イーグルスファンコミュの足立祐一捕手「出せば勝てる、そういう位置に」インタビュー〈前〉

【１８日の予告先発】巨人・小山ＶＳロッテ・スタンリッジ

【交流戦】

◆巨人・小山―ロッテ・スタンリッジ（１４時・東京ドーム）

◆ヤクルト・デイビーズ―西武・ポーリーノ（１４時・神宮）

◆ＤｅＮＡ・今永―楽天・釜田（１４時・横浜）

◆中日・大野―日本ハム・吉川（１５時・ナゴヤドーム）

◆阪神・メッセンジャー―ソフトバンク・千賀（１４時・甲子園）

◆広島・岡田―オリックス・山田（１４時・マツダスタジアム）

ＤｅＮＡ久保康　オコエを警戒「元気なちょこちょこする選手」

日本ハム戦は雨天中止となり、先発予定だったＤｅＮＡ・井納は日程追加された

２０日の同戦（横浜、午後６時開始）に回る。１７日の楽天戦（同）は自身４連勝を狙う久保康が先発。

オコエに「打って、走って、守れる選手。元気なちょこちょこする選手が出るのは防がないと」と

警戒を強めた。

２軍戦では２試合で８打数無安打と圧倒しているが、売り出し中のルーキーの出塁は

相手に勢いを与える。「そういう状況をつくらないのがベスト」と言い切った。

足立祐一捕手「出せば勝てる、そういう位置に」インタビュー〈前〉

足立が１６日、「とうほく報知」のインタビューに応じた。

骨折で離脱した嶋に代わって、１５日までに１９試合にスタメン出場。１軍に昇格して感じた戸惑いや、

自らの変化について語った。

１７、１８日の２回、前後編にわたりドラフト６位のオールドルーキーの思いに迫る。

ルーキーながら、嶋の代役として１５日まで２０試合に出場。９連敗の真っただ中で昇格し、

自身にとっては５連敗スタートとなったが、スタメンマスクをかぶった１９試合は９勝１０敗と、

しっかり結果を残している。

「最近は勝ち星もついてきたんで、それなりに出来てるかなというのはあります。

手応えは分からないですけど、毎日試合があるんで、毎日くる試合を一生懸命やっている現状ですね」

昇格当初はサインが合わないなど、戸惑いも見えた。

「上がって来たときは、あまり受けたことがない投手を試合で受けるというのが、

すごいきつかったです。サインが合わないこともありましたし、そもそも球種、スライダーがどのくらい

曲がるかとか、ランナーがいたらどのくらい曲がるとか違うんで、そういうところの戸惑いが

結構ありました」

試合後のビデオチェックと、新人離れした落ち着きで対応している。

「あんまり深く考えすぎないことが大事かなと思って。負けた次の日もどんどん試合がくるんで、

その日の反省はして、ここはよかったダメだったというのはだいたい頭で整理して、

ダメだったところをどう試していくかという感じです」

切り替えの早さも、プロとして必要な能力だ。

「アマのときはすごい考え込んだりしてました。でも、プロ野球は毎日試合があるんで、負けて

悔しいことは悔しいんですけど、次の日になったらまた試合。あんまり引きずらなくなっている

気がします」

地に足を着けて、一歩一歩、自分の立場を築いていくつもりだ。

「嶋さんが（１軍に）帰ってきて、嶋さんが控え捕手になるかといったら、

誰もそう思わないじゃないですか。レギュラーになりたいとかじゃなくて、２番手というポジションを

今年は何とか確立したい。

併用までいかなくても、嶋さん休ませようというときに、『しゃあないから足立』じゃなくて、

『足立出せば勝てるんじゃないか』みたいな、そういうポジションにいきたいですね。

あんまり目立とうとしすぎず、爪痕残そうと思うと自分本位に走りがちだと思うんで、

最終的に勝てばいいかなと思います」