イーグルスファンコミュの島内宏明、今季４番外れ上位で起用か「打順が回りにくいところには置かない」石井監督

楽天　侍ジャパン・松井がチームに合流　練習前にあいさつし
「無事に帰ってきました」

第5回WBCに侍ジャパンの一員として出場していた松井裕樹投手が24日、
東京ドームでチームに合流した。

前日に米マイアミから帰国。巨人とのオープン戦を前にユニホームを着て笑顔で
グラウンドへ。則本らと言葉を交わした。

練習前には三塁側ブルペンにナインらが集合。
松井は世界一奪還と無事の帰国を報告し「お疲れ様です。無事に帰ってきました。
（これからは）イーグルスでしっかり、チームのために頑張って投げたいと思います。
今日からまたよろしくお願いします」とあいさつ。拍手を送られた。

島内宏明、今季４番外れ上位で起用か「打順が回りにくいところには置かない」
石井監督

石井一久監督が、島内宏明外野手の起用法について明かした。
昨季は141試合、21年は101試合で4番打者として先発起用していた。
しかし、これまでオープン戦17試合中、15試合で浅村が4番を務めている。
指揮官は島内の4番起用について「あまり考えてない。全体的なバランスを考えて、
去年は島内が4番に入った」と説明した。

昨季までは助っ人野手の不振や離脱が続き、日本人選手のみで打線を作ることが多く、
島内、浅村に頼る比重が大きかった。
しかし、今季は2年目のギッテンスや、新外国人のマイケル・フランコ内野手が、
オープン戦で好調。ポイントゲッターとして期待される打者が増え、
これまでよりも打線の厚みが出てきた。

島内は高い出塁率と二塁打が多いのが特長。
特に出塁率は昨季、3割7分3厘とリーグ4位で、21年も3割8分5厘と、
安定した成績を残す。
浅村、フランコ、ギッテンスらに打席が回る前にいかに走者を置けるか－。
島内にはチャンスメークとしての役割が期待されそうだ。
石井監督は「いいバッターなので、1試合で打順が回りにくいところには置かないです。
1試合の中で打席を多く重ねるバッターだと思う」と、上位での起用を示唆した。