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とにかく星が好きなんだ!コミュの16.てんびん座

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さて、夏の星座を紹介していきますよ!

今回紹介する星座は『てんびん座』です!!

本当はさそり座よりも早くに見えるのですが、さそり座を基準にしたほうが場所がわかりやすいので、この順で紹介することにしました

場所はさそり座のアンタレスと、おとめ座のスピカとの中間あたり
3等星以下の星でできており、あまり目立つ星座ではありません、、、
“>”の形をした部分が比較的明るいので、さそり座を目印にしてその部分をさがせばいいと思います
今はてんびん座近くにやけに明るい星(木星)があるので、間違えないように注意してくださいね!



↓↓では、いつものように神話を紹介↓↓


てんびん座のてんびんは、正義の女神アストラエアの持っている天秤とされています


昔、この世の中には神々たちが暮らしており、その後に神々たちに似せた人間という存在が生まれました

その頃は黄金の時代と呼ばれ、道徳のいきわたった非常に平和な世の中で、神も人も仲良く暮らしていました
なかでも正義の女神アストラエアは、人間の良き友として正義を説き聞かせることに努めていました

しかし、やがて時代は移り、銀の時代が訪れました
この頃には暑さや寒さの別ができ、人々は家を建て、農作物を自分たちで作らないといけなくなりました
すると、人の上に立とうとする者や、人のものを奪おうとする者がでてきました
さらに青銅の時代になると、嘘と策略と暴力がはびこるようになり、お金が幅を利かせるようになりました

人間と共に暮らしていた神々も、人間たちの心変わりにあきれ果て、一人二人と天界へ引き上げていってしまいました

そんな中、最後まで地上に残ったのがアストラエアでした
彼女は手に正義を裁くための天秤を持っており、争いが起こる度に正邪を裁いていました
彼女の持つ天秤は、正なる者を乗せた皿は持ち上がり、邪なる者を乗せた皿は沈むとされており、いつでも公正な裁判が行われていました

しかし、時代が鉄の時代になると、人々は集団で武器を取るようになり、ついに戦争をするようになってしまったのです
さすがにこれにはアストラエアもどうすることもできず、自分の正義が省みられなくなったと悲しみながら天界へ戻っていったということです



ちなみに、以前おとめ座を紹介した際に、おとめ座を女神アストラエアと見ることがあると書きましたが、それは恐らく隣にあるてんびん座の女神と、おとめ座の女神がごっちゃにされて伝わったからだと思います
おとめ座がてんびん座よりも先に作られたことを考えると、やっぱりおとめ座はアストラエアとは違うんでしょうね

おとめ座
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=5423773&comm_id=413427


あ、そうそう
てんびん座は作られたのがちょっと他の12星座と比べると遅いんですよね
参考・星座の歴史
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=4292230&comm_id=413427


えっと、、、
今回の神話、なんだかちょっと物足りない感がありませんか?
それにはちょっと理由があるんです^^
実はてんびん座、なかなか面白い星座なんですよ☆

その辺のお話は、また明日に、、、、^^;

コメント(16)

気になります!明日?楽しみにしとります☆
てんびん座 
私の星座---(笑)気になります
あまたの星の中から星座を繋げるって 結構難しいですよね
もっとも
都会では 大きい星しか見えないけれどーーー
夏の夜空
さそり座は毎晩のように見ていました!
それを基準にして いくつか覚えましたね。
今はーーー
南天が見れない所に越してきたのが 悲しいーーー
気になるー(>_<)

私もてんびん座です!のくせに自分の星座を見つけたことがないので、
この機会に見つけられたらいいなと思います☆

続き楽しみにしてます(^ ^)
私もてんびん座です。
仲間が結構いますね♪
暗い星ばかりなので、実は自分の星座をみたことがありません…。

私も続きを楽しみにしています。
じゃ、続きです。

そもそも星座ってどうして生まれたんでしょう?

『あ、あの星の並びはさそりに見える!』
『じゃあ、さそり座と呼ぼう!!』

おそらくこんな感じです(^^;

でも、てんびん座に関してはそうではないんですよね

ちょっと話は変わりますが、空には秋分点というものがあります
地球は一年かけて太陽の周りを一周していますが、地球の位置を固定して考えると、まるで太陽が地球の周りを一周しているように見えます
そう考えたときに太陽の通る軌道のことを黄道と呼ぶのですが、その黄道と天の赤道が交わる点のことを秋分点といいます
※交わる点は2点あり、もう一方は春分点といいます

秋分点に太陽がある日が、秋分の日
これは祝日なのでみなさんご存知ですよね?
この日は太陽が出てから沈むまでが12時間
つまり夜と昼の長さが同じ日なんです

この秋分点、現在はおとめ座にあるのですが、てんびん座が作られた当時はてんびん座の場所に位置していたんです

ちょうど夜と昼を等しく分けているところから、この辺りに天秤が描かれました

ですからてんびん座は、単純に形が似ているから作られた星座ではなく、しっかりと観測された情報に基づいて作られた星座なんですね

こういう成り立ちは他の星座とは違って特別で、面白くありませんか?^^


そして、このてんびん座は作られたのが他の12星座より遅いと書きましたね
では、てんびん座ができる前はこれらの星は何だったのか…?

驚くなかれ、実はてんびん座はさそり座だったんです!!

前回さそり座を紹介しましたが、星座線を見て「あれ?」と思いませんでしたか?
さそりの特徴といえば、長い尾と大きなハサミですよね
それなのに、さそり座には確かに尾はあるけど、特徴的なハサミがない、、、、

そこで登場するのがてんびん座です
てんびん座のα星、β星にはそれぞれ面白い名が付いています

α星:ズベン・エル・ゲニブ(南の爪)
β星:ズベン・エス・カマリ(北の爪)

もうおわかりですね?
てんびん座はギリシャ時代の終わり頃まではさそり座の爪の部分だったんです
その後に上記のような理由で天秤が描かれ、さそり座から独立して別の星座となりました
神話が物足りないのも、後付けだからなんでしょうね(^^;


ちょっと、てんびん座をハサミに見立ててさそりを描いてみました
僕が適当につないだのでこれで合ってるかはわかりませんが、昔はこのような感じでさそりが描かれていたんですね☆


てんびん座生まれの方々、ロマンティックな神話はありませんが、こうした星座の成り立ちが非常に面白い星座です☆
自分の星座の成り立ちを覚えておくのもいいかもしれませんね(^^*
てんびん座にそんな成り立ちがあったとは!
自分の星座なのにぜんぜん知りませんでした(^^;

さそり座から独立したっていうのにはびっくり!
興味深いお話でした☆
すごく勉強になります☆
てんびん座にこんな奥深い話があったとは…!!
また星が好きになりました〜☆
>たーちーさん
てんびん座も今キレイに見えていますよね☆

サソリらしいですか?それは良かった^^
星座の基本は似た形の物を描くことですからね
今度からはこういう形にさそり座を描いてみてください♪

アストラエアは正義の女神ですからね
て、神は全て正義を貫くもんだと思うんですが…
どうもギリシャ神話の神々は俗物的すぎますね(^^;
>たーちーさん
うーん、環境にもよるし視力にもよるんでしょうが、肉眼では6等星まで見れるそうです
6等星までの数は全天でおよそ8600個
だから数千個は見れたんじゃないでしょうか
きっとプラネタリウムで見るような星空が、実際に毎日輝いていたんでしょうね
てんびん座の私としては、さそり座の爪の話しは おもしろいですね。
さっそく、友達に 知ったかぶり をしてみましょう!笑

それにしても こぼれるような 星空 みてみたいです。。。。
>そよかぜさん
ですよねー
僕もおもしろいと思ったから、ここに書きました^^

ぜひ知ったかぶりしてください(笑
僕もここで知ったかぶりして書いているだけなんで(^^;
でも、星座や神話なんてものは、そうして伝承されていくものですからね
何千年も前から言い伝えられてきて、現在に至り、そして未来へ受け継がれていく
ここでこうして話すことで、僕もそよかぜさんも星座の歴史の一端を担ってるんですよ(´∀`)

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