それでも看護師になる？！コミュの願い・・・

願い・・・

mixiユーザー 2009年04月03日 17:58

実習中に受け持って出会った8歳の女の子がいます

その子は修正大血管転位症で心室中隔欠損を合併し、手術を受けるために入院してきました

幼い頃から心臓に疾患を抱えて病院にも慣れっこになっていて、常に明るい女の子でした。

正直この仕事をしているとよく見ますが、病院に慣れっこなんて、見ていて切ないです

話は戻りますが、その当時に修正大血管転位症の手術は日本で60例ほど、その病院で50例ほどしていました。

心疾患では有名な病院ということもあり、多くの心疾患の小児がいました。

その女の子を受け持っている間はOPE前の指導や準備から術後数日を立ち合わせてもらいました。。。

学生の自分が何ができるわけもなく、病院生活の暇な時間をできるだけ退屈しのぎになればと過ごしていました

病棟内を少しお散歩している時に3歳くらいのかわいらしい女の子を見て、
「あの子も同じ病気で同じ手術を受けるんだよ！」と教えてくれました。

私は「じゃあ、二人とも先生に元気にしてもらわなきゃね？」というと
「うん。でも50人中1人はﾀﾞﾒなんだって。」

手術の平均的な成功率をその子は聞いて、理解していたようです。
8歳の子の理解力を舐めてはいけません

「50人中1人はﾀﾞﾒなんてことないんじゃない？○ちゃんやあの子が元気になるからね！」と言うことしかできませんでした。自分の未熟さを痛感しました。。。

正直なんといってあげればよかったのか・・・

手術自体は無事終了しましたが、それを見届けて実習を終了してしまった私はその後、どうなったのかは知りません。

ただ今は元気になっていて欲しいと願うだけです。

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