イーグルスファンコミュの内田が夏の甲子園開催を熱望　3度聖地経験「3年間、目指してやっているので」 ＆辰己「いい練習に」エース則本の球で目慣らし

内田が夏の甲子園開催を熱望　3度聖地経験「3年間、目指してやっているので」

内田靖人内野手が17日、オンラインで報道陣の取材に応じ、
新型コロナウイルスの影響で今夏の甲子園の中止が検討されていることについて
「高校生は3年間、甲子園を目指してやっているので、やってほしいです」との
思いを語った。
自身は常総学院時代に高校球界屈指のスラッガーとして注目を集め、
12年の夏、13年の春夏と計3度の甲子園出場経験がある。
憧れの聖地は、球児たちを大きく成長させる。
内田は身をもって経験しているだけに「僕も甲子園で野球ができて楽しかったので、
開催してほしい」と声を上げた。
仮に中止が決定した場合については「野球が全てではないので、気持ちを切り替えて
やってもらいたい」とメッセージを送った。



辰己「いい練習に」エース則本の球で目慣らし

辰己涼介外野手が18日、開幕へ向けてエースの球で目慣らしをした。
辰己は楽天生命パークでの練習後、オンラインでの取材に対応。
実戦感覚を取り戻すため、則本昂の投球練習で打席に立ったことを明かした。
「じきじきに則本さんが『お前、オレの球を見とくか』みたいな感じで
声をかけてくださったんで。
日本のエースの球を見ておけば、とりあえずこれ以上の球はないと思うので、
気持ち的にも安心できるかなと思ったので。いい練習になりました」。
直球に加え、カーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップと変化球も
まじえてもらいながら30〜40球。
日本トップの投手の球を久しぶりに体感し、納得の笑顔をみせた。
早ければ6月中旬にもシーズンが開幕する可能性がある。
最初は無観客でスタートする見通しだが、辰己は「早く大観衆の中で、
あの楽しい環境の中でやれたら、自分の最大のパフォーマンスが出ると思うので。
どうなるか分からないですけど、はよ試合したいなという感じです」と
ファンの来場を熱望。


楽天の新助っ人・シャギワ　仙台での生活は「ギターを弾いて、
聖書を読んで、おいしい魚も手に入る」

−−現在の状態
「球場で野球をするのは、本当に気持ちがいいなと改めて感じます。
自粛期間中もブセニッツと公園で、アメフト用のボールを使って投げ合いなどを
していた。しっかり運動できたので、練習を再開することができた」

　−−不慣れな環境で難しい時期を過ごした
「他の選手と比べて、僕はつらい時期を過ごしたとは思わない。
オフシーズンのようにギターを好きな時に弾いて、聖書を読んで、
自分の好きな物を食べて、スーパーでおいしい魚も手に入れられる。
いろいろなことが支えになった」

　−−趣味のギター演奏
「時間があればあるほど、上達すると思う。自分では分からないけど、
うまくなったのではないかなと思う」

　−−新型コロナウイルスについて
「自分が仙台にいられるのは、すごく幸せなことだと思う。
それは自粛期間中も、チームはいろいろな情報や対処法を事細かに伝えてくれたので
本当に助かった。仙台は素晴らしい雰囲気だし、適切な感染症対策を施してくれたと
思った」

−−米国の家族とは連絡
「ほぼ毎日、フェイスタイムなどで連絡を取っています。
家族が４月上旬に来日する予定でしたが、こういう状況になって来日できなくなった。
プレーもそうですけど、自分がいま体験していることを家族に見せたいです」


その上で「（無観客でも）辰己頑張ってるなとテレビ越しに伝わるような
全力プレーをするしかない。（ファンが）入ったらさらにいいパフォーマンスが
できると思うので、お客さん、ファンのみなさんが来るまでレギュラーとして
耐えたい。スタメンで出続けられるようにしたい」と意気込んだ。
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