イーグルスファンコミュのインフルで開幕回避の岸、移籍後初先発は９日ロッテ戦に

【６日の予告先発】

◆楽天・森―ソフトバンク・バンデンハーク（

１３時・Ｋｏｂｏパーク宮城）

楽天、球団新開幕５連勝ならず　先発・釜田ＫＯで４－１５大敗

パ・リーグ楽天４―１５ソフトバンク（ 2017年4月5日Ｋｏｂｏ宮城）

開幕４連勝中だった楽天が、先発・釜田の乱調などでソフトバンクに４－１５で大敗。

球団新記録となる開幕５連勝はならなかった。

前日４日のカード初戦では、ＷＢＣで計１１回を１失点と好投し大会ベストナインに選出された

千賀から４回までに７点を奪うなどＫＯし、開幕４連勝。勢いのまま臨んだ一戦だったが、

序盤から主導権を握られた。

先発・釜田は１回は３者凡退に抑えたものの、２回に２死二、三塁から長谷川に右翼への三塁打を

浴びて２失点。３回には内川に左越え３ラン、４回には長谷川、今宮に適時打を許し、

４回７失点で降板した。

「きょうは何をしても駄目でした。試合を作れず申し訳ないです」と釜田。２番手・小山も２回を投げ

５失点、終盤にも失点を重ねた。

打線は５回に茂木、ペゲーロの連続適時打で３点、８回にも１点を返したが、遠く及ばなかった。

投壊１５失点！球団初の開幕５連勝ならず

球団初の開幕５連勝を狙った楽天がソフトバンクに大敗した。

先発の釜田が４回７安打７失点。２回に長谷川に先制の２点適時三塁打を許すと、

３回に内川に２号３ランを浴び、４回にも２本の適時打を打たれるなど、

最後まで立て直すことが出来なかった。５回に２番手で登板した小山も２死から４安打３四球で５失点。

５回までに１２点を取られる一方的な展開になった。

開幕から４試合で計４１安打、３１得点と絶好調だった打線もソフトバンク先発・武田の前に苦しんだ。

昨年４勝０敗、防御率１・０２に抑え込まれた苦手の右腕に５回３安打３得点と食らいついたが、

最大得点差１２はあまりにも遠かった。

ソフトバンク打線の１６安打１５得点の猛攻に梨田監督は「（先発の）釜田はボールに力はあったけど、

コースが相当甘かった。武田もよかったので我慢比べというなかったけど…。全く我慢しきれなかった」

とお手上げ。投手陣が崩れての今季初黒星に表情も暗かった。

▽釜田（今季初先発も４回７安打７失点）「調子は悪くなかったです。でも今日は何をしても駄目でした。

試合を作れず申し訳ないです…」

▽与田投手コーチ（先発・釜田について）「ボールが先行になってしまっていた。

ストライクを取れるボールが見つけられなかった」

岸９日ロッテ戦で初先発決定　梨田監督が明言

岸が９日ロッテ戦（ＺＯＺＯマリン）で、西武からＦＡ移籍後、初先発することが決まった。

ソフトバンク２回戦（Ｋｏｂｏパーク宮城）の試合後、梨田監督が明言した。

同監督は「則本と岸に関しては、１年間フルで働いてもらいたい」と期待を込めた。

インフルで開幕回避の岸、移籍後初先発は９日ロッテ戦に

ＦＡで楽天に移籍した岸の初登板が９日のロッテ戦（ＺＯＺＯ）になることが決まった。

５日、梨田監督が明言した。

当初岸は３月３１日の開幕戦に先発することが決まっていた。順調に調整をしてきたが３月２５日夜に

「インフルエンザＢ型」と診断されて、回避。１軍には合流していたが、状態を見極めていた。

この日も試合前の全体練習に参加。キャッチボールやランニングなどで汗を流していた。

梨田監督は「ローテをしっかり守って欲しい。則本と岸はしっかり１年間働いて欲しい」と

ダブルエースとしての今後の巻き返しに期待していた。