イーグルスファンコミュの則本昂大、今季の目標「２００イニング」と「５完投」

【楽天】藤井聖が１２日阪神戦の先発に決定「任された以上は全力で」

楽天・藤井聖投手が１２日に行われる対外試合初戦の阪神戦に先発することが決まった。

　２０年ドラフト３位で加入。ルーキーイーヤーの昨季は１軍登板なしに終わった。
キャンプでは「一番の課題だと思っていた」とコントロールに重点を置いて
練習に取り組んできた。

この日は休日を返上し、キャッチボールやノックで汗を流した左腕。
「すごくいい状態。まさか１戦目を任されるとは思ってなかったですが、
任された以上は全力で頑張りたい」と意気込んだ。

楽天・高田萌、松坂大輔さんからスライダー伝授「決め球にしていければ」

楽天春季キャンプ（９日、沖縄・金武）６年目の２３歳、高田萌が視察に訪れた
松坂大輔さんにスライダーを教わった。
これまでは曲がりを大きくしようとしていたが、
直球に近い軌道から鋭く曲げる投げ方を伝授されたという。
「イメージしていたスライダーの感じとは全然違った。決め球にしていければ」と
声を弾ませた。

打撃投手をした際に投じ、炭谷から連続で見逃しストライクを取る場面もあった。
「しっかり１軍に残れるようにという言葉ももらった。実現できるように」と
決意をにじませた。

則本昂大、今季の目標「２００イニング」と「５完投」

則本昂大投手が９日、今季の目標に「２００イニング」と「５完投」を掲げた。
この日のブルペンでは、キャンプ最多１５０球を投げ込んだ右腕は
「先発投手として一番イニングを投げたい。できるだけ多く。
去年は規定ギリギリ（１４４回２／３）だったので、そこから５０イニングとか
積み重ねて投げられるようにしたい」。
昨季リーグ最多１９３回２／３をマークしたオリックス・山本への対抗心を
のぞかせつつ、自身プロ２年目の１４年（２０２回２／３）以来、
８年ぶり２度目の大台到達を見据えた。

今季は３年ぶりに延長１２回制が採用されることもあり、
「早いイニングで降りれば中継ぎの負担も多くなる。
去年は中継ぎがフルで頑張ってくれたので、今季は（疲労が）残っていない
わけでないと思うので、あまり頼りすぎてはいけない。
最低でも７回をしっかり投げ切れるように」と救援陣の負担軽減へ、
自らが“イニングイーター”としてフル回転することを約束した。

投手の分業制が確立された現代野球において「僕は最後まで投げたい」と
「先発完投」に強い“美学”を持つ。
「うちは中継ぎが強いからこそ初回から飛ばしていける」とリリーフへの全幅の信頼を
置いた上で「投げ切って勝つのが先発投手として一番目指す部分でもある。
そこは増やしていけたらいい。去年の完投は２回くらい。
（今季は）最低でも５回は投げ切れたら」と言い切った。
エースとしての責務を全うするシーズンにする。