ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

リノ・ヴァンチュラコミュのヴァンチュラのファンとして(勝手にカキコ)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
リノ・ヴァンチュラのファンとして書いた文章がありましたので、厚かましいですが、書き込みさせていただきます。勝手な振る舞いをお許しくださいませ。


リノ・ヴァンチュラ(ボクの最愛のスターです!といっても“さぶ”ではありませんからね)の『情報は俺が貰った』をDVDで見た。

初見である。

ここでクイズです。この映画のタイトルはなんと読むのでしょうか?

ええっ、「じょうほうはおれがもらった」とちゃうのん!

多くの人々の非難の声が聞こえるようですが、実はこれ、フランス暗黒街映画では流行したネーミングで「ネタはおれがもらった」と言わせるのです。

おそらく最初はジャック・ベッケル監督『現金に手を出すな』で“げんきん”を“げんなま”と呼ばせたことが成功してからでしょう。

主題曲の「グリスビーのブルース」がお金のスラングだったことから“ゲンナマ”と使用し、その伝で
「情報(ネタ)は俺が貰った」とか
「決着(おとしまえ)」
「筋金(やき)をいれろ」
「勝負(かた)をつけろ」
「札束(ぜに)がすべて」
といったネーミングが多く採用されました。

余談ですが、東映映画にもジャンルが似ているせいか、同じような題名がありましたね。「浅草(えんこ)の代紋」とか「学生(せいがく)やくざ」とか「新宿(じゅく)の与太者」といった具合です。最近ではこういうお遊びがほとんど見られなくなりました。

で、『情報は俺が貰った』はフィルム・ノワールだと思っていたら、なんと諜報員もので、アントワーヌ・ドミニクの原作でシリーズ化されたものだった。

ゴリラと仇名されるヴァンチュラがとにかく強烈な力もちで、素手で箪笥をぶち壊したり、自動車をひっくり返したり、格闘になったら相手を持ち上げて放り投げたりと、荒唐無稽極まりないが楽しい。上司の役で皺だらけの爺さんが出て来るが、これがあのシャルル・ヴァネル。

★思えば14歳でジャン=ピエール・メルヴィルの『サムライ』でフィルム・ノワールを体験したボクは、メルヴィルの『ギャング』でヴァンチュラに出会った。

『地獄の決死隊』『冒険者たち』『冒険また冒険』『シシリアン』『ごきぶりギャング(帰ってきたギャング)』『ベラ・クルスの男(鷹と呼ばれた男)』そして『影の軍隊』。

ボクの映画遍歴はヴァンチュラとともにあった時期がある。

ほんとに大好きだぁ。

アキ・カウリスマキ監督の大好きな映画『ラヴィ・ド・ボエーム』でも男と女の出逢いのシーンで、わたしにとってあなたはリノ・ヴァンチュラよ、と頼れる男の代名詞として使われていた。
それは誰だ。
イタリアの映画スターよ。

主にフランスで活躍したヴァンチュラだが、フランスでの認識はそうであったのかもしれない。

嗚呼、ヴァンチュラ!あなたのような俳優は二度と出ない!

コメント(1)

いえいえ、どんどん熱き思いをぶちまけて下さい!

>“げんきん”を“げんなま”
私も、キューブリックの「現金に体を張れ」を見た時、
「げんなま」と読むと知り、びっくりしました。

>「浅草(えんこ)の代紋」とか「学生(せいがく)やくざ」とか「新宿(じゅく)の与太者」
うひゃ、凄い〜。「学生やくざ」なんて、タイトルは聞いているんですが・・・

>ゴリラと仇名されるヴァンチュラがとにかく強烈な力もちで
そうそう、たしか「ゴリラシリーズ」とか銘打たれて(ゴリラって・・・)
でも、ドアを思いっきり手でブチ破ったりする乱暴さ、痛快ですね。
たしか、ヴァンチュラは元ボクサーでしたか。

14歳で「サムライ」・・・羨ましい!やはりリアルタイムで観たかったです。

>わたしにとってあなたはリノ・ヴァンチュラよ
ああ、カウリスマキ監督もファンなんでしょうね。「真夜中の虹」とか撮って。

>嗚呼、ヴァンチュラ!あなたのような俳優は二度と出ない!
異議なし!

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

リノ・ヴァンチュラ 更新情報

リノ・ヴァンチュラのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング