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MOUNTAINコミュのSTRAMPの郷を訪ねて

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漸く連絡が取れ、Hamburg郊外のQuickborn、静かな住居エリアに、STRAMPの生みの親であるPeter Struven氏の元で長年テクニカルサービスを行ってきたHolger Lasch氏を本日夜にアンプを持参して訪ねてきました。

このQuickbornは、Hamburg市街に住んでいたStruven氏が子供のために環境の良い場所を求めて引っ越した町で、2000年に脳梗塞でこの世を去るまで20年近く過ごした場所です。

私から彼にお願いしたのは、

1)先日、1次電源電圧の切り替えSWを(何故だか設定されていた)240Vから220Vに切り替えたところ、ノイズだらけになってしまったので、見てほしい。
2)Leslie Westシグネイチャーと同じハイゲイン化ができないか?
3)パワー段直前にマスターVolを追加したい。

の3点。

それに対して、先ず中身を確認しよう、ということから始まり、
・稀にみる良いコンディションである。
・前オーナーが直近にメンテナンスをしているが、その内容は正に自分が行うのと同じで、パーフェクト。経年劣化したパーツのみを適切なものに交換されており、回路は100%オリジナルを維持している。
・1次電源電圧の切り替えSWによる問題は、単に埃による接触不良。

次に、信号を入力して出力をオシロとパワーメーターで確認。
・全て正常。少しガリがあるが、後で直しておくよ。
・Vol, Tone全開で125Wの出力。正に設計数値通り。
で、Input1にのみ入力した場合でも、Vol2を上げると出力波形に影響(歪みが増える)ことや、このアンプに採用したトランス(今も現存するドイツのメーカー製)が如何に上質で、高価なものか(70年当時で1個130DM、コストの半分以上が2つのトランス代)、今同じものを作らすと1個原価で500ユーロ、、、。などを当時の資料を見ながら教えてくれました。

で、肝心の上記2)、3)についてですが、
2)について★驚愕の事実★として、Leslie Westシグネーチャーは、回路は全く同じ。色が違うのと、シグネーチャー入りバッジを付けているだけだよ。
ということが解りました。
でも、ハイゲイン化は出来ないか?と食い下がると、折角こんなに良いコンディションのものを、オリジナル状態から変えるのは勿体ない、、、と説得されたのですが、★2人で他のSTRAMPアンプの回路図を見ている内に、プリ段の抵抗の定数が異なるものが有ることを発見し、これならやってみる価値があるかも!★ という結論になりました。
出来あがったら、実際に音を出してみて、気に入らなかったら元に戻そう、ということでGO!
3)については、快諾を得ました。 最もシンプルで効果的な場所にマスターVolを挟み込んでもらいます。外観の改造も避けたかったので、単純にパラってあるスピーカーアウトの内の1つを取り去って、その穴にVolを付けることで合意です。

Lasch氏は、本当に素晴らしい人物で、私と同じ業界に長く居たことや、趣味がロック(ドラマー)であること等で話も合い、非常に楽しい時間を共有できました。

まだまだ書ききれないことが多数ありますが、MOUNTAIN関連で重要な要素は以上です。

上記改造が完了〜サウンドチェック後に再度レポートします!

写真は、
?私が持ち込んだSTRAMP 2100Aの内部をチェックするLasch氏
?自分で撮った2人の写真(髭が汚い、、、)
?修理に持ち込まれていた別のSTRAMP(箱やノブはオリジナルでは無い)

コメント(16)

>漸く連絡が取れ、Hamburg郊外のQuickborn、静かな住居エリアに、STRAMPの生みの親であるPeter Struven氏の元で長年テクニカルサービスを行ってきたHolger Lasch氏を本日夜にアンプを持参して訪ねてきました。

えっ?ドイツ語で?どうやって探したのですか?凄いなあ!
Laschさんは英語得意なんですか?
まあ技術者は言葉無くても意志の疎通が出来そうですが...。
ちゃんとハンブルグでなきゃ出来ない事しているところに3重花丸を差し上げましょう!!偉い!

素晴らしい出会いに乾杯!

今や、STRAMP直系の正規メカニックはこの方のほかにも
いらっしゃるのでしょうか。
Stevieさんとの出会い自体、奇跡的なことと考えるのが
自然と思います。

2100Aとの出会いもそうだったとすると、正にこれが
運命的です。要望事項の1)2)3)の今後にも
たいへん興味がわいてきますね!
是非是非、また詳細レポをお願いします。
Steveさん、

Lasch氏の存在は、ひたすらSTRAMPでググって見つけました。
彼はStruven氏の元で80年位からサービステックとして共に働いており、彼によると、その前から修理の仕事させて、ってオファーしてたんだけど、当時の技術担当がいい加減なやつで、何時まで経っても返事が来なかったとか。

で、Struven氏はSTRAMPアンプでは大きな成功に至らず、その後、プロオーディオの世界でシンクロナイザーの開発・販売などで成功を収めています。当時の録音スタジオで定番のシンクロナイザー(アダムスミス)も1999年に全ての権利を買い取るなど、、、。

そういう背景なので、Lasch氏は英語が堪能です。
ドイツ語でのコミュニケーションはとても無理(笑)。

こら〜るさん、

STRAMP自体は、Marshallの回路+グレードアップパーツ(特にトランス)+Struven氏のアイデア、という内容にて、Marshallの修理が出来れば誰でも直せるのですが、STRAMP直系のメカニックは彼だけです。
Struven氏は2000年春のFrankfurtミュージックメッセ期間中にホテルの浴室で脳溢血で倒れ、そのまま病院へ。その後一度も意識を回復すること無く、9月に無くなりました(Lasch氏談)。よって、彼の遺言が有ったわけでもなく、何をもって正規とするか、なんですが、Lasch氏は自らの意思でStruven氏が関わっていた全ての製品のメンテナンスを継続的に受け継いでいます。 
これぞ、真の直系ですね!

成果のレポートまでお待ちください!
但し、Lasch氏には時間はいくらかかっても構わない、と伝えていますので、何時の事やら不明です(笑)。
お疲れさまです。とうとうSTRAMPですねぇ。Stevieさんの執念の賜物です。

>Lasch氏には時間はいくらかかっても構わない、と伝えていますので、何時の事やら不明です

一番気になるのはここですねぇ。嘗てのリペアで、この一言を言ったモノでさっさと返ってきた事はなかったですから…(爆)(^^;

どんなサウンドか気になるところです。基本的にはマーシャルなんでしょうけど。
きのさん、
コミュのスレでもStevieさんが触れていますが、Marashallベースですが、ストランプはトランスに異常な程の技術と費用を注いでいたと聞きます。
最近自分のFenderアンプの出力トランスを交換してその意味を実感しております。
絶対にストランプはMarshall超えを狙ったはずです。
完全調整して爆音で鳴らした評価を期待します。
電源トランスにしろ、出力トランスにしろ大きく安定した物を使うと重低音が安定して、山信仰者にはこたえられない音を演出出来ますね。

むかし、山水のAU-7500を購入した時に、アンプの重さと重低音は比例している事を思い知りました。
AU-9500は24kgあり、その半分以上が電源トランスの重さでした。
Lasch氏から聞いた話ですが、

Struven氏はJim Marshallとも仲が良く、Frankfurt Musik Messeなどで良く一緒に話をしていたそうです。その時にLasch氏が聞いた話として、Jim Marshallは、イギリス軍から大量のアンプ(勿論、ギターアンプではありません(笑))の払下げをタダ同然で入手し、そこから外したトランスをMarshall立ち上げ時から使用したということ。
これにより、
1)ミリタリーグレードのトランスが、
2)コストを気にせず使えた、
という大きなアドバンテージを得、瞬く間に評価を確立したそうです。
なるほど、トランスですかぁ〜…。

オレンジもマーシャルを基本にしてパーツ類をグレードアップされたものですが、やはりトランスはパートリッジのゴツいの使ってました。考え方はストランプと軌を一にするものですね。ちっちゃいヘッドなのに狂ったように重いです…。

ストランプ、上質なサウンドが聴けそうですね。楽しみだな…。

マーシャルのトランスの話、興味深いです。
ここ最近のマーシャルというと、JCM2000も1959HWもトランスにまつわるトラブルで評判を落としてしまいましたからねぇ。

マーシャルの基本理念は「良い音を安価に提供する」ですから、出来る限りコストを削減しているのでしょうが、ここ最近のマーシャルはトランスがヤワ過ぎました。
STRAMPのModが完了しました!

Lasch氏から連絡を受け、彼が仲間と共有するスタジオでチェック。
私の勤め先から20分程度の場所ですが、のどかな田舎の殆ど何もないような場所にある古いフラットを改造したスタジオ。練習とCubaseによる録音環境も完備。
Lasch氏は、私から何か指摘されれば直ぐに修正できる準備もしてくれていました。

で、結果は素晴らしいです。


■良い感じにGainが上がりました。

  決して近年の「ハイゲイン」ではなく、ヘビメタは無理。
  ギターVolを絞った時の鈴なりから、芯が残った歪みまで。
  プリ管増設ではなく、入力段の抵抗値変更のみ。

  近年製Marshall-1960Bに接続してのチェックでしたが、
  持参したLimited Edition LP-jr で死ぬほどLowが出ます。
  Lowを「0」にしても強烈です。

■マスターVolをパワーランプの穴に設置してくれました。

  私はリアのスピーカー端子を一つ犠牲にして、とお願いしていたのですが、
  「機能を一切犠牲にせず、内部配線も最短の場所にした」
  と、如何にもドイツ人らしい勝手な合理的判断(笑)ですが、納得です。
  良い感じで効きます! し、何よりも使いやすい位置です。

■その他、へたり気味なパーツの交換

で、支払いは150ユーロ。
文句なし!!!


良かったですね。早く上がって。
しかし流石に年季の入った匠ですね。Stevieさんを簡単に納得させる腕。

嬉しい連絡だけに、日本から戻ったばかりで時差ぼけあっても飛んでゆく..。ニタニタと微笑む貴方が絵に見えるようです!

>で、支払いは150ユーロ。
今の為替から言うと...かなり安い!!!

数年前の¥170/ユーロとしてもリーゾナブル
お邪魔します。STRAMP素晴らしいですね!!!
是非、機会があればSTRAMPの音源、拝聴してみたいです。

確かにOPTによって低音の迫力は桁違いに変わりますね。創世記のHiWatt、
MATAMPしかり。。。

未だにTravellin' In The Dark (スタジオテイク)のレズリーの甘いトーンを
追い求めてる53歳でした。ではでは。
予想よりかなり早い仕上がりでよかったですね。
スタンバイ・スイッチとの距離が近いがために小さめのノブを
選択したんですね。いかにも合理的であり機能的です。
Stevieさん、凄い武器を手に入れましたね!凄過ぎ(笑)。
Steveさん、

 完全に見透かされてます、、、(爆)。まさにその通りの状況でした。
 前夜は信じられないくらい暑くて、クーラーも扇風機も無いし、で、
 時差ぼけとダブルパンチの状態でしたので、、、(涙)

Marshall 1987さん、

 STRAMPの音源をお届けするのは大分先になりそうです。
 この低音に見合う高音を出すためには、CelestionのVintage系かJBLが
 欲しくなります。
 同い年の53歳同志、探究の旅は果てしないですね・・・・The Road Goes Ever On

こら〜るさん、

 7月上旬は日本に出張してるからユックリやってね、、と言ってあったので、
 正にその通りにしてくれました(笑)。
 小さめのノブは正にその理由だと思いますが、STRAMPのノブは他に見たこと
 が無いもので、スペースがあっても入手できそうにありません、、、。
 
ロリーギャラガーの「ビートクラブセッション」のDVDを購入しました!
最初の映像から「赤のストランプ」ばりばりに映ってます!
TOKIさん、

情報ありがとうございます!
YouTubeでチェックしてみました。
ベーシストが赤の2100Aを使っていたんですね!
Roryは、STRAMPのコンボタイプ「Power Baby」と増設用キャビのかわいい2段スタックですね! STRAMPの地元ドイツの放送局なので、この辺で繋がりが強まったのかも。
いやいや、さすがにドイツの番組ですねエーー!
赤のストランプがカッコいいですわ!

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