イーグルスファンコミュの銀次「クセのある人ばかり」主将１年目振り返る&元楽天横山「どこの国でも」全選手最速の146キロ

茂木、3000万円アップの8100万円でサイン　内野激戦も「ポジションを絶対つかむ」

茂木が1日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3000万増の8100万円で

サインした。4年目の今季は、遊撃のレギュラーとして自己最多の141試合に出場。

主に1番打者で打率・282、55打点、13本塁打、7盗塁の成績を残し、

チームのクライマックスシリーズ進出に貢献した。

大幅昇給に「ずごく高く評価してもらった。初めて1年を通して1軍でやることができた。

充実したシーズンだった」と笑顔をみせた。FAで鈴木大地が加入し、

ドラフトでは即戦力の小深田（大阪ガス）が1位で指名された。

内野は激戦区となるが「ポジションを絶対につかみとらないといけない。

キャリアハイの数字を残して、何が何でも優勝したい」と言い切った。（金額は推定）


下水流が新天地で初の契約更改、200万増　来季は「スタメン増やしていきたい」


下水流が1日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、200万増の1700万円で

サインした。

今年7月に交換トレードで広島から移籍。50試合に出場して打率・250、6打点、

2本塁打という成績だった。移籍後初の契約更改を終え「人生は何があるか分からないな、と

感じた1年でしたね。今年の初めには、まさか仙台で契約更改をするとは

思いもしなかったので」と激動だったプロ7年目の日々を振り返った。

左投手には打率・292、2本塁打と結果を残した一方で、対右投手は打率・200。

得点圏打率も・143で「得点圏が2割以下じゃ話にならない。そこは反省して見直さないと。

まずは大前提として打てないと始まらない。

段階を踏んでスタメンを増やしていきたい」と話し、来季は定位置奪取を目指す。（金額は推定）



銀次「クセのある人ばかり」主将１年目振り返る

楽天は30日、東北6県の各会場でシーズン報告会を行い、岩手会場（岩手県公会堂）では

同県出身の銀次をはじめ塩見、岡島、足立、森原、和田、由規の7選手が

650人のファンと交流した。

銀次は主将として臨んだ今季について「みんなクセのある人ばかりなんで、

まとめるのは難しかったです。変わり者が多いので、あまりしゃべらないでシンプルに

まとめました」と苦労を明かすと、「成績で引っ張ってくれましたよ」と足立がフォロー。1

5年以来4年ぶりに打率3割を達成した地元のヒーローに拍手が湧き起こった。

移籍1年目で初参加の由規は「今年は（登板が）1試合だけだったので、

来年は1試合でも多く投げて、東北を盛り上げたい」。

銀次は「今、台風とか災害が多いので、被害に遭った方々のためにも1つになって、

また優勝目指して頑張ります」と締めくくった。



浅村、来季こそ「優勝」誓う…シーズン報告会

楽天は３０日、仙台市内の楽天生命パークの室内練習場内で、シーズン報告会を行った。

岸、浅村ら７選手が参加。浅村は詰めかけた約７００人の観衆の前で、

来季こそファンに優勝を届けると誓った。

同報告会では、ファンを楽しませる様々なイベントも行われた。

２種類の食材を目隠しした状態で食べ、どちらが高級なものかを答えるという問題で、

浅村はブドウにチャレンジ。食べた直後に「簡単です」と言った通り、正解を言い当てた。サ

イン会も行った浅村は「寒い中、こんなに多くの人が集まってくれて。

選手としても楽しめた１日になりました。優勝したいと改めて思いました」と笑顔で語った。

　ロッテからフリーエージェント（ＦＡ）宣言し、楽天への入団が決まった鈴木大地が

１１月２７日に新入団会見を行ったばかり。「大地さんは外から見ていても、

万能なプレーヤーだと思っていた。明るくて、言葉でも引っ張れる。（楽天に）いないタイプ。

実力がある選手が入ってくることは底上げにもなると思います」と入団を歓迎した。

内外野どこでも守れるマルチプレーヤーと力を合わせ、リーグ優勝をつかみ取る構えだ。




浅村、大地と共闘誓う「お互い高め合っていきたい


浅村が、ロッテからFA加入する鈴木との共闘を誓った。

楽天生命パークで行われたシーズン報告会に参加。

「大地さんは明るくて、言葉で引っ張ることができる。お互い高め合っていきたい」と歓迎した。

「自分は言葉で引っ張るタイプではない。熱い気持ちでプレーして成績を残すことで

引っ張っていきたい」とスタイルは異なるが、チームを一つにしたい思いは同じだ。

4年連続で全試合に出場しており、来季に向け「試合に出ることで信頼感も得られる。

そこは意識したい」と頼もしかった。






美馬「千葉で頑張る」Ｊ１仙台戦で嶋の別れ見届け

今季限りで楽天を退団しヤクルトに移籍する嶋が、仙台のサッカー場で

異例の惜別あいさつを行い、新天地での活躍を誓った。

ユアテックスタジアム仙台で行われたJ1仙台対大分戦後のセレモニーに、

スポンサー表彰のプレゼンターとして登場。

親交のある仙台MF関口からユニホームを贈られると、その場で着込みマイクを握った。

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楽天から国内FAでロッテに移籍する美馬もユアスタを訪れ、嶋のあいさつを間近で見届けた。

10年ドラフト2位で入団した右腕は、J1仙台の選手とも交流があったという。

「9年間もいたので思いはいろいろありますが、結果を残していけるよう、

千葉に行っても頑張りたいと思います」と力強く話した。



元楽天横山「どこの国でも」全選手最速の146キロ

＜ワールドトライアウト2019＞◇30日◇神宮


福島・浪江町出身で元楽天の横山貴明投手が、プロ継続の夢をつなぐ投球を披露した。

メジャー球団スカウトらも視察する前で3回裏から2イニングを投げ、

1安打1四死球2失点（自責0）。自己最速151キロには及ばなかったが、

右横手から全選手中最速の146キロの直球に加え、キレのあるスライダーも健在だった。

4回には見逃し三振、投ゴロ、空振り三振に封じ「良い話がなければ野球人生最後の

登板かもしれない。内容は悪かったが、大学（早大）時代に投げていた神宮だったので

気持ち良かった」と納得の表情を見せた。

18年オフに楽天を自由契約となり、NPB復帰に向けてメキシコリーグに所属した。

今季途中からBCリーグ福島に選手兼コーチとして入団。13試合登板で6勝を挙げた。

今オフも2年連続でNPB合同トライアウトに挑んだが、現在も契約には至っていない。

だが、すでに米国マイナーを含む、海外数球団からオファーが届いている。

練習会場を提供してくれるBC福島に感謝しつつ、決意は固まっている。

「プロにこだわっているし、年内までに良い話がまとまらなければ、潔く辞めるべき」。

退路を断ち、現役引退の道も覚悟。

「求めてくれるチームがあれば、どこの国でも」と新天地で飛躍をつかみ取る。