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バベルの本棚コミュの何度も読む本

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なんか、このところ大昔に愛読した本がつぎつぎ映画化される。「指輪物語」や「チョコレート工場の秘密」、これからだと「ナルニア国物語」。

「ナルニア国物語」のアスラン(人語を喋るライオンです)はCGなんだろうなあ、古い毛皮がみっしり詰まった洋服ダンスはどんなんだろう、エドマンドが食べる魔女のプリンは緑の絹のリボンがかかってて美味しそうなんだよなあ……。

記憶力が悪いのに、つるつるドンドン思い出せるのは、何べんも読んだからだろう。

大人になって嬉しいのは、単行本をどんどん買えるようになったことだが、何度も読む本は少なくなっちゃう。

今年になってから出会った本で3度読んだのは、絲山秋子さんの『海の仙人』(新潮社)だ。昨年だと栗田有起さんの『お縫い子テルミー』(集英社)。どちらも寡作な作家なので、新刊を待ち焦がれながら、面白いとわかっている本を反芻して読む幸せ。

あなたの「何度も再読本」はどんな本ですか?

コメント(3)

『ナルニア国物語』、大好きでした。風邪で小学校を休むたびにこれが読めるとほくほくしたものです。映画化は、すっごく楽しみな反面、子どもの頃読んで想像したあのきらきらがどのように映像化されるのか、ちょっぴり心配です。(なにせ子どもの想像力なので、突拍子もないことを思い描いていそうで……「こんなはずじゃない!」なんて勝手に憤慨してしまいそうです)

わたしが何度も読む本は、
『ホテル・ニューハンプシャー』 ジョン・アーヴィング
登場人物がみんなすごくいい。それはひどいよって思うような絶望的なできごとが起きて、それは何度読んでも打ちのめされてしまうのだけど、でもなぜかまた何度も再読してしまいます。アーヴィングの書く絶望的なできごとは、決して八方塞でなくて、それでも生きる力を与えてくれるところがとても好きです。
『袋小路の男』 絲山秋子
何度も何度も何度も読んで、そのたびにしみじみと「ああいいなあ」と思います。どこがいいのかうまく言えないけれど、この世界と言葉の美しさとたたずまい、そのすべてが。
『河童が覗いたインド』 妹尾河童
インドに行ったことはないけれど、くらくらとめまいのするほど細密なスケッチと、河童さんのなにごともおそれずチャレンジするまるで少年のような好奇心に病み付きで、インドという国はいつか行ってみたい場所ナンバーワンです。

本日も晴天さんの挙げてらっしゃる『お縫い子テルミー』、大好きです。
あきんこさん、『ナルニア…』の映画化、おんなじ気持ちです! これがアーサー・ランサムのシリーズなんかだと、地に足が着いた世界なので、想像がつくのですが……映画公開が不安で楽しみ。

『ホテル・ニューハンプシャー』、映画も好きです。
最後の場面、波乱万丈な兄弟の末妹リリー(背が伸びるのが止まって、子どもの背丈のまま成人。作家になって、成功、そして自殺する)がどんどん、どんどん背が伸びるところは、映画ならでは。恥ずかしいんですが、ここを見るとパブロフの犬のように何度でも泣いてしまいます。

たまに読み返す本、もうひとつ。石井桃子『ノンちゃん、雲にのる』。生まれるずっと前の話なのに、無性に懐かしい味わいです。
実はわたしには何度も読み返す本がありません。
でも、ちょっとさみしいので、思い出してみました。

『そうだ、村上さんに聞いてみよう』(村上春樹/朝日新聞社)は

悩み事があるたびに、読み返しているかも。
自分の悩みの解決にはならないんです。
でもくだらない質問にちゃんと向き合って答えていて、
開くたびに「へえ」とうなずくことがある。
そのときの自分をうつす鏡のような本かもしれませんね。
そこが面白い。
あ、『生協の白石さん』のプロ版という言い方もできるかも?

近ごろ読了して、すぐ再読したのは
絲山秋子『スモール・トーク』
村上春樹『東京奇譚集』 かな。
(この2冊はトピたてます!)

おふたりがいいと言っている『お縫い子テルミー』、
早く読みますから、仲間にいれてください(笑)

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