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ESSENCE Music FestivalコミュのESSENCE、この10年。〜その1~

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よく考えてみたら、ESSENCE Music Festivalに行き始め今年で10回目となります。
長かったような、あっという間だったような…。

そこで、この10年を振り返って見ようと思います。

まずは、初めてのESSENCE、1998年。
出演者はこんな感じでした。

July 2nd〜4th,1998
Louisiana Superdome in New Orleans


●July 2nd

~Main Stage~
D'angelo
Usher
K-CI&JOJO
LSG

~Essence Superlounge~
The Dixie Cups
Millie Jackson

~Soul Superlounge~
Mem Shannon & The Membership
The Dells

~Jazz Superlounge~
Kermit Ruffins & The Barbecue Swingers
Noman Connors

~Coca-Cola R&B Superlounge~
Phillip Manuel
Jeffery Osborn


●July 3rd

~Main Stage~
Grover Washington,Jr.
Brian McKnight
Mary J. Blige
Luther Vandross

~Essence Superlounge~
Betty Shirley
Ann Peebles

~Soul Superlounge~
Sunpie Barnes & The Louisiana Sunspots
The Stylistics

~Jazz Superlounge~
Henry Butler
Najee

~Coca-Cola R&B Superlounge~
Coolbone
Chico DeBarge


●July 4th

~Main Stage~
Kenny Lattimore
LL Cool J
Patti LaBelle
Maze featuring Frankie Beverly

~Essence Superlounge~
Marva Wright & The BMW's
Evelyn“Chanpagne”King

~Soul Superlounge~
Willie Tee
Con Funk Shun featuring Michael cooper & Felton Pilate

~Jazz Superlounge~
Michael Ward
Earl Klugh

~Coca-Cola R&B Superlounge~
Patrick Henry & Liberaton
The Emotions



初めてのことで、チケットの取り方も会場の状況も分からず、事前になんの準備も出来ずに会場へ向かった初日。
だって、その当時はまだインターネットでチケットを取ったり情報を得るなんて言う技は一般化されていませんでしたから…。
まずは会場へ着き、チケットブースでチケットをGET!!

ようやく会場の中へ潜入しMain Stageへ向かったものの…。
およよよよ。。。。あんなに楽しみにしていたD'angeloのステージが終わった所(涙・涙)

しかも、会場の中も、どれだけ大きいか?なんて分からず、
“ま、今日はこんなもんでいっか〜?”
とチケットを買ったもんやから、Main Stageで見る出演者のちっちゃいこと!ちっちゃいこと!!
おまけに音が届くまでの時差ありまくり!!!
しかし、これも今思えば…の話で、初めての会場は何を見ても聞いても新鮮で、驚きの連続!

特に印象的だったのが、出演者よりもお客さんの方。

今でこそ、ホワイトやイエローはもとより、南部以外の、“都会の”ブラックがオーディエンスの大半を占める程、全米でもメジャーなイベントへと成長しましたが、その当時はまだまだローカル・イベントの域を脱していませんでした。
そのため、清楚な…或はカジュアルな…なんて前置きの付くオシャレをした人は少なく、(出演者と見間違えるほど)なんともゴージャスないでたちの、目一杯お洒落をしたブラックに目は釘付けでした!

真っ赤な総スパンコールのロング・ドレスを着たレディーと、真っ白なタキシードに白のハットを被ったジェントルマンのカップル。
ヘアースタイルがセットというよりデコレトされまくった多くの女性達…。
ドレスコードがある訳でもないのにドレスアップしてくるのが、ここESSENCEでした。


そして、私達はマイノリティーである、ということを実感したのもこの時でした。

ブラックの女性から差別の発言や視線を浴びせられた事は、今でも忘れられません。
私達は紛れもなくエローでした。
やはりこれも、今は殆ど感じることの少なくなった経験ですが、南部の閉鎖的な空気がそうさせていたのかも知れません。
もしかしたら、差別と言うより好奇の目で見ていた人の方が多かったのかもしれません…。
だって、実物のイエローを生まれて初めて見た!って人もきっといたはずですから。

なんせその当時は、多分会場内のオーディエンスで、ブラック以外の人種は10人くらいしかいなかったはず。
99.9%BLACK!
って言いたいけど、それどころじゃない程、真っ黒け、でした。


そんな環境の中、その当時は、まだまだ力不足だったUsheや、頑張り過ぎだよMary(笑)、それに日本ではあまり見れないコーラス・グループの数々。
この頃は、今の様なHIP HOPや新しいR&Bのシンガーが沢山いなくて、この年に名を連ねている出演者が旬だった時代です。

そして、出演者の名前を見ていると、亡くなってしまった人の数が少しづつ増えていっています。

私にとっては、ESSENCEは“今”であり、また音楽の歴史でもあるのだな〜と、しみじみ思ってしまいます。


始めてのESSENCEは、心を揺さぶられる体験が毎日待っていて、こんな音楽を当たり前にGET出来ることを本当に羨ましく思ったし、そして、かなわないな〜と本当に思いました。
こんな音楽を生まれた瞬間から耳にし、ソウルフードを口にして育つ人が演るから“SOUL MUSIC”なんだなぁ…と。
RAPだってHIP HOPだって、GOSPELだってBLUESだって、血の通った音楽、魂からの声や言葉、テクニックがSOUL MUSICなんだと。

ちなみにNew Orleansに“コンゴ・スクエア”と呼ばれる場所があります。
今はルイアームストロング公園の中にありますが、ここは近代音楽発祥の地と言われています。
アフリカから数多くの黒人達が船に乗せられて、カリブ海経由で辿り着いた北アメリカの地。
過酷な奴隷生活を強いられる中、たた唯一集まること、そして音楽することを許された地、それがコンゴ・スクエアです。
ここで奏でられた音楽が、やがては時間と色んな人達を経て、今の音楽に変化を遂げたのです。
そんな歴史を、アメリカの黒人は私達以上によく知っています。
だから、ミュージシャンにとって、New Orleansというのは憧れの地であり、そこでパフォーマンスすると言う事はとても名誉なことなのです。

そんな特別な地New Orleansに、ESSENCEがまた返って来ることを、本当に嬉しく思います!!


あぁ……、本当に色んな事が思い出される!!!!
〜その2〜は、1999年の事を書こうと思っていましたが、もう少し1998年の、私の思い出話にお付き合いください。


ちなみにコンゴ・スクエアの事を書きましたが、一人で(特に女性)はルイアームストロング公園へは安易に足を踏み入れないでくださいね。
危険なエリアに位置していますので、何かのイベントごと以外で行く事はオススメしませんよ。

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