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とにかく星が好きなんだ!コミュの20.こと座

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もうホントにごめんなさい、ごめんなさい
9月も末だというのに未だに夏の星座を紹介してます、、、(..;

今回紹介するのは『こと座』です!!
“夏の大三角”の一つを担う、夏を代表する星座です!
なのでもっと早くに紹介しておきたかったんですけどね、見つけやすい順番で星座を紹介していってるつもりなのでこの順になっちゃいました、、、、

場所は前回に紹介したヘラクレス座の足元にあります
2枚目の写真の赤丸の場所がこと座です
見てもらえばわかるように、すっごく小さな星座なんですね
そこを拡大して、星座線を描いたのが3枚目です

こんな風に小さな小さな星座ですが、夏を代表する星座なのは、『ベガ』という一等星があるからです!
日本では織姫と呼んだほうが一般的かもしれませんね
一際明るいので、写真を見てもらえればどれがベガかすぐにわかりますよね?

夏の星座なんですが、空の高いところを通る星座なので、けっこう長い季節にわたって見ることができます
今なら7時とか8時くらいなら頭上高くに輝いているのがすぐにわかると思います



↓↓それではいつものように神話を紹介↓↓


こと座は、ギリシャ神話に登場するオルフェウスの竪琴を描いた星座です

太陽と音楽の神アポロンの息子であるオルフェウスは、竪琴の名手でした
彼の琴の音が流れると、人間はもちろん、動物、野山の草花や木々、果ては川の流れさえも動きを止めて聞きほれるほどでした

そのオルフェウスは妖精のエウリディケという美しい妻を迎え、非常に幸せな生活を送っていました
しかし、その幸せも長くは続きませんでした
ある日、エウリディケが草むらを歩いているとき、あやまって毒蛇を踏んでしまい、その毒蛇に足をかまれて死んでしまったからです、、、、

最愛の妻を失ったオルフェウスはとても悲しみましたが、どうしても妻の死を受け入れることができず、妻を取り戻そうと冥土の世界へと足を踏み入れます

冥土の入り口には真っ暗な川が流れており、カロンという渡し守が死者だけを船に乗せ、冥土の岸へ渡していました
もちろん死者でないオルフェウスに冥土の世界へ行く資格はありません
カロンはオルフェウスを追い返そうとします
そこでオルフェウスは妻を想う気持ちを込め、竪琴を演奏します
その悲しい音色に心を打たれたカロンは、黙ってオルフェウスを船に乗せ、冥土の岸へと渡してくれました

その後、冥土の入り口を守っている地獄の番犬ケルベロスや、冥土の亡霊たちも、オルフェウスの竪琴の音色を聞くと、みな涙を流し、オルフェウスを黙って見送りました

やがて、冥土の神プルトーンの前に立ったオルフェウスは竪琴を演奏しながら、妻を返してくれるようプルトーンに訴えます
その悲しい音色にプルトーンも心を打たれますが、そこは冥土を守る神なので、規律を破って死者を返すことなどできません

そんなプルトーンを説得したのが妃のペルセポネでした
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=5423773&comm_id=413427(おとめ座参照)
自分も母親と引き裂かれた経験からペルセポネは、熱心にプルトーンを説得します
その説得にプルトーンもついに折れ、オルフェウスの願いを聞き入れることにしました

しかしプルトーンは願いを聞き入れる条件として、オルフェウスにこんなことを言いました

『地上に出るまでは絶対に後ろを振り返ってはならないぞ』

オルフェウスはそのことを約束し、来た道を引き返します
その後ろにはエウリディケが付いてきているはずですが、足音も人の気配もまったくありません
不安になったオルフェウスは、『エウリディケ、エウリディケ』と名前を呼んでみますが、返事すらありません

『ひょっとしてプルトーンに欺かれたのではないだろうか…』

本当に後ろにエウリディケがいるのだろうか?振り返って確かめたい…
やがて地上が近づいたとき、ついつい油断してオルフェウスは後ろを振り返ってしまいます

そこには悲しい顔をしたエウリディケの姿がありました

『どうして振り返ったの…』

そう言い終わるか終わらないかのうちに、エウリディケは冥土の世界へと連れ戻されてしまいました

オルフェウスは急いで冥土へ戻ろうとしますが、冥土の川の渡し守であるカロンはもうオルフェウスを船に乗せてはくれません
7日間も竪琴を鳴らしながら頼み込んだオルフェウスですが、カロンは一切聞く耳を持ってはくれませんでした
こうしてオルフェウスは妻と永遠に別れてしまうこととなったのです、、、

悲しみにくれるオルフェウスは、琴を奏でながら野山を当てもなくさまよい歩いていました
祭りの最中だったトラキアにたどり着いたオルフェウスは、酒に酔った女たちに琴を演奏するよう強要されます
しかし、これを聞き入れなかったオルフェウスは彼女たちの怒りを買い、石で打ち殺されたうえ、八つ裂きにされてヘブロス川に投げ込まれてしまいます

あまりにも哀れに思ったゼウスやアポロンは、川に流れていた彼の竪琴を拾い上げ、天に上げて星座とされたと言われています



どうでしょうか?
日本じゃ織姫と彦星の悲恋(?)を描いてますが、ギリシャ神話でもかなり悲しいお話ですね、、、
せめて冥土で再会できていればいいんですけどね。

コメント(5)

おひさしぶりです(^-^)
私は夏の大三角が大好きで、空を見上げたら、まず三角形を見つけるようにしています。いつも何気なく織り姫と彦星の話を頭に描きながら見ていたので、八つ裂きにされて川に投げ込まれた…って、何だか衝撃的でした。「後ろを振り向いてはいけない」ってよく聞いたことがあったのですが、神話にもあったとは知りませんでしたー。また一つ勉強になりました☆


仙台七夕(8/6-8)の時期、ちょうど頭の真上にこと座のベガが見えます。「落ちる鷲」という意味だそうですが、ベガの両脇に輝く2つの星とつなぐと「へ」の字型になり、着地しようとする鷲の翼の様子を連想させるからだそうです。
日本ではこの両脇の星を「タナバタノコドモ」と呼ぶ地方があるそうです。確かに片手にそれぞれ一人ずつ、二人の子供と手を繋いでる様子に見えますね^^
悲しいお話ですね。
聖闘士星矢の冥界編でもそんな話が出てきたような…なんて思い出しながら読んでました。

実は聖闘士星矢ズキw
オルフェウスの竪琴のお話は、日本神話のイザナギ・イザナミのお話と似ていますね。妻のイザナミが死んでイザナギが冥界(黄泉の国)に迎えにいくこと、見ちゃあいけないと言われた妻の顔を見てしまうこと、この世と冥界(黄泉の国)は永久に閉ざされること。海を越えてシンクロしています。
>フル☆さん
お久しぶりです^^
んー、ちょっと残酷ですよね、、、
オルフェウスは川に身投げした、という話もあるんですが、なんとなく話がショートカットされた感があるので上記の話を書きました
身投げのほうがキレイな感じで終われたかな、、、?

>天狼星さん
タナバタノコドモと呼ぶのは知りませんでした
勉強になります^^*
両サイドの小さい星もなれると結構目に付きますよね

>だっちさん
あー、僕は聖域編しかわからないです、、、、(^^;
このコミュでも星矢好きの人が多いですよ
何度かちょくちょく話題に上ってます
ちょっと神話が織り交ぜてあったりするんですよねー

>しんさん
んー、確かに似たポイントは多いですねぇ
シルクロードを通して、文化の流入があったのでしょうか?
はたまた単なる偶然なんでしょうか?
ちなみにイザナギは僕の地元滋賀県は多賀大社に祀られています
さらには今いるつくばの筑波山神社にも祀られているようです
偶然にも来月に会社のレク活動で筑波山に登ってくるので、この話を思い出してお祈りしてこようと思います

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