イーグルスファンコミュの“前向き尚真”藤平、母校の横浜とともに９日に勝つ＆【山村宏樹一発解投】楽天、現状最下位も打順固定でＣＳ見えた

９日予告先発
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　日本ハム堀瑞輝−楽天藤平尚真（札幌ドーム＝午後１８時）

　




“前向き尚真”藤平、母校の横浜とともに９日に勝つ


９日の日本ハム戦（札幌Ｄ）で５月１３日のオリックス戦（京セラＤ）以来、約３か月ぶりに先発予定の

藤平が、後輩とともに勝利をつかむ。

甲子園大会が順調に日程を消化すれば、同日に母校の横浜も甲子園初戦を迎える。

この日、楽天生命でキャッチボールなどをした右腕は「やっぱり刺激になる」と決意を口にした。

５日のブルペンでは納得の出来だったようで「調子はいいと思って投げたい。

『前向き尚真』でいきます」と誓っていた。




藤平、９日復活登板へ　母校・横浜とＷ勝利だ


藤平が「高校野球の日」に進化した姿を披露する。６日は楽天生命パークで投手練習に参加。

抹消中の美馬に代わり、９日の日本ハム戦に先発する。

相手先発投手は、高校時代にＵ−１８で一緒だった左腕・堀が濃厚。

プロ入り後も連絡を取り合い、互いの活躍を刺激にしてきた。

藤平は「同世代だからこそ、負けたくない思いは強い」と今から対戦を待ちわびる。

さらにその日は、母校・横浜が甲子園で１回戦（対愛知産大三河）を迎える。

自身も３年時に甲子園に出場したが、惜しくも２回戦で敗れた。

「後輩たちには、１つでも多く勝ってほしいですね。自分も負けていられないですね」と刺激を受ける。

開幕ローテ入りを果たした今季だが、６試合でわずか１勝（３敗）にとどまっている。

不調で５月１４日に２軍降格し、今回チャンスをつかんだ。

「偶然にも、そういう日なので。ぜひとも勝ちたい」と強い決意を示した。



蘇った藤平の直球を見よ！９日に日本ハム戦先発

藤平が、９日の日本ハム戦（札幌ドーム）に先発する方向だ。

当初は先発予定だった美馬が右肘痛のため回避、急きょ代役を務めることになった。

「ど真ん中でも、強いボールで押したいです。しっかり直球で押して、去年投げていた若々しい

投球をしたい」

２年目右腕は４日から１軍に合流し、全体練習に参加。

今季は開幕から先発ローテーションに名を連ねたが、不振で５月１４日に出場選手登録を抹消された。

「岸さん、則本さんらの投球を目指しすぎた。極端にコントロールを意識しすぎたし、

変化球の制度を上げようとしすぎました。やはり、強い直球が一番大切なんです」

２軍では、剛球復活のため原点に戻った。シャドーピッチングを繰り返し、遠投を多く取り入れた。

「計画を立ててメニューを消化しました」。登板間隔が空くと、ブルペンに入り積極的に投げ込んだ。

先発陣の一角として期待されたが、ここまで６試合に登板し１勝３敗、防御率５・１０。

平石監督代行は「本人が一番、悔しいと思う。与えられたチャンスを最大限に生かしてほしい」と

期待を寄せた。

「シーズンは残り少ないけど、チームの勝利に貢献できるように全力で挑みます」。

９月２１日で２０歳となる若武者。内に秘める闘志を、力投につなげたい。　
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【山村宏樹一発解投】楽天、現状最下位も打順固定でＣＳ見えた


楽天は８月６日現在、借金１１。６月１７日に平石監督代行が就任後、約５０日間で

借金を９つも減らした。

最下位ではあるが、３位のロッテとは５ゲーム差まで詰め、ＣＳ出場権を得る可能性は十分残っている。

上昇した理由の一つは、打順の固定だ。１番・田中、２番・茂木から島内、今江、銀次…と、

先発オーダーはほぼ固まっている。春はデータ重視の結果、試合ごとに“猫の目打線”を

余儀なくされた。

固定された今は、選手はリズムに乗りやすいし、トータルでものを考えられる。

安心して個々の役割を考え、力を発揮できるようになった。途中出場の選手も同様だ。

平石監督代行と、広島時代に４番の経験を持つ栗原打撃コーチが、

現場の感覚も主張して打順を固定させたようだ。

投手陣で新顔は台頭していないが、変則左腕の高梨や、春は１軍にいなかったベテランの久保が

戦力として機能。また、７回は松井（本調子ではないが）、８回に青山、抑えはハーマン。

松井が復調すれば順番が変わる可能性もあるが、リリーフ陣の形が整ってきた。

ＣＳ争いに加わるには、まず８月中に借金を５以下に減らすこと。

その為には現有戦力からこれ以上、ケガ人を出さないことだ。これから突然、若手が台頭し

大活躍するとは考えにくい。

８月に入り、藤田（左ろっ骨挫傷）、アマダー（右脇腹痛）、美馬（右肘の張り）らが１軍登録を

抹消された。他の選手も体調管理には細心の注意を払ってほしい。