イーグルスファンコミュの楽天秋季練習を打ち上げ　山崎剛「来年はイーグルスが最後まで野球を」＆楽天セットアッパー酒居が更改　3000万円増7000万円に充実の表情　初セーブに「経験値上がった」

楽天秋季練習を打ち上げ　山崎剛「来年はイーグルスが最後まで野球を」

楽天は27日、秋季練習を打ち上げた。

最後は輪になって、山崎剛内野手が来季へ向けた決意のあいさつで締めた。

「今夜、まだオリックスは試合をやっています。
そこに立てなかった悔しさを持って、来年はイーグルスが最後まで野球をやりましょう」

最後はみんなで手をたたき、若手中心の秋季練習を終えた。
これから巻き返しへ向けた準備期間、オフに入る。

楽天セットアッパー酒居が更改　3000万円増7000万円に充実の表情　
初セーブに「経験値上がった」

酒居知史投手が27日、仙台市内の球団事務所で契約更改に臨み、
3000万円増の7000万円でサインした。（金額は推定）

「球団からは“本当によく頑張ってくれた。来季も欠かせないピース”と言われました。
初めてセーブシチュエーションで投げるなど、自分の中で経験値が上がった」と
笑顔で21年を振り返った。

FA移籍した美馬学投手の人的補償で昨季ロッテから加入すると、
今季は自己最多タイの54試合に登板。
守護神の松井裕樹投手が8月末に右大腿痛で離脱すると安楽智大、
宋家豪（ソンチャーホウ）と臨時ストッパーを務めるなど4勝3敗3セーブ28ホールド、
防御率2・28とフル回転した。

来季については「50試合以上登板、防御率1点台を目指します」と話すと、
来季の抱負を記す色紙には「パフォーマンス向上」と記した。



岡島豪郎　倍額以上アップ更改に笑顔も―
来季は「3割打って、チームも優勝したい」

岡島豪郎外野手が26日、仙台市内の球団事務所で契約更改に臨み、
2300万円から2700万円増の5000万円でサインした。（金額は推定）

「球団からは“守備も打撃もよくやってくれた”と言葉を頂きました。（金額も）
納得してます」と笑顔を振りまいた。

10年目の今季はチームトップの打率・280（パ9位）をマーク。
主に「2番・右翼」としてチャンスメークし、浅村栄斗内野手、島内宏明外野手らの
クリーンアップにつなげた。一時は首位打者争いにも顔を出したが、秋以降に失速。
「最後の10試合がフィジカル的にしんどかった。
来年は自分の“芯”を見つけて、最後まで3割を維持できるように頑張りたい」

また3年ぶりの外野手登録ながら右翼でファインプレーを連発。
「打者のクセや投手のコースを読んで、準備しながら守れた。
いつものポジションでは捕れない打球も捕れた」と胸を張った。
　来季の抱負を記す色紙には“優勝”と記した。
「優勝したいという気持ちは強い。来季も自分が出来ることを精一杯やりたい」と
目を輝かせた。



内田靖人300万円ダウンでサイン　背番「67」覚悟の来季9年目
「とにかく結果」

内田靖人内野手が26日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、
300万円ダウンの1000万円でサインした。（金額は推定）

長打力が売りながら、今季は25試合出場で打率・204、1本塁打、
11打点にとどまった。「結果として良くなかった。ケガもあったけど
自分の中で納得いく打席がなかった」

右肘クリーニング手術を経て、来季は9年目を迎える。背番号も「36」から「67」
へ代わったとあり「とにかく結果を残すしかない。もう後がない」と
覚悟を抱いて22年シーズンに挑む。

黒川史陽が２０％アップの７８０万円でサイン　
来季へ「結果を出していけるような準備を」

黒川史陽内野手が２６日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、
２０％アップの７８０万円（金額は推定）でサインした。

今季は３４試合に出場し打率１割８分７厘、１本塁打、８打点。
昨年の１０試合から出場数を伸ばし、６月４日・広島戦（マツダ）では
プロ初本塁打もマークしていた。

昨年以上に経験を積み「プロ野球の世界が厳しい世界だというのは
分かっているんですけど、もっと厳しく難しく経験できた１年だったので、
来年この契約更改でその難しさが減ったと言えるようにしたいと思います」と
言い切った。

来季は高卒３年目。「１軍でスタメンで出場させていただいた時にどれだけ結果を
残し続けられるかが大事だと思うので、来年以降、使ってもらった時に
結果を出していけるような準備をしたいと思います」と意気込んだ。