イーグルスファンコミュの火花など・・・

釜田と辛島が火花、恒例声出しで開幕投手宣言

楽天の久米島キャンプが１日、スタートした。恒例の早朝の声出しは初日、２年目の釜田佳直投手（１９）と４年目の辛島航投手（２２）が行い、ともに開幕投手に名乗りをあげた。

午前７時過ぎ、先陣を切ったのは釜田だった。新人で７勝した右腕は「ＷＢＣがあるので、開幕投手を目指したい」と宣言。続いて、昨季、エース・田中将大投手（２４）に次ぐ８勝を挙げた辛島は「釜田には早い。自分が出来るように」と火花を散らした。

星野監督　ブルペン入りマー君に「あいつはやってくれる」

星野監督はＷＢＣ日本代表の山本監督とともに田中のブルペンを見守った。「恐らく（ＷＢＣ）初戦の先発だろう。ＷＢＣでうまくいって初めてペナントレースでもうまくいく。本音は心配だけど、あいつはやってくれる」と全幅の信頼を口にした。

昨季から若手の底上げに成功し、新外国人のジョーンズらが加わって戦力が整い始めた。「ケガなく元気よくやってくれればかなり成長すると期待している。わくわく感は去年より数十倍」とにこやかだった。

小山「やはり半袖でしょう」

小山伸一郎投手（３４）には、やっぱり半袖がよく似合う。１日、久米島キャンプがスタート。自主トレ期間中には「ヒジを冷やすのは良くない」と、代名詞ともいえる半袖からの“卒業”を示唆していたが、結局半袖でキャンプインした。

この日は２０度をゆうに超える好天。「この気温ですからね。やはり半袖でしょう。自主トレも（田中）マサヒロと一緒にやって、いい準備ができていますよ。いよいよ、１７年目のシーズンが始まりますね」と、目を細めて、久米島の太陽と青い空を見つめ、語った。

ドラ１森「緊張は全然してない」

楽天のルーキーたちが１日、元気にキャンプインした。初日の練習前には、１軍の使用する久米島野球場で写真撮影。ドラフト１位の森雄大投手（１８＝東福岡）は「緊張は全然してないです。沖縄暖かくていいですね。まずは（キャンプに）慣れていくことだと思います」とすがすがしい表情で話した。

また、ドラフト３位の大塚尚仁投手（１８＝九州学院）は「緊張してます」と話したが、「昨日は１１時には寝て、よく眠れました」と笑顔を見せた。

日本復帰の斎藤を工藤氏が激励

８年ぶりに日本球界復帰した楽天斎藤隆投手（４２＝ダイヤモンドバックス）はマイペース調整を任され２軍でキャンプインした。

練習前には工藤公康氏（４９＝日刊スポーツ評論家）と再会。工藤氏から「昨年のキャンプは、アリゾナでインタビューしたんだ。去年はアメリカ、今年は、ウフフ、日本で会えた。うれしいね。とにかく長く、１年でも長くプレーしてくれよ」と激励を受け「肩もヒジも問題ないんです。２軍で調整していいと言われたので、感謝してます」と話した。

金刃加入初日71球「調子良い」

昨年１１月に巨人からトレード移籍した楽天金刃憲人投手（２８）が、キャンプ初日からブルペン入りし、順調な調整ぶりをアピールした。

午前中から汗だくになりながら、ウオーミングアップやキャッチボールを行った。その後は早速ブルペン入りし、７１球。力強いボールを投げ込み「調子は良かったですね」と充実した表情を見せた。

新天地での再スタートとなったが「溶け込みやすかったですね。監督、コーチも和やかだし、その中で緊張感もありましたね」とキャンプ初日を振り返った。