イーグルスファンコミュの「野球が出来る」楽天久保、育成選手として再出発

【２２日の予告先発】

◆楽天・池田隆英―オリックス・アルバース（

１８時・楽天生命パーク）

　

【楽天】小野、清宮を３球三振！２回０封で１軍定着アピール

◆日本ハム７―１楽天（２０日・札幌ドーム）より

　楽天は２０日、日本ハム戦（札幌Ｄ）に敗れ、連勝は３で止まった。

４番手で登板した小野郁投手（２１）は、２回を１安打無失点３奪三振と好投。

今季ファームで抑えも務めたプロ４年目右腕は、清宮から３球三振を奪うなど１軍定着をアピールした。

低めに沈んだボールに、清宮のバットが空を切った。８回１死走者なし。

直球で追い込むと、最後はカーブで仕留めた。続く西川も直球で空振り三振。

「真っすぐでファウルも取れていたし、真っすぐが強かった」。ＭＡＸ１５０キロの直球を軸に、

任された２イニングを無失点に抑えた。

２軍での抑え経験が生きた。「勝ち負けがかかるところで投げさせてもらって、（１軍でも）

緊張が減ってきた」。

ここまで１軍定着とはいかなかったが「信頼を勝ちとって、いいところで投げられるようにしたい」と

話した右腕。無失点の登板を積み重ね、勝ちパターンの一角に食い込んでいく。

「野球が出来る」楽天久保、育成選手として再出発

全てが凝縮されている、重みのある言葉だった。楽天久保は「また野球が出来る。契約してもらえる。

本当に、そこですね。楽しくやっていきたい」と満面の笑みで話した。５日に支配下登録された。

昨季からテスト入団で楽天に加わるも、９月に「右第４、５手血流低下」と診断され、

同１０月に戦力外を受けた。

今季は育成選手として再出発。プロ１６年目のベテランは故障を完治させ、

背番号「０９１」から「９１」を勝ち取った。

松坂世代の３７歳。巨人時代に同僚だったＢＣ栃木・村田の話題になると、さらに言葉に力を込めた。

久保　良かったですよね。もちろん彼らの活躍が刺激になるし、野球が出来ることの幸せというものを

感じますよね。

ともに第一線でやってきた間柄だからこそ、分かるものがある。そんな表情だった。

「僕らも、もう若くないので。明るく元気に頑張りたい」と続けた。

既に現役を引退した元ヤクルト新垣、元日本ハム多田野などもいれば、久保や村田、

ソフトバンク和田のように現役を続ける選手も多数いる。

限りある時間。１日、１日の過ごし方が、未来を左右する。そんなことを考えさせられる言葉だった。
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