ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

バベルの本棚コミュの134回芥川賞候補作

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
伊藤たかみ「ボギー、愛しているか」(群像十二月号)
絲山秋子 「沖で待つ」(文學界九月号)
佐川光晴 「銀色の翼」(文學界十一月号)
清水博子 「vanity」(新潮十月号)
西村賢太 「どうで死ぬ身の一踊り」(群像九月号)
松尾スズキ「クワイエットルームにようこそ」(文學界七月号/文藝春秋より単行本あり)

ちまたでは松尾スズキに注目が集まっていますね。

コメント(8)

どれも未読ですが、絲山さんとらないかなーなんて期待しています。
わたしの勤めるお店の文学書売り場の担当者が「絲山さんが芥川賞とったら次の単行本のサイン会はうちでできるようがんばるよ!」と言ってました。
サイン会いきたい〜
『クワイエットルームにようこそ』の単行本を読み終わりました。

仏壇のことで同棲している彼と喧嘩してしまい、むしゃくしゃしたまま鬱病の薬を酒と一緒にオーバードーズしてしまった明日香。精神病院に強制入院させられた14日間の物語です。

芥川賞候補作にありがちなムズカシイことは一切なく、精神病院、しかも閉鎖病棟という社会に対して空間も存在も閉じられた場所で、個性的なキャラクターが作者の手をはなれて自由に動き回ったような小説。端々に「説明不足なんじゃないか?」と思う箇所もあるが、ほどよいスピード感と語り口のよさで最後までつるっと読めてしまう。やはり芝居のなかで培われたものなのか、文章にリズムがある。

しかし、読後なにが残されたかといえば、「面白かったし、うまく書けているなぁ」という感想のみ。印象的なエピソードも、台詞も、なにもない。うまくいえないのだが、松尾スズキは執筆する際、芝居や映画みたいに、セットのなかで役者が演じるように見えるのではないだろうか。だから映像的で、他者の想像力が入り込みづらい。よって、読者は本を読むというより、映像を見る行為に近い脳のつかいかたをしている、ような。

他の作品はもちろん未読なので、読み比べてみます。選考会は1月17日なので、どの程度読めるかは疑問ですが。
あきんこさん、夢が叶いました〜。
絲山さん受賞されましたね!
ああ、ほっとした。

絲山さんのブログ
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/9882/
をみてて、候補になるストレスを痛感してたので
ほんとヨカッタです。

しかし受賞作では1冊にならない。
……どうするのかな?
うわぁ〜〜〜い!
すっごくうれしいです!!
単行本になるまでに時間がかかりそうですが(現在文芸誌でなにか書かれていましたっけ?)、無事わたしの働くお店でサイン会ができますように。
いやぁ、めでたいめでたい。うれしいです。
松尾スズキ「クワイエットルームにようこそ」読みました。

読み終えて、、、『舞台っぽい』という印象。
(とは言っても松尾さんの舞台見たことないんですけど)

さいのすけさんのおっしゃるとおり「映像的」なんですね。
書き込みを見てとても納得。

きゃ〜、初の書き込みデス!!(笑)
>サワリーさま
いらっしゃいませ〜!

候補作を全部読もうとしていたのですが、読めたのは「沖で待つ」と「クワイエット」のみ。2月下旬くらいから続々と単行本化すると思うので、できたらフォローしたいです(意気込みだけ?)。
「クワイエットルーム」、期待よりはるかに面白くて“ちゃんと小説として成立してるなあ”と不謹慎な感心をしちゃいました。松尾スズキさん、ごめんなさい。

文藝春秋三月号の芥川賞選評で、高樹のぶ子さんの「沖で待つ」評……
「二人の信頼関係はきちんと書かれているし心地良く読めるのだが、このような仕組みが置かれる以上、ハードディスクの中に何が入ってるかが気になる。」
にびっくり。

えーと、えーと、ちゃんと書いてあると思うんだけど。
高樹のぶ子さんの選評については、ぜひ豊崎シャチョーに突っ込んでいただきたいですね。本当に読んでいるのか?という根本的な問題ですから。

高樹さんを何回かお見かけしたことがありますが、こういう凡ミスしそうな、なかなかそそっかしそうなひとでした(←フォロー?)。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

バベルの本棚 更新情報

バベルの本棚のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング