ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

財務諸表論@税理士試験コミュの第60回税理士試験出題のポイント

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
第60回税理士試験の出題のポイントが、国税庁のWebページに公表されました。
http://www.nta.go.jp/sonota/zeirishi/zeirishishiken/point2010/02.htm

これに関する議論はここでどうぞ。


財務諸表論
財務諸表論 〔第一問〕

 本問は、財務諸表論の「計算問題」においてこれまで、また今回も出題されている割引現在価値に基づく計算の設問に関して、会計理論の観点からあらためて問うたものである。
 第1問から第3問までは、割引現在価値に基づく資産評価に関する基本的な問である。
 第4問はわが国の会計基準で認められている割引現在価値に基づく3つの会計処理に関して、その根拠について設問している。
財務諸表論 〔第二問〕

 本問は、伝統的な会計理論の重要論点の1つである費用の見越しについて、引当金を題材として、基本的な論点の理解及びその応用力を問うている。
 問1は、引当金の設定要件、根拠、目的といった基本事項を問うものである。
 問2は、減価償却累計額との同異を問うことによって、費用の見越しという引当金の特徴の理解を試している。
 問3は、修繕引当金に特化して、自分で考える力(応用力)を試す問題である。(1)は,引当金の計上根拠を暗記しているだけでは対処できず、計上根拠を修繕引当金という特定のケースに当てはめる応用力を試している。(2)は、問2をヒントにして適切な会計処理の可能性を自分で考える力を問うている。
財務諸表論 〔第三問〕

 第三問は、会社法及び会社計算規則の基本的な理解度を広範囲に問うものとなっている。
 問1では、主に決算整理事項から貸借対照表、損益計算書の作成までの基礎的な理解度を問うことにより、会社法及び会社計算規則等の基本的理解を試すものである。
(1) 現金預金について、銀行からの残高確認書と会社帳簿残高とに差異がある場合の調整処理、長短区分及び外貨建預金の決算時における換算処理等の理解を問う。
(2) 売上債権について、金融商品に関する会計基準における債権区分の考え方と得意先の財政状態等が前年度より変化した場合の貸倒引当金の設定の理解を問う。
(3) 営業外債権について、キャッシュ・フロー見積法による貸倒引当金設定の理解を問う。
(4) 投資有価証券について、減損の要否等、金融商品に関する会計基準における有価証券の評価方法の理解を問う。外貨建有価証券の換算差額の処理に関して、外貨建取引等会計処理基準の理解を問う。
(5) 関係会社の範囲について、実質判断の理解を問う。
(6) 棚卸資産について、棚卸差異の処理及び棚卸資産の評価に関する会計基準(収益性低下による簿価切下げ)の理解を問う。
(7) 有形固定資産について、建設仮勘定の処理及び固定資産の減損会計の理解を問う。
(8) リース資産について、リース取引に関する会計基準の理解を問う。
(9) ソフトウェアについて、償却計算及び除却処理の理解を問う。
(10) 従業員賞与について、引当金の繰入・取崩処理の理解を問う。
(11) 退職給付について、簡便法による引当金の繰入・取崩処理の理解を問う。
(12) 諸税金の処理及び税効果会計について、繰延税金資産及び繰延税金負債等の処理方法の理解を問う。
問2では、会社計算規則による附属明細書「販売費及び一般管理費の明細」の基本的理解を問うている。
問3では、貸借対照表注記のうち、減価償却累計額注記の基本的理解を問うている。
問4では、繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別内訳注記を通して、税効果会計の基本的な考え方の理解を問うている。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

財務諸表論@税理士試験 更新情報

財務諸表論@税理士試験のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。