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【詩】 無名詩人の会 【詩】コミュの古都迷路

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あの旧い町の 橋の上に舞った一陣の埃と
不安定な 自分
めまいする傷つきやすい気持ちと戸惑い
日差しが斜めに身に差し込む
まるで 寂しさに刺し通されるような感覚
なぜに あのころの孤独は 今なお心に刺さるのか

彼方から
山の木の葉を焼く煙の香り
境内に立ちこめる土と苔の湿った夕暮れの香り
もうあそこにいっても 同じ時間はとうに飛び去って消えている
たとえ その場に旧い建造物が変わらずあったとしても

この手で
この感覚で覚えていて消えない季節たち

もうひとつの あの居場所
河原町の、
それは東京都心とは比べものにならぬような
質素な喧噪
不可思議な喧噪
あそこの時計の秒針は他とは違うのです。
・・・と
見知らぬ案内人の陰の言葉は空耳
え?と問いかけながらも私は又しても街の迷路に迷い込む
怪しげな路地へと
ブルーノートへの路地
いつもそうだった 隣接したキャバレーの呼び込み
私には触れたこともない肉欲や酒や快楽の匂い

雑多を通り越し
重たいドアを開ければJazzの音色
そこで ひとしきりグラスを空ける。

もう一方 静かな逃げ場・・・・・
古本屋のあのしんみりとしたひんやりした空気の中にも
無数に埋め込まれた言葉と技術と芸術の束たち
そこには 
とうに もう幾数年も座ったままかと思うような老人が居て
無愛想な顔を上げる。
言葉なく学生たち
本を広げ、高い書棚を見上げている。

寺町界隈 黒く重い木造のしんみりとした商店が続き
文学の舞台になった果物屋あたりでこの路は果てる

そうして そこで あの場所で
誰かの似姿が過ぎり 
ふと振り返ってはみるのだが
会うことはない

心が覚えている匂い 

  「昔」からの便りが・・・
               今日 届いた。

コメント(2)



ふるさとへと





ふるさとへとつづく道


檸檬色の総武線も、もうすっかり
様変わりしたらしい

こころの故郷は
京都だけれど
体の里は市川市だ


過去のひとに尽くした自分がいまは、かなりの馬鹿者としか思えない


ひとは思い出に浸りたがるが、たったいまは、わたしには過去はいらない
無用の長物でしかない


あいつ
あたしの哀しみを
みんなもっていったなぁ きっとね


弟は死んだ


のんちゃん
やっと楽になれたね

姉貴だけ遺しやがって!キガハヤイぞ!


人間の故郷は天なのだから、あんたも、やっとゆるされたんだね。



あばよ!



camelは
せめてもの供養だよ


( ̄。 ̄)y-〜〜

ノーザン


あんたがけむりになってから


風がやさしくなってきたよ




君の故郷は相模原だから・・・・・・



あんたは 春風なんだね。




来た風はいま眠っている



これからは向かい風も追い風もずっとやさしくなる




髪をバッサリと切ったよ



さぁ  南風は・・・・・


これからの船出を見送ってくれている





ありがとう





     ありがとう・・・・・・友よ

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