スタンミエンチャン(Stung Mean Chey)とはクメール語で「希望の川」を意味する。しかし、私たちの眼前に現れたのは、もうもうと煙の立つゴミの山…なんと東京ドーム2個分の面積のあるプノンペンのゴミ処分場である。1960年代にできたこのゴミ処分場は、ゴミ処理能力はすでに限界を迎え、2009年の早い段階にkilling field近郊に100ha規模の処分場をつくる移転計画があるという。
ゴミ山にてショックを受けた私たちは、ゴミ山の入り口にある「ヘルスケアセンター」を訪れた。1997年に設立されたHealth Care Centerでは、主にゴミ山で働く子どもたちを対象に、読み書きなどの基礎教育と衛生教育、健康管理をしている。さらにダンス(カンボジアの伝統的ダンス)、縫製、美容などの職業訓練を行っている。通っている子どもはおよそ300人で、クラスは6つある。子どもたちは1時間だけ授業に参加し、それ以外はゴミ山で働いている。子どもたちが労働力として欠かせない存在であるという現実があった。