イーグルスファンコミュの戸村、１軍定着へ全力で投球／イヌワシ戦士　勝負の秋

戸村、１軍定着へ全力で投球／イヌワシ戦士　勝負の秋

戸村は、並々ならぬ決意で来季を見据える。今季は中継ぎとして５試合の登板にとどまり、

防御率１０．１３と不本意な成績に終わった。

ドラフト１位で入団し、周囲に期待されながらも結果をなかなか残せずにいる５年目の２７歳右腕。

来季は「勝負の年」と位置付け、１軍定着を狙う。


　１６日にあった秋季キャンプ（岡山県倉敷市）の紅白戦で、紅組３番手で五回に登板した。

最速１４７キロの球威ある速球にカットボール、フォークボールを織り交ぜ、１回を無得点に抑えた。


　「首脳陣が変わり、自分がどういう投手なのか分かってもらいたかった。

持っている球種を全部投げ、インパクトを与えられた」と手応え十分の様子。

大久保監督は「強い球を投げ、フォークボールも落ちていた。あの投球なら抑えもできる」と評価した。


課題の体重移動を改善しようと、秋季キャンプから「ネットスロー」と呼ばれる調整法を始めた。

下半身の動きを確かめながらブルペンで１球ずつネットに向けて投げる練習で、キャンプ中は毎日、

１セット１５球を５〜９セット繰り返した。


「今までは結果が出ないとすぐ新しいトレーニング方法を取り入れ、周りには中途半端に映っていた」と

振り返る。

仁村２軍チーフコーチから「一つ、決めたことをやり通せ」と言われ、今後もネットスローを

個人練習の軸に据えることを決めた。


昨季は先発で１２試合を投げ、自己最多の４勝を挙げた。「１５０キロ近い真っすぐが武器。

１回１回を全力で抑えていけば、結果は付いてくる」。

来季、期待通りに真価を発揮すれば、チームの浮上はぐっと現実味を増す。




松井裕「想像以上」の１０００万円アップでサイン

松井裕樹が２２日、仙台市の球団事務所で１年目のシーズンを終えて初の契約更改交渉を行い、

１０００万円アップの２５００万円でサインした。

松井は「想像以上です」と明るい表情で語ったものの、新人の今季は先発から中継ぎ降格も味わうなど

４勝に終わり、チームもリーグ最下位に終わったため「チームの成績も自分も満足していない」と表情を

引き締めた。

それでも、ルーキーながら計２７試合に登板し、４勝８敗、防御率３・８０だの成績を残し、

高卒新人で１００奪三振に到達した活躍が認められてのアップとなり、

松井は「来年、自分の力でチームの優勝に貢献できるようにしたい」と意気込んでいた。

オフには米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手と練習を行う予定。「たくさん学びたいことがある。

一つでも多く聞けたら」と目を輝かせた。（金額は推定）





松井裕、1000万円増「来季へ手応え」

松井裕が２２日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、１０００万円アップの

推定年俸２５００万円でサインした。

　１年目の今季は、先発、中継ぎ両方で計２７試合に登板。４勝８敗、防御率３・８０だった。

「最初はうまくいかないことも多かったけど、５月からリリーフ、ファームを経験して、後半はローテに

入れました。

来シーズンにつながる手応えはありました」と振り返った。（金額は推定）



西田は１１００万円アップ　負傷の右膝は「大丈夫」


西田が２２日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉を行い、１１００万円アップの１８００万円で

サインした。

５年目の西田は今季２年連続で開幕一軍を果たすなど、主に遊撃手として昨季の２６試合を大幅に

上回る１３１試合に出場。

規定打席には届かなかったものの、９３安打、７本塁打、４１打点で打率も２割５分の成績を残した。

それでも「まだレギュラーを取ったとは思っていない」と語り、来季の目標として規定打席到達と

２桁本塁打を掲げた。

フェニックスリーグに参加中の１０月に右膝を負傷し、倉敷で行われた秋季キャンプには

不参加だったが「膝は大丈夫です。秋季キャンプは参加できなかったですが、監督も代わったので、

来年はキャンプ、オープン戦からアピールしたい」と語っていた。
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西田1100万増　スマホ買います


年俸アップの使い道は、スマホ！？　西田が２２日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、

１１００万円アップの推定年俸１８００万円でサインした。

増額分の使い道を聞かれると、「携帯をなくしたんです。一昨日。

アイフォーン５をなくしたので、６にしようかな」。希望の色を問われると、「ゴールドです！」と即答した。

５年目の今季、遊撃のレギュラーとなり、自己ベストの成績を残した。

１３１試合に出場し、規定打席には達しなかったが、打率２割５分、７本塁打、４１打点。

「１年間、戦い抜けたことを評価していただいた。納得してサインさせてもらいました。

またレギュラーに向かって、日々努力したい」と気を引き締めた。（金額は推定）



武藤50万増　初勝利でバク宙だ！

初勝利を挙げたらバク宙だ！　武藤が２２日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、

５０万円アップの推定年俸９５０万円でサインした。

昨季は１軍登板がなかったが、今季は中継ぎとして１４試合に登板した。

惜しくも、プロ初勝利はならなかった。今秋のフェニックスリーグやキャンプ中、チームの雰囲気を


盛り上げるため、得意のバク宙を披露したことがあった。



「初勝利のお立ち台でも」というリクエストに「雰囲気とチャンスがあれば。ケガしないように」と控えめに

話した。

大久保監督からは、右の中継ぎとして期待されている。「大久保監督とは、ファームでも話す機会が

多かった。思っていることを話していただける方。

『負ける責任は俺が取る。お前は思いきってやれ』と言われた。期待に応えられるようにしたい」。

来季目標については、「５０試合以上、投げたい」と答えた。（金額は推定）




横山は９０万円アップ　史上初プロ初登板１球勝利


横山が２２日、仙台市の球団事務所で１年目のシーズンを終えて初の契約更改交渉を行い、９０万円

アップの８１０万円でサインした。

　昨季は８月３０日のソフトバンク戦で史上初となるプロ初登板での１球勝利投手となるなど、

３試合の先発を含む４試合に登板し、１勝２敗、防御率５・４０を記録した。

「３試合に先発したことで、課題も見えてきた」と語りフェニックスリーグや倉敷で行われた

秋季キャンプでも「ボールが高かった」という課題に取り組んだという。

さらに、スライダーにも磨きをかけ「来季は開幕ローテーションに入ること」を目標に掲げていた。




横山90万増で来季「先発ローテに」

横山が２２日、来季目標に先発ローテ入りを掲げた。

仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、９０万円アップの年俸８１０万円でサイン。

１年目の今季は４試合に投げ、１勝２敗、防御率５・４０だった。８月３０日のソフトバンク戦では、

史上初となるデビュー戦１球勝利で話題になった。

来年の目標を聞かれると「開幕から先発ローテに入っていきたい。（目標の）数字は決めていません。

まずはローテに入ることです」と気を引き締めていた。（金額は推定）







松井稼　日本単独での２０００安打へあと８０本「頑張りたい」


松井稼が２２日、宮城県仙台市内の「ケーズデンキ仙台港店」で約５００人の観衆を集めて

トークショーを行った。

松井稼は、今シーズン終了時で日本プロ野球で通算１９２０安打。大リーグで６１５本打っているため、

日米通算では２０００安打は到達しているものの、日本単独での大台到達にと８０に迫っているだけに

「頑張りたい」と来季に意欲を見せた。

また、昨季は優勝した楽天だが、今季は最下位に終わり「今年はチームもボク自身も、

ファンの皆さんも悔しい思いをした。

来年はまた優勝を目指して頑張りたい」と誓っていた。



松井稼、デーブ監督「乗せてくれる」


松井稼が２２日、仙台市内の家電量販店でトークショーを行った。

西武時代からの思い出話を披露。約５００人のファンが訪れ、盛況だった。

来季については「大久保監督は代行もされた。選手に分かりやすく試合のプランを伝える方。

何をしたらいいか明確になる。明るいし、どんどん乗せてくれる」と話し、

新監督の下で優勝を目指すことを誓った。





デーブ監督、登場曲にバラード禁止令「勢いは大事」

大久保監督が２１日、各選手が使う登場曲に“バラード禁止令”を出した。

打席に立つ際や、マウンドに上がる際にアップテンポの曲を推薦。「勢いは大事だ。


これから『やるぞ！』と挑むときに、ゆっくりな曲だと気持ちが入らない。

激しい曲の方が気合も入って力も入る」と身ぶりをまじえて熱弁を振るった。


楽天戦力外　シャーパー中島引退　ファン感でセレモニー


今季限りで楽天から戦力外となった中島が現役を引退し、来季から楽天のジュニアコーチを

務めることが２１日、分かった。２３日にコボスタ宮城で行われるファン感謝祭で引退セレモニーを行う。

０２年ドラフト８巡目で「契約金０円選手」としてオリックスに入団。

０４年オフの分配ドラフトで楽天に移籍し、０９年のＣＳでは本塁打も記録。

「シャーパー」の愛称でも親しまれた。通算成績は２９６試合で打率．２６４、９本塁打、５０打点だった。




小久保監督　先発左腕新戦力候補に松井裕、菊池呼ぶ


日米野球の全日程を終えた侍ジャパンの小久保監督は２１日、３年後の２０１７年の第４回ＷＢＣを

見据え、「先発左腕」の新戦力候補として、楽天・松井裕、西武・菊池の名前を挙げた。

「大谷世代ぐらいの先発左腕が出てくるのがベストではある。松井であり、西武の菊池であり」

今回の日米野球は１３投手を選出したが、先発左腕は阪神・岩田とオリックス・松葉の２人だけ。

いずれも２番手以降で救援起用される「第２先発」にとどまった。先発ローテーションの一角を任せられる左腕発掘が急務。

キューバを中心に対戦国と交渉中の３月の強化試合へは「年齢層は若くしてという構想はある。

あとは所属チームとの兼ね合い」とし、１９歳の松井裕、２３歳の菊池を招集する可能性に言及した。



また、２０歳の大谷は今回は投手限定起用だったが「今は日本ハムさんの方針がある。

ただ自立した時には…。２８人の枠しかない中では非常に貴重な存在」と二刀流起用に言及。

将来的に侍ジャパンで打者も務めることに「可能性は十分ありますね」とした。


星野ＳＡ　さんまと生トーク、監督は「もうええわ　さんまちゃん弟子になるわ」

星野仙一シニアアドバイザー（ＳＡ）が２２日、親交のあるタレントの明石家さんまが司会を務めるフジテレビ系「さんまのまんま　２０１４大阪から生放送ＳＰ」（後３・００）にＳＡ就任後初のテレビ出演、秘話を語った。


年末年始には別荘のあるオーストラリアでゴルフや食事に出掛ける仲の２人。

さんまが「（監督退任）お疲れ様でした」とねぎらうと星野ＳＡは「一応ね」といたずらっぽく笑い、

「カムバックされるんですか」と聞かれると「こんな年寄りに来る球団なんてないよ。もうええわ」と、

“監督復帰”はないことを語り、「さんまちゃん弟子になるわ」と笑みを見せていた。

また、１０日に亡くなった高倉健さん（享年８３）について、映画「ミスター・ベースボール」で監督役を

務めた高倉さんにアドバイスしており、「あいさつの仕方がかっこよかったなあ」と思い出に浸っていた。

楽天で指揮を執った今シーズンについては、病気のため途中離脱したことを悔やみ「ひょっとしたら

タイガースと日本シリーズやっていたかもな」と勝負師の顔を見せた。