イーグルスファンコミュのまー君、田中＆太田光の「爆笑問題バッテリー」で40球　全球種披露の初ブルペン＆「できるものなら一緒に…」田中将大の楽天復帰、元チームメートが抱く思いは？

今季達成が予想される記録・楽天編　まー君、日本通算100勝あと1勝　
2リーグ制後最速なるか?

8年ぶりに楽天に復帰した田中将は日本での通算100勝にあと1勝。
通算100勝の最速記録は39年スタルヒン（巨）の165試合で
2位は48年藤本英雄（巨）の177試合。
田中将は13年まで175試合に登板しており、復帰2試合目までに達成すれば
歴代2位のスピード。2リーグ制後では61年杉浦忠（南海）の188試合を
更新する最速記録になる。
田中将の開幕戦先発は12年ロッテ戦（6回5失点で黒星）だけ。
過去に通算100勝を開幕戦でマークしたのは42年若林忠志（神）、
71年鈴木啓示（近鉄）、75年外木場義郎（広）と3人。
田中将にチャンスは与えられるか。

まー君、田中＆太田光の「爆笑問題バッテリー」で40球　全球種披露の
初ブルペン


楽天の田中将大投手がチーム合流後2日目となった7日、初めてブルペンで
投球練習を行った。

捕手は3年目の太田光が務め、田中＆太田光の「爆笑問題バッテリー」が実現。

まず、捕手を立たせた状態で12球。捕手を座らせてからは、ノーワインドアップで
24球、セットポジションから12球、さらに、伊志嶺ブルペン捕手が左打席に
立った中でノーワインドアップで4球と、全40球を投げ込んだ。

直球、カーブ、スライダー、ツーシーム、カットボール、スプリットの全球種を披露。
石井監督や小山投手コーチら首脳陣が見守る中、調整のギアが一段階上がった。

楽天・まー君が合流2日目で初ブルペン　田中＆太田光の「爆笑問題バッテリー」で40球


則本昂大「少し違和感。見慣れてくるかな」、辛島航は「変な感じ」…
田中将大１軍キャンプ合流

米メジャー・ヤンキースから楽天に復帰した田中将大投手の待望の１軍キャンプ合流に、
同僚たちも歓迎の声を並べた。
昨オフまでまー君組で自主トレを行っていた則本昂が共闘するのは、
プロ１年目の１３年以来。
「僕の中ではヤンキースのイメージがすごく強いので、
今日は少し違和感があったんですけど、日がたっていけば見慣れてくるのかな」と
笑みを浮かべた。

今もまー君組の後輩たちは、練習前にグラウンドで田中将と談笑。
辛島は「一緒にプレーするのは変な感じがする。７年の期間にクビにならないように
やってきました」と冗談も交えながら、「また一緒にやれてうれしい」とニッコリ。
釜田も「不思議な感じ。一緒にプレーするためには１軍にいないといけないし、
大きなモチベーションになる。一緒のチームだと深く話もできるし、
間近でプレーを見られる」と目を輝かせた。

ルーキーも、その姿に目を奪われた。ドラフト１位・早川は「でかい」と
率直な印象を語ったが、特に心に残ったのはダッシュの際のフォームだ。
「足腰の強さが違う。フォームがものすごくきれいだった。それだけ走り込んだからこそ、
ああいうきれいなフォームで走れているのかな。
ストライドの幅だったり、一歩目の力強さが全然違う」と
早くもレジェンドは衝撃を与えている。

「できるものなら一緒に…」田中将大の楽天復帰、元チームメートが
抱く思いは？

あいつの性格考えたら、日本に帰るのであれば楽天に戻るやろな、と」

8年ぶりに日本球界、そして楽天に復帰した田中将大投手。
メジャーリーグの名門ヤンキースで7年プレーし、日本へと舞い戻ってきた右腕は
6日に沖縄でのキャンプに合流し「楽天の田中将大」として新たなスタートを切った。
その田中将の復帰を、2年連続のリーグ優勝を目指すソフトバンクで複雑な心境で
受け止めているのが平石洋介1軍打撃コーチだ。
楽天時代にはチームメート、そしてコーチと選手として共に戦い、
2013年には楽天初のリーグ優勝、日本一の瞬間も味わった。
田中のヤンキース移籍後も食事に行くなど、公私共に仲のいい存在だった。

田中将が楽天復帰を決めた際にも、報告の連絡があったという平石コーチ。
「あいつの思いは聞いてましたし、野球界にとっては素晴らしいことですね。
できるものなら一緒にやりたかったですけどね、あいつの性格考えたら、
日本に帰るのであれば楽天に戻るやろな、と思っていました」と、
楽天復帰は予想していた通りだと語る。

2013年に田中将はシーズン24連勝で24勝0敗という驚くべき結果を残した。
コーチ補佐として1年間ともに戦った平石コーチは当時のことを
「将大に助けられたケースもあったし、24連勝している時も終盤まで
リードされているケースもあったりしたんですけど、
野手の方も将大に負けをつけさせるわけにはいかないって、そういう思いでやっていた」と
振り返る。

今季は立場が変わり、コーチと、対戦相手の投手となる。
この状況を「想像していなかった」と語る平石コーチにとって、
田中将は分析し攻略法を練らなければならない相手になった。
「そう簡単に対策といっても難しい。
ただ、我々もああいうピッチャーと対戦することでまたいろんな感じること
があると思う」とプラスに捉えている。

よく知る田中将の“弱点”については「あいつは野球に対する取り組みが素晴らしいし、
考えも素晴らしいし、人としても素晴らしいヤツだと思っている。
弱点は今のところない」と語る平石氏。
大きな注目を集めるであろう田中将と王者ソフトバンクの対戦が、今から楽しみだ。