イーグルスファンコミュの「僕の力不足です」

プロ野球「オリックス」対「楽天」〜京セラドーム大阪から中継〜

http://www1.nhk.or.jp/sports2/jpb/

NHK
2016年5月1日(日) 午後13:05〜



5月1日(日)の予告先発投手

東北楽天ゴールデンイーグルス 釜田 佳直 VSオリックス・バファローズ 西 勇輝


先発の安樂は6回を2失点にまとめ先発の役目を果たす！

移籍後初登板となるミコライオも1回を3者凡退に抑える！藤田選手も怪我から復帰し、

早速代打で出場するなど5月攻勢に向け頼もしい男たちが帰って来た！


オリックス金子が完封で今季初勝利　楽天安楽１敗目

パ・リーグ 楽天０―５オリックス （4月30日 京セラＤ）

両先発の投げ合い。オリックス金子が３回まで２安打無失点の貫禄を見せれば、

楽天安楽も２安打で三塁を踏ませない好投が続く。

オリックスは６回、２死二、三塁として小谷野が左前に先制の２点適時打。

楽天は金子の前に沈黙して三塁を踏めない。

オリックスは７回にも安達の適時二塁打と相手失策で３点を追加。金子は３安打で完封し、

今季初勝利。安楽が１敗目を喫した。


安楽　力投もプロ初黒星「僕の力不足です」


安楽は６回２失点と力投も無援に泣き、プロ初黒星を喫した。

５回までは球界を代表する投手・金子と０―０の投手戦。

だが、６回１死から安達のどん詰まりの打球がヒットになると、続く糸井にも左前打を浴び１死一、二塁。

ここから暴投、盗塁で２死二、三塁とし、最後は小谷野に１４７キロ直球を左前に運ばれる２点適時打を

許した。

小谷野に対しては２ストライクと追い込みながら、ファウルで粘られ「１球で仕留めきれなかった。

甘くなってしまった。僕の力不足です」と反省。

それでも金子との投げ合いに「収穫になった。金子さんはチェンジアップでカウントを取ったり、

変化球で勝負できていた。早くああいう投手になりたい」と手応えを口にした。

梨田監督も「５回まで金子と互角に投げ合っていた」と評価した。


安楽がプロ初黒星…６回７安打２失点で好投も援護なく


楽天は、先発・安楽が６回７安打２失点の好投も打線の援護なく、プロ初黒星を喫した。

６回に２失点奪われるも、５回までは無失点。相手エース・金子と互角に投げ合った。

梨田監督は「不安定な要素はなく、安心して見ていられた」と高評価だったが、投球中に右手中指の

マメが潰れたため、次回登板は未定となった。

未来のイヌワシ軍団のエース候補は「ああいう投手と投げ合えたのは刺激にもなって、

参考になる点もすごくあった。ああいう投手に早くなりたい」と、さらなる成長を誓った。



安楽６回２失点で初黒星、マメつぶし登録抹消へ


安楽が、プロ３戦目の先発で初黒星を喫した。

５回までは３安打無失点と、オリックス金子を相手に五分に投げ合った。脱力した腕の振りから、

最速１４８キロの直球とスライダー、フォーク。１四球と制球もさえ、危なげない投球で三塁を

踏ませなかった。

６回、１死から安達の詰まった中飛が中前打となりリズムが崩れた。糸井の中前打と暴投で２死二、

三塁。小谷野にフルカウントから１４７キロ直球を捉えられ、三遊間を破る２点適時打となった。

「厳しいところをついて、フォアボールでもよかった場面。その１球が甘くなったところを打たれた。

次の打者で勝負でもよかった。次への反省、課題です」と振り返った。

梨田監督は「５回までは金子と五分に投げ合っていたね。小谷野の場面は１つ塁が空いていたので、

次の中島と勝負でもよかった。そこは次へのいい経験になったでしょう」と総括。

右手中指のマメをつぶしたため、１度登録を抹消する予定。完治後に先発ローテへ再合流する。



藤田が骨折から復帰「明日からは先発のつもり」

左肋骨（ろっこつ）の亀裂骨折で離脱していた藤田一が、５日以来２５日ぶりに１軍の実戦に復帰した。

８回に代打で出場し、金子の初球を打って中飛。９回には二塁守備について万全を印象づけた。

「後は感覚の問題なので、実戦を積んでいければ大丈夫です。明日からは先発のつもりで

準備していきます」と頼もしかった。



藤田、肋骨骨折から復帰「あとは感覚の問題」スタメン復帰アピール

左第４肋骨（ろっこつ）亀裂骨折で登録を抹消されていた藤田が復帰した。

この日１軍登録され、８回１死から代打で登場。金子の前に中飛に倒れたが、楽天ファンから大きな

声援が送られた。試合後、藤田は「あとは感覚の問題です。実戦を積んでいければいい」と回復ぶりを

アピール。「明日はスタメンで出るつもりで準備します」と明るい表情を見せた。



ミコライオ移籍後初登板「腰も大丈夫」１回完璧

キャム・ミコライオが移籍後初登板を果たした。

５点を追う８回からマウンドへ。ＮＰＢ最長身２０５センチの右腕から最速１４６キロの直球を投げ下ろし、

オリックス中島、小田、伊藤を３者凡退の２奪三振と完璧に封じた。

「楽天の一員としてデビューできてうれしい。ランナーを出すことなく抑えられてよかった。

まだ置きにいっている感覚があるが、これから投げていけばよくなると思う。球速ももっと上がる。

腰も全く大丈夫だった」と振り返った。

救援陣が課題のチームの希望となれる存在。梨田監督は「ボールを見て安心しました。

打ちにくそうなボールを持っているので、何回か投げてもらって状態が上がればチームとして

ありがたい」と上昇に期待した。



安楽プロ初黒星も梨田監督「試合つくれるものは持っている」


安楽は要所で踏ん張れず、２年目でプロ初黒星を喫した。

六回２死二、三塁から小谷野に狙いとは逆の外角１４７キロを左前に運ばれて痛恨の２失点。

「もう少し厳しいところにいって四球でも良かった」と嘆いた。

五回までは１４０キロ前後の直球で押し、相手エースと互角に投げ合った。

登板中にできた右手中指のまめの影響で、いったん出場選手登録を外れる見通しだが、

梨田監督は「試合をつくれるものは持っている」と評価した。


楽天・池山打撃コーチ（金子に完封を許し）

「全体的に制球が良かったし、チェンジアップが非常に良かった」


ミコライオ（移籍後初登板で１回無失点）

「イーグルスの一員としてデビューできて良かった。シーズンを通して状態は良くなってくると思う」


藤田（左肋骨亀裂骨折から復帰）

「あとは感覚の問題。実戦でつかんでいければ」



ミコライオ　移籍後初の１軍登板　梨田監督「ボールを見て安心した」

キャム・ミコライオが楽天移籍後、１軍で初登板。

０―５の８回、「最初は不安で緊張した」と先頭・中島に２ボールとカウントを悪くしながらもを三ゴロに

打ち取ると、小田、伊藤を二者連続三振に仕留め、１回を３者凡退に封じた。

広島から移籍した昨季は、守護神として期待されながら開幕前の３月に椎間板ヘルニアを発症。

１軍での登板はなかった。２年目の今季、前日２９日に１軍に初昇格し、

出番が訪れ「チームは負けという残念な結果になったが、自分としては楽天の一員としてデビューを

飾れて良かった」と安どの表情。

この日の最速は１４６キロ止まりだったが「シーズン通してどんどん調子が上がってくる。

球速も速くなってくる」と自信をのぞかせた。

梨田監督も「ボールを見て安心した。彼には５点ビハインドの場面は不釣り合い。

何回か投げて、良いところで投げて欲しい」と勝ちパターンに食い込むことを期待した。




石橋、藤田を１軍登録、金刃、牧田を抹消

楽天は３０日、石橋、藤田を出場選手登録、金刃、牧田を抹消した。再登録は５月１０日以降。