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z-huntersコミュのダバダバ No.9

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z曲第9弾!


『ダバダバ No.9』!

 皆さん、もうここまででお分かりいただけるでしょう、なぜこの曲の題名にNo.9という数字が刻まれているか。そう、記念すべき9曲目なわけです。

 それにしても「9」という数字は実に様々なものを連想させます。

 音楽的には、やはりベートーベンの第九楽章が思い起こされることでしょう。『第九』こそ人間の精神活動の偉大さをビリビリ感じさせ、人類に大いなる希望の光をもたらした世界最大で最高の至宝であると言えます。時間芸術にして、究極の作品であります。
 またザ・サーチャーズの『恋の特効薬(ラブポーションNo.9)』も忘れられぬコケティッシュでキッチュな名曲です。
 ロシアの大画家アイヴァゾフスキーによる名画『第九の怒濤』も忘れられません。航海中に8回の大波に襲われ、船は破壊され、瓦礫にしがみつくクルー達。彼らに襲いかかる最も危険な第九の波の彼方に、果てしない希望の朝日が昇る…あの巨大な絵を初めて生で見たときの、目眩をもたらし、息も出来なくなるような衝撃は未だに鮮やかに心に刻まれています。
 そして、社会的に見ると、「もう二度とあの悲惨を繰り返してはならぬ」と人々が祈りをこめた平和憲法第九条も想起されます。 そういった様々な思想を込めてこの曲を命名したのであって、題名が思いつかず、zの9曲目でダバダバ歌っているから、えぇぃ、これにしてしまぇぃ!ってなノリでつけたのでは決してありませんから!!!

 さぁ、この曲、zには珍しくジャジーなロックナンバーです。「シャバダバダバダバ〜♪」と印象的な曲明け、アグレッシブなドラム・サウンドに地を這うようなベースライン。その上を滑らかに、エロティックに舞うクラリネットの音が艶やかに。そして、オフビートでジャジーな闇の旋律に蠢くラップが実にデビリッシュなこの曲。
 始まりは、コケティッシュさんのコード進行、それをいわさびさんと二人で急速に発展させていき、遂にコケティッシュさんが「ダバダバしたい!」と突拍子もないアイデアを出します!

「近頃は様々なアーティストがメッセージを込めた歌詞を歌っている! zもメッセージを込めよう! 今は悲惨な紛争の時代だ、『反戦』を歌おう!」と燃え上がるコケティッシュさん。
 しかし、るんるんにはどうしても曲から感じるエロティシズムを拭いさることが出来ません。その夜、精神を集中させて様々なイメージを頭に描こうとしたときに、『セックスと戦争』というキーワードが頭に閃きます。現代は紛争の時代であると共に、不毛な愛慾の行為に溺れ、心が枯れ果ててしまう時代でもあります。(るんるんの弟、久遠さんはかつてそういう心を「アフガンの大地」とよんだ。)
 即座に、岩のりさんにメールを送り、数日後岩のりさんらしさ溢れる解釈で、見事に「セックスと戦争」を絡み合わせたセクシーで面白い歌詞を聞かせてくれました。一方るんるんは、岩のりさんのストレートなジャブとは異なり、隠喩的示唆に富んだ難解な歌詞を完成させ、その組み合わせからエロティシズムとイデオロギー、色気と風刺のスパイスの聞いた、妖しくもポップなチューンが登場しました。

 ライブでは、薔薇の花びらを振りまいたり、薔薇をオーディエンスに投げたりと、歌詞にちなんだ演出がなされることがあります。るんるんが初めて投げた薔薇はステージ上部にひっかかり、「るんるんの花(愛)には誰の手も届かない」という逸話が生まれ、またワンマンで投げた薔薇は投げ返され、「るんるんの花(愛)を受け止められる人はいない」という逸話が生まれました。

 青髭さんがzに加わってからは、アップライトベースで演奏されることもあり、その色気たるや歌っているるんるんをして戦慄き覚えさせます。

 毒気の高いナンバーであるにも関わらず、意外にも人気投票では第3位を飾りました。また、ライブで演奏して、対バンの方がよかったという曲も、『ダバダバ』であることが多いようです。

 ちなみに5分を越える曲が多いzの曲目で、『ダバダバ』は3:32と、最も短い曲です。


【ダバダバ No.9】

破り捨てる日々に休息はなく
満たされぬ思い抱き項垂れ泣く
小さなグラスからの高揚感に
すがり暮らす欲求は SHORT SPAN
生きる意義を問うことの是非を問う
MASTERBATE
自問自答の自己弁護
繰り返し逃れ得る安堵感に寄り添う
泥沼の倦怠感

翳りゆく町に繰り出すSOLDIERS
今宵も恋や愛だと満ちぬHOLLOWに
照準SET
飽くなき闘争用制御不能
忍ばすMISSILE
進め我先奪え一番槍
歩伏前進かわす警戒網
丘を占拠すは児玉源太郎
BUT WE'RE STILL HONEY
THE NEXT MORNING OH!

朝露濡らす花弁飛び散る
仰け反るMISSILE 
ピ、カ、リ、
赤いROUGEが染めた白い海
嗚呼嘆きに喘ぎ、奮える、

見下ろしゃ笑えないこの時代
それでもすがるだけ無党派層
孤独という病…癒す方途は無く
MONEYMAKE
ギシギシ軋む旧体制
掠める世界から運んだ恩恵
NEONに咲く花々は吸い上げる
邪な仮面にまた紅を注す

朝露濡らす花弁飛び散る
仰け反るMISSILE 
ピ、カ、リ、
赤いROUGEが染めた白い海
嗚呼嘆きに喘ぎ、奮える、

貴方の影が焔に消えゆく
もう二度と、逢えないでしょうか
娼婦も犬も燃え尽き焦付いた
もうこれ以上…
鬩ぎあわないで

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