イーグルスファンコミュの辛島、光る安定感　２季ぶり１軍マウンド復帰、４戦２勝

楽天・田中将大―西武・高橋光成…スタメン発表

◆パ・リーグ　楽天―西武（２４日・楽天生命パーク）

　【西武】

　１（遊）源田、２（右）川越、３（捕）森、４（一）山川、５（指）栗山、
６（二）外崎、７（左）オグレディ、８（三）ジャンセン・ウィティ、９（中）西川、
▽投＝高橋光成

　【楽天】

　１（左）西川、２（遊）小深田、３（二）浅村、４（指）島内、５（一）銀次、
６（中）辰己、７（三）茂木、８（捕）太田、９（右）武藤、▽投＝田中将

田中将大＆西川遥輝プロデュースグルメを新発売

楽天は２４日、田中将大投手がプロデュースした
「まー君のお気に入り！金武町タコライス」（税込み９８０円）と
西川遥輝外野手がプロデュースした「西川遥輝のうめぇーもんが全部つまったうどん【夏】」（同９８０円）を、
同日から楽天生命パーク宮城の飲食売店で販売すると発表した。

田中将のメニューは、春季キャンプで滞在した沖縄・金武町で食べたタコライスを
再現した一品。
西川の冷たい麺メニューは、今年４月に発売した「西川遥輝のうめぇーもんが
全部つまったうどん」の夏バージョンで、宮城名物の笹かまやとろろ、
オクラが入っている。両商品とも１品につきオリジナルステッカー
（選手１名につき３種の中からランダムに１枚）が付いてくる。

辛島航が国内FA権を取得「取れてよかったなというのは素直にあります」

辛島航投手が24日、国内フリーエージェント（FA）権の取得条件を満たした。
「取れると思っていなかったし、1つの目標みたいなものにはしていたところ。
投手は投げないと取れないし、取れてよかったなというのは素直にあります」と語った。

飯塚（福岡）から08年ドラフト6位で入団。これまで185試合に登板し、
51勝63敗、10ホールド2セーブ、防御率は3・91。
今季は先発として定着し、4試合で2勝0敗、防御率0・82と抜群の安定感を見せている。

辛島、光る安定感　２季ぶり１軍マウンド復帰、４戦２勝

左肘のけがから復帰した東北楽天の辛島が先発陣の一角として好投を続けている。
５月２５日の阪神との交流戦で２季ぶりに１軍のマウンドに立ち、
これまで４試合で２勝、防御率０・８２と安定感が光る。
失点につながりやすい先頭打者をしっかり抑えており、
「そこは一番意識している。とにかく長打にならないように気を付けている」と語る。

「試合楽しい」

　
先発した４試合で先頭打者に２３度投げ、出塁を許したのは３度。
６月１日の中日戦は一度も出塁させず、六回途中無失点で２勝目をつかんだ。
先頭打者に対しては「イニングを追うごとに前の打席の感じを
思い出しながら投げている。なるべくゴロを打たせるのが理想」と強調する。

直球の平均球速は１３０キロ台中盤のため、変化球の制球が生命線だ。
共同通信デジタルによると、チェンジアップのストライク率は７６・１％で、
パ・リーグの先発投手の中で上位の数字だ。
中日戦では１００キロ台のカーブでうまくカウントを取り、
追い込んでからのチェンジアップがさえた。

プロ１３年目の昨季は４月に左肘のクリーニング手術を受け、
リハビリに励む日々が続いた。肘に負担をかけない投球フォームを模索し、
「体重移動は結構練習した。
足を使えているイメージは前よりある」と手応えを口にする。
手術後は野球ができない時期を過ごしただけに、「試合をやっているのは楽しい」と
充実感をにじませる。

１８日のソフトバンク戦は六回途中１失点にまとめ、リーグ戦再開後も好調を維持する。
先発が見込まれる２５日の西武戦に向け、
「いろいろな球種をコントロールできるように修正したい」と課題を挙げた。