イーグルスファンコミュの松井４年ぶり本拠先発　連勝へ決意「今度は１００球超えるまで」 ＆＜楽天＞好機に強い打者必要／石井ＧＭに聞く再生の鍵＆楽天から4人が侍ジャパンU-23選出　西巻「プロの世界で学んだこと出したい」

【４日の予告先発】


◆楽天・松井裕樹―日本ハム・上原健太（１８時・楽天生命パーク）

　
松井４年ぶり本拠先発　連勝へ決意「今度は１００球超えるまで」


松井が４日の日本ハム戦で本拠地初勝利を挙げた１４年９月１６日のロッテ戦以来、

約４年ぶりに楽天生命パークで先発する。

同球場のマウンドで投球練習を行った左腕は「前回はカーブで１球しかストライクが入らなかった。

カウントを優位に進めたい」と話した。

今季初先発の９月２７日ロッテ戦では５回無失点で勝利も球数は８３。

「今度は１００球超えるまでいくと思う。前回よりアウトを取れるように」と意気込んだ。



松井が見せた力みないフォーム　先発機に一皮むけそう


松井裕樹が先発に挑戦中だ。入団２年目の２０１５年から抑えを務め、ここまで通算１０１セーブを

マークしている左腕は９月２７日のロッテ戦（ＺＯＺＯマリン）で４年ぶりの先発登板。

７三振を奪って５回を３安打無失点の好投で見事、白星を飾った。

平石監督代行は「常に切羽詰まった状況で投げてきたが、先発では多少の余裕もできる。

先発することで何かをつかんでほしい」と説明。来季を見据えた配置転換ではないという。

力みが消え、ほどよく力が抜けたフォームから切れのあるボールを繰り出し、

無四球で５回を投げた左腕。先発登板を機に、一皮むけそうだ。　




東北楽天の石井一久ゼネラルマネジャー（ＧＭ）が９月１日に就任後してから１カ月。

パ・リーグ最下位に沈むチームの現状分析や、来季の指導体制、ドラフト戦略などの構想を聞いた。（


＜内田は来季３０本＞

　−イーグルスの印象は。

「現時点でチームは最下位にいるが、田中がレギュラーポジションを奪い、

内田も来年は本塁打３０本を期待できる打撃を見せるなど可能性を秘めた選手が多い。

選手の努力次第では反対の順位になれる」


−足りない部分は何か。

「チームの軸となる野手が手薄だ。田中、島内ら出塁率が高い選手を生かすためには、

本塁打だけでなくチャンスに強い打者が必要。それで状況は一変する。

先の塁を目指す走塁の意識で得点能力も上がる」

「投手は若く特徴を持った選手がいる。森原は制球が良く力強い球を投げる。

ストライクゾーンに来る変化球の弱さを改善できれば、良い抑えになる可能性がある。

森は６年目だが、まだ成長していない。癖のある球を投げるので、それを生かすことを

自分で考えないといけない」


＜強化へ２軍重要＞

−就任会見では２軍の重要性を強調していた。

　「毎年優勝争いができるような強いチームの土台をつくるには２軍が重要だ。

１軍と２軍の指導方針が違ってはいけない。チーム全体で同じビジョンを共有して一人の選手を

育てなければならない」

「粘り強い野球をするという目標を立てたら、監督、コーチはそこから逆算し、

それぞれが今何をすべきかを考えて指導する。それができる指導者を育てるのも自分の役目だ」


−来季の監督選びは進んでいるか。

「１軍の監督候補は何人かいる。しっかり人選をしたい。平石監督代行は大学、社会人を経験し、

プロのやり方も学んでいる。どういうポジションに就くかは分からないが、

一流の指導者になってもらいたいという思いはある」


−補強に関する考えは。

　「外国人選手やＦＡ（フリーエージェント）選手の獲得は一度の優勝をしたいからではなく、

強いチームの土台をつくる猶予を得るためという考えだ。

１軍の戦力が安定しないと入れ替えが頻繁になり、２軍で腰を据えた育成ができない。

将来を担う卵を２軍でぐつぐつと煮込む中で、崩れやすい半熟のまま１軍に上げたくはない。

それでは強いチームにならない」


−ドラフト会議が迫っている。

「過去を見ると投手を多く取っている。今年は野手にも力を入れたい。

特にチームの中心となる選手を獲得したい。投手は先発ローテーションを担える選手に入ってほしい。

入団した選手は責任を持ってしっかり育てる」


−東北のファンにメッセージを。

　「現役時代から仙台のスタジアムから見える風景が好きだった。今は１２球団で一番の

ボールパークだと思う。

東北のファンは野球に熱心で、この順位でも大勢の人がスタンドに詰め掛けてくれる。

その人たちに恥をかかせないように、一年を通してプライドを持った試合ができるチームにしたい」




楽天から4人が侍ジャパンU-23選出　西巻「プロの世界で学んだこと出したい」

https://www.rakuteneagles.jp/news/detail/00001558.html

近藤、堀内、内田も選出

楽天は3日、10月19日からコロンビア・バランキージャにて開催される

「第2回 WBSC U-23 ワールドカップ」に出場する日本代表「侍ジャパン」に選出された近藤弘樹投手、

内田靖人内野手、堀内謙伍捕手、西巻賢二内野手のコメントを発表した。



〇近藤弘樹投手

「選出していただき大変光栄です。初めて日の丸を背負いますので、代表として恥じないプレーをして

いきたいと思います。この経験を自分の財産に出来るよう精一杯頑張ります」

〇堀内謙伍捕手

「日の丸をつけてプレーできることを嬉しく思います。

プロに入ってこれまでやってきたものをしっかり出したいと思います。

キャッチャーとして、同じ世代のいい選手が集まるこの大会でいろいろなことを吸収したいと思います」


〇内田靖人内野手

「日本代表に選ばれて光栄です。自分の売りは長打なので、世界の舞台でどこまで自分が通用するか

試してみたいです。出るからにはチームの勝利に貢献できるよう頑張ります」

〇西巻賢二内野手

「日本代表に選ばれ大変光栄に思います。代表選手のなかでも一番若いので元気よく、

はつらつとしたプレーをしていきたいと思います。

この1年間プロの世界で学んだことをしっかり出していきたいです」