為に霞がかっていた。山頂にいたおじさんも、富士山を見に来たのに霞んじゃってるな〜と残念そうにゼリーをちゅるるんと食べていた。
天子ヶ岳側に15分降ると分岐点。田貫湖の反対側(上佐野側)へ降る。ここからは登山地図で破線。注意書きで荒廃と記載されている。尾根から谷に90度方向に上佐野と矢印が出ているが、道が無い。谷に落ちろと言うことか?(笑)。しばらく目を凝らすと、林業向けの作業道の様な細いルートがあった。引き返したくはない。えいっと急な斜面をギザギザと降ること5分。大きなガレ場で道がなくなる。辺りを見渡して木に巻いてあるビニールの紐を頼りに歩く。こんなこと初めてだ。おもわず戸惑う度に戻れるように写真を撮った。20分程降ると、道は細いながらに安定。脇道もないので、もう迷うことは無い。途中何度もガレていたが、不安要素も無くなった。道の脇で茎で切られている野草を多数発見。山菜取りの人が通ったのだろう。見分けることできればお土産にしたいが、わからないからやめる。
かなり降りた時、周り一面の葉がみずみずしい場所に出た。沢が近い証拠だ。綺麗さに写真を撮っていると腕にぴたっとヒルがついた。ぎえぇ〜、とうとう夏の到来だ。人がほとんど通らない、水の豊富な場所にやつはいる。まだシーズン前と思い対策をしていない。吸い付かれる前に爪ではじき、一目散でしばらく小走り。そんなうちに、ようやくのどかな村の風景、上佐野に到着。茶畑があり、ほっとする。でも、人の気配はほとんどない。
PM1時20分、小さな八幡神社の前に腰を降ろし、3時間ぶりに荷物を置く。今日もカロリーメイトだ。座った時は気が付かなかったが、アリの巣の近くに座ってしまったようだ。荷物の上を歩いたりしている。これは困ったと、ちょっと離れた場所にカロリーメイトをお裾分けする。アリもそちらに気を取られ、円満に解決した。
この日は、もう一つ山を越さなければ(思親山1031m)、予定の富士川にある身延線の井出駅に着く事が出来ない。山を降りきって再び山は至難だ。でも再び歩きだした。今度は心地よい道だ。山道もしっかりしていて歩きやすい。途中の沢では、何も気にせずがぶ飲み。森が深くなってきて、何か気配がする。立ち止まってわざと鈴を鳴らす。ここは熊看板も出ていないし大丈夫だとは思うが。落ち着いたところで、しばらく歩くとリスが前を横切った。元気が湧いてくる。
PM3時10分佐野峠。やっぱり時間がかかってしまっている。富士山が霞んで見える。登ってきた思親山は山頂まで残すところ40分と書いてある。でも、タイムアップだ。無理は禁物。泣く泣く山を目の前にして林道を下山することに。それでも、最寄の内船駅(うつぶな)まで2時間もかかる。おまけに林道のアスファルトは足にこたえる。半分以上降ってきた時に、降りてきた車が止まる。“乗っていくかい?”山登りの好きなおじさん二人組みが、下山する私のザックの後姿を見て止まってくれたのだ。。見知らぬ人の好意は本当にありがたい。山のよもやま話をしながら、駅まで送ってもらい、私のGW前半は幕を閉じた。

コメント(2)

読ませていただきました!
いいなぁ。私もそういう一人旅、やってみたい!
でも、たぶん、途中、孤独に耐えられなくなりそうです。
私は歩いた場所が結果的に東海自然歩道だったということが
多く、興味があるけれど、実はなかなか・・・なのです。

GWは八ヶ岳の最南端の編笠山に登ってました。
編笠山からも富士山が見えましたよ!
TNT 山梨県井出駅より徳間へ 06/05/05

私は山梨県井出駅より静岡県黒川キャンプ場まで歩きました。
東京→神奈川→山梨→静岡と四県目にやっと到着。
一日目だけですが、報告します。


朝4時起き、
デカイバックパック(90リットル)を背負い、電車に乗り込む、
小田急線で小田原、そこからはJRで富士、JR見延線へ乗り換え井出の駅へ
去年の夏にゴールした場所、今回はココからスタートです。
さっそく駅の近くにあるトイレで水を汲み、国道を歩き始める。
橋を渡り、去年の夏に探していたTNT(東海ネイチャートレイル)の標識を目指す。
標識のまわりは春らしく花がきれいに咲いていました。


林道を登って行くと途中から山道へ
両側にきれいな花が出迎えてくれました。


小さな山を越え、
集落に降りるとお店が
さっそくジュースとアイスクリームを購入!
店のおばさんと話していると昨日、
TNTを歩いている人が居たとの事、
まだ一度も出会っていないのであってみたかった。
真っ直ぐ行くと近道、六地蔵が新ルートになっている。
六地蔵公園を目指す、
ここはいたずらで首を落とされた六地蔵があります。
僕はTNTの本で知りましたが、おばさん曰く
「テレビでずいぶん騒がれたからね〜〜〜
でももう新しい首を付けたよ」と言っていました。

結構きつい林道を登って行くと素朴できれいな公園が現れ
新しいお顔のお地蔵さんが立っていました。


もう一つ山を越えると徳間が現れます。
今回は舗装路が多くてまいりましたが
たまに出てくる山道がイイ感じです。


僕はテントなので徳間上の林道でテント泊
今回はテントのフライだけでテント内部は地面というスタイル、が、、、
なんとココは山ヒルの発生地帯、
靴を見るとヒルが、、、バックパックにもヒルが、
首に違和感を感じたので触ると「ヌル〜〜」
指を見るとヒルが、、、、

グランドシートの端を上に上げ
丸まるように寝ました。

まとめていませんが写真をアップしてはいます。
http://homepage.mac.com/roopsjp/PhotoAlbum72.html

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