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イーグルスファンコミュの光っているのは主軸だけじゃない!首位楽天を支える新戦力と明るいムード

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TV

7月20日(木)

NHK-BS1時計18:00〜


プロ野球「日本ハム」対「楽天」



野球【20日の予告先発】野球


◆日本ハム・吉田―楽天・塩見(18時・札幌ドーム)


野球光っているのは主軸だけじゃない!

首位楽天を支える新戦力と明るいムード野球

野球って長いから――。サッカー好き、他のスポーツ好きに言われるたびに、

確かにそうだよねと肯定するしかない。

平均試合時間は3時間超。春から秋までのレギュラーシーズンの試合数は143試合を数える。


でも、だからこそ見るほどに面白くなるのも野球だ。「強い」チームにも、裏側のいきさつは

紆余曲折だらけ。

それは、前半をリーグ首位で折り返した東北楽天も例外ではない。

シーズン前、多くの専門家が楽天の首位を予想できなかったわけである。



ぴかぴか(新しい)前半戦最後は首位攻防で2連勝ぴかぴか(新しい)


「劣勢どころか、どうなることかと(笑)。3イニング続けて失点する則本は見たことないから。

代えのピッチャーも危ないところがあったけれど、高梨がしっかり抑えてくれた。

最後3人で抑えて、いいゲームになりました」


梨田監督がこう振り返ったのは、前半戦ラストとなった福岡ソフトバンクとの2連戦初戦の後。

多くの専門家が「首位」を予想したホークスと敵地での2連戦だったが、

第1戦はエース・則本が打ち込まれる中、0対4をひっくり返して5対4と逆転勝ちを収めた。

この日19号ソロを放ったペゲーロや2打点のウィーラー、またプロ野球史上最重量(135キロ)の

アマダーら、助っ人スラッガー三人衆のインパクトは他球団ファンも知るところだろう。

加えて、打率3割2分5厘で首位打者を視野に収める銀次、

オールスターに選出された2年目の茂木(故障離脱中につき出場辞退)ら、

野手陣の目覚ましい活躍ぶりも見逃せない。

だが、やはり投手陣が粘っていることは大きい。

前半戦、プロ野球記録となる8試合連続2桁奪三振を樹立した則本が、

チームを多く勝利に導いてきたことは言うまでもないが、そのエースが打ち込まれても、

代わった投手が抑える。チーム防御率3.12と失点259は、12球団ベストだ。


続く第2戦も、チームの二枚看板となった岸孝之が、指を血で染めながら6回無失点の力投。

代わったハーマン、高梨、松井裕とで完封リレーを達成した。

ペゲーロの飛距離156.4メートルという記録的ホームランでたたき出した2点を守り切り、

二連勝を収めている。


「打線はつながりが悪くなったりする。つかみどころがないというか」


あくまで冷静に指揮官は言う。それでも、目尻にシワを作りながら笑顔を崩すことはなかった。



ぴかぴか(新しい)誤算はあっても「選手が踏ん張ってくれた」ぴかぴか(新しい)


エースやスラッガーだけに頼らない、“バランスの良さ”も光る。

首位キープの前半戦を、梨田監督に振り返ってもらうと、「ギリギリのところをやりながらね。

開幕からすごい大変なところを選手が踏ん張ってくれた」と、

やりくりの苦労を漂わせつつチーム全体をねぎらった。

シーズン開幕から、開幕投手の岸がインフルエンザで回避を余儀なくされたり、

ローテーションに入ることを期待した安楽が右太ももの肉離れで戦力にならなかったり。

計算が立つはずの先発投手陣の「誤算」は痛恨だったが、空いた穴を埋めて余りある選手の躍進が

あった。

予想外の活躍をした選手を尋ねたところ、指揮官はまずルーキーの名を挙げた。


「あっ、それは森原とか高梨とかね、ルーキーが助けてくれた。

森原のおかげでサブ(福山)に負担がかからなかったのは大きい。

それにブルペンでは、松井がしっかりしてる。岸の加入と美馬が頑張ってくれたし、

ノリ(則本)ももちろんね」

開幕からの勝ちパターンは、6回が3年連続60試合登板のサブちゃんこと福山、

7回がルーキーの森原、8回がハーマン、9回が守護神の松井だった。

ルーキーながら大役を担った森原は、調子を落としたため2軍で調整中。

現在、このスポットに高梨がハマっている。


松井はリーグトップタイの27セーブで防御率0.22、福山は36試合に登板して

なおも防御率0.00をキープ! 。

岸の代わりに美馬学が開幕投手を務め、防御率でいえば岸がチームトップで

リーグ2位の2.10、美馬が続く2.46とランキングに名を並べる活躍ぶりをみせている。

野手では、茂木やペゲーロの功績を挙げた指揮官だが、茂木に代わってリードオフマンを

担う生え抜きの島内もねぎらう。

その島内は11日に死球を受けた後、メディアから質問攻めに合うも、

「僕がダメでも、田中がいますしね」とルーキーの田中を認めるコメント。

ルーキーの存在が、チーム内でも過小評価されていないことがうかがえた。



ぴかぴか(新しい)新人ぽくなかった新人たちぴかぴか(新しい)


穏やかな監督と先輩たちが、いいムードをつくり上げ、ルーキーのプロ意識をも高めているのだろう。

上下関係が厳しいと言われる野球界でも、楽天ではあってないような雰囲気だ。

それぞれがやるべき事をそれぞれの信じるやり方で追求し、チームに貢献するのみ、という自立した

姿勢が見て取れる。

私見だが、彼らルーキーに共通しているのは、キャンプインから「新人ぽくなかった」こと。

チームの雰囲気がどこかおおらかなこともあるだろうが、初めから伸び伸びしていて、

屈託なく野球を楽しんでいた。

だからといって、この世界の厳しさを甘く見るようなところは感じられない。

2軍を行ったり来たりして指揮官が繰り返す「競争」を実感しつつ、

「1軍で野球ができるありがたさ」をはばかることなく語ったのは、同じくルーキー右腕の菅原秀。

「(僕の名前を書いた)応援タオルが増えた」とうれしそうに語る菅原は、

ここまで高梨の17試合より多い、21試合に登板している。

菅原は、則本や松井にも劣らない投げっぷりの良さで三振を量産。まだまだ少ない登板機会ながら、

その奪三振率も則本の11.94に次ぐ10.53で、松井の10.18を超えている。

今後がますます楽しみな逸材だ。

抜群のコントロールで耳目を集めた森原については、梨田監督は後半戦も

「そりゃあ良かったら使いたい」と再び上がってくることへの期待をのぞかせ、

代わった高梨についても「ファームに落としてからしっかりコントロールできるようになったんでね、

時々はファームに落としながら調整させながらだね。

上にあがってからは安定してるので、いいところで使っていきたい」とさらなる競争を意識づける。

楽天は後半戦、7週連続で6連戦という過酷なスケジュールだ。

疲れの溜まりやすい夏の時期でもある。

前半戦の首位キープも、梨田監督は「まあまあ」とやんわり遮っては、

「あんまり考えることじゃない」と勝ってかぶとの緒を締める。

野球は長いからこそ、より多くのドラマが展開される。これからもレギュラー選手だけでなく、

“バランス良く”さまざまな選手がいいムードで一丸となって戦うことだろう。

大局を見通す指揮官の下、選手たちは厳しくも楽しくプレーにいそしむ。


「人生は楽しんだ者勝ち」。今季の楽天を見てると、そんなフレーズがふと思い浮かんだ。


(記録は7月12日、前半戦終了時点のもの)



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