イーグルスファンコミュの田中将、日本ハムとのOP戦先発　開幕戦で対決の相手にも「やりたいことをやって投げることが大事」

藤平投手ローテ１枠渡さん…５日の日本ハムとのオープン戦で登板

藤平尚真投手が、５日の日本ハムとのオープン戦（札幌Ｄ）で
開幕ローテ争いへ“ダメ押し”の快投を誓った。
３日、楽天モバイルパークでブルペンに入るなど調整した右腕は、
２番手で４イニングを投げる予定で「ここまでいい感じで来られているので、
今回もゼロで抑えられるようにしたい」と気合をみなぎらせた。

２月２１日のＤｅＮＡとの練習試合（宜野湾）では、最速１４８キロの直球と曲がり幅の
小さなスライダーを巧みに操り５回３安打無失点の好投でアピールに成功した。
それでも先発６枠は田中将、則本、岸、辛島、バニュエロスの５人が決定的な状況で、
滝中やドラフト１位の荘司（立大）らと最後のイスをめぐって火花を散らしている。

「次の試合は２ストライクから３球勝負にいったり、空振りを取れる決め球を
しっかり投げたい」とテーマを設定した藤平。熱を帯びてきた競争をリードできるか、
ここからが正念場だ。

田中将、日本ハムとのOP戦先発　開幕戦で対決の相手にも
「やりたいことをやって投げることが大事」

田中将大投手が4日、日本ハムとのオープン戦（午後2時、札幌ドーム）に先発する。
30日の開幕戦で対決する相手ながら「それもそうですけど、特にだからといって
何かというよりは、しっかり自分のやりたいことやって投げることは大事かなと思って。
そこは自分の中での最優先事項ではあるんで、まずはそこですかね」と
通算25勝10敗の相手に手の内を隠すつもりはない。

オフからフォーム改造に取り組んでおり、今季初実戦登板となった
2月23日の広島戦は2回無失点も納得はしていない。
「全然良くなかったんで。ただ登板してゲームで投げられたという事実だけは、
それをやれたっていうところは良かったですけど、
その中でいろいろ感じたりはあったんで、そこを踏まえて今回調整してきているので、
ゲームでしっかりと投げられれば」と分析しつつ、課題解消へ前を向いた。

「自分の感覚だけじゃなくて、バッターとの勝負なんで、
そのへんの感覚も養っていきながら、どんどん感覚とか勝負勘じゃないですけど、
そういうところも調整して、開幕に向けてどんどんステップアップすることが
できればなと思っています」と話した。