イーグルスファンコミュの藤田、守備の名手はグラブを冷蔵庫で冷やす

8月12日(金)の予告先発投手

8月12日(金)の予告先発投手

東京ヤクルトスワローズＫ．デイビーズ VS読売ジャイアンツ江柄子裕樹

神宮

18:00開始

横浜DeNAベイスターズ石田健大 VS広島東洋カープ野村祐輔

横浜

18:00開始

阪

神タイガースＲ．メッセンジャー VS中日ドラゴンズＲ．バルデス

京セラD大阪

18:00開始

東北楽天ゴールデンイーグルス安樂智大 VS北海道日本ハムファイターズ有原航平

Koboスタ宮城

18:00開始

埼玉西武ライオンズ菊池雄星 VSオリックス・バファローズ松葉貴大

西武プリンス

18:00開始

千葉ロッテマリーンズ石川歩 VS福岡ソフトバンクホークス和田毅

QVCマリン

18:30開始

藤田、守備の名手はグラブを冷蔵庫で冷やす

藤田は、ゴールデングラブ賞を２度獲得（２０１３－１４年）しているが、記録や数字以上に守備の

技術が卓越している野手の一人だろう。

かねてから気になることがあった。体の一部でもあるグラブ。

シーズン中は日によって、気温や湿度、天候も異なる。どのように保管したり、ケアしているのだろうか。

すると、意外な答えが返ってきた。

「もともと、稼頭央（松井）さんがやっていたんです。

それから、僕もグラブを冷蔵庫で冷やすようになった。

一晩冷やせば、使いやすくていい状態になっています」

藤田流がある。一般的にはグラブにオイルなどを塗って手入れをするが、水を入れた霧吹きを

全体に吹き付ける。そして冷やす。

「皮がしっとりとなじんで、いい感じに手に張り付く」と説明。霧吹き→冷蔵庫。

聞いたことがないだけに、うなってしまった。

もちろん、好守の理由はグラブだけではない。「僕の場合は打球に対する最初の一歩の反応ではなく、

ポジショニングがすべてです」。

味方投手の全球種の軌道と、全相手打者のスイングの軌道もインプット。

味方捕手が出したサインから、打球方向を瞬時に予測し、守備位置を決めている。

センター前、ライト前に抜けそうな打球を華麗なグラブさばきで処理。

則本らは「藤田さんには年間２０本くらいヒットを防いでもらっている。

投手陣全体だと一日１安打は助けてもらっている」と声をそろえた。

釜田は熱くこう証言。「僕が見た中で一番の二塁手。

藤田さんが捕れなければ、投手は仕方ないと思う。

投手心理的にはファインプレーよりも、平凡なゴロを失策されると気持ちが落ちる。

藤田さんは好プレーもするけど、併殺とゴロを確実にアウトにしてくれる」。なるほど、

相手打者にとっては厄介な二塁手だ。

名手に今シーズンのパ・リーグで、守りづらい打者を聞いてみると、ソフトバンク・柳田だという。

強烈な打球が飛んでくるからなのかと思いきや「去年までは、ほぼ一、二塁間の打球だったけど、

今季から二遊間の当たりが多くなった。

だから、守備に入る際に逆方向の打球も、１、２割の意識を置いている」という。

守備は打撃と異なり、記録にはあまり反映されない。

しかし、映像で好プレーを見ると、思わず目を見開いてしまう。

さらに、名手は興味深い話を教えてくれた。はっきり言って、１回だけでは紹介しきれないので、

日を改めて再び書きたいと思う。