イーグルスファンコミュの創設12年目でチーム通算700勝！

釜田＆茂木で700勝！梨田監督、大谷攻略に「最高の勝ち方できた」

パ・リーグ 楽天１―０日本ハム （4月10日 コボスタ宮城）

楽天の２２歳若手コンビがチーム通算７００勝へ導いた。

先発の釜田は７回４安打１失点で日本ハム先発の大谷に投げ勝った。

７回、この試合初の四球を許し、その後無死一、二塁のピンチを背負ったが近藤、レアードを

空振り三振。大嶋を二ゴロに封じてピンチを乗り切った。今季初勝利を挙げ「大谷君はいい投手なんで

１点勝負になると思っていた。先頭に四球を出したのはよくなかったが、しっかり切り替えて打者を

抑えようと思った」と振り返った。

貴重な決勝打を放ったドラフト３位の茂木は「１打席目にヒットを打っていたのでいいイメージで臨めた。

釜田はこれまで２試合ともいい投球をしていたのに勝ちがついてなかったので勝てて良かった」と

自らのバットで釜田の今季初勝利をアシストできたことを喜んだ。

梨田監督も「茂木はよく打った。チームにフレッシュな選手が入ってくれると刺激になる。

釜田は四球のあとも粘ってよかった。相手は大谷投手。最高の勝ち方ができた。

彼に負けをつけたことは大きい」と若手コンビの活躍を褒め称えた。



楽天継投策で０封投手戦制す


日本ハム大谷は３回まで３安打無失点と順調な立ち上がり。楽天釜田も負けじと２安打無失点。

両先発の投げ合いが続く。

楽天は４回１死三塁、茂木が大谷から先制の中前適時打を放つ。

釜田は６回まで３安打無失点と好投。１点リードで終盤へ。

楽天は７回、無死一、二塁のピンチを迎えるが、釜田が無失点で切り抜けた。

８、９回は継投策で１点を守り日本ハムを下した。楽天は釜田が今季初勝利、松井裕は４セーブ目。




創設12年目でチーム通算700勝！ドラ３茂木が大谷攻略打！

楽天が１０日、コボスタ宮城で行われた日本ハム戦に１―０で勝利。

球団創設１２年目でチーム通算７００勝を挙げた。

茂木が相手エース大谷から適時打を放ち先制。先発の釜田が力投しメモリアル白星を飾った。

楽天は４回無死でウィーラーが二塁打。１死三塁とチャンスを広げると、茂木が中前へ鮮やかな

適時打を放った。「打ったのは甘めのフォーク。狙っていたわけではないが、身体がうまく反応した。

たまたまです」と謙そんしたが、球界を代表する相手エースから貴重な先制点をもぎとった。

今季初勝利を目指す先発の釜田は気迫の投球を見せた。

６回まで四球を出さない丁寧な投球でゼロ更新。７回、この試合初の四球を許し、

その後無死一、二塁のピンチを背負ったが近藤、レアードを空振り三振。

続く大嶋を二ゴロに封じてピンチを乗り切った。釜田は７回１１６球で４安打無失点と好投して中継ぎに

マウンドを託した。

救援陣は８回に福山、９回は松井裕が虎の子１点を守り抜く完封リレーでチーム通算７００勝を挙げた。

釜田は待望の今季初勝利となった。



釜田選手 ヒーローインタビュー


記者：今シーズン3試合目の登板となりました。どんなお気持ちでマウンドに上がりましたか。

釜田：大谷選手も良いピッチャーなので、1点勝負になると思っていました。

記者：116球と手術した後では、一番多くの球数を投げました。今日のピッチング、

改めて振り返ってください。

釜田：テンポ良く投げられたと思いますし、ランナーを出してからも焦らずしっかり抑えられたので

良かったです。

記者：特に7回はノーアウト2塁1塁とピンチを招いた所から、2つの三振、そして内野ゴロで、

ピンチを切り抜けました。

あの場面、どんな思いでしたか。

釜田：先頭にフォアボール出してしまったのでそれは良くないんですけど、

そこからは切り替えてしっかり次のバッターを抑えようと思って投げました。

記者：これで今シーズンの初勝利をつかみました。そしてチームとしても、

3カード連続の勝ち越しとなりました。

釜田：本当に良かったです。



茂木選手 ヒーローインタビュー

記者：4回にタイムリーヒット、ナイスバッティングでした。

茂木：ありがとうございます。

記者：好投手、大谷選手からチャンスを作って4回、ワンアウト2塁の場面でした。

どんな気持ちで打席に立ちましたか。

茂木：1打席目にヒットを打っていたので、良いイメージを持って打席に入りました。

記者：あの1点は、釜田選手を援護する大きな1点になりましたね。

茂木：釜田は2試合とも良いピッチングをしていて、でも勝ちがついていなかったので、

先に1点取ってあげられて良かったです。

記者：少し笑みもみられましたけれども、茂木選手にとってはこれがKoboスタで

初めてのお立ち台です。どんな景色ですか。


茂木：とても良い眺めです！

記者：そして茂木選手の一打で勝利を掴んで、イーグルスは再び単独首位に立ちました。

茂木：とてもうれしいです！



茂木、大谷から先制打「たまたまです」

ルーキーが大谷撃ちだ。

茂木が日本ハム大谷から先制打を放った。４回１死三塁、初球をとらえた。

１３６キロ、真ん中低めへと落ちる変化球をコンパクトに振りぬいた。

ライナー性の打球は前進守備の二遊間を抜け、中前へ弾む適時打となった。

「打ったのはフォークボール。特に狙っていたわけではありませんが、体の反応で打てました。

良いところに飛んでくれただけです。たまたまです」とコメント。

会心の一打に茂木は塁上で一塁ベースコーチの米村外野守備走塁コーチと両手でハイタッチ。

その後に喜びの「Ｂｕｒｎ！」ポーズを決めた。


哲朗が左胸部の左肋軟骨損傷　２軍戦で死球

楽天は１０日、哲朗が左胸部の左肋（ろく）軟骨損傷をしたと発表した。

仙台市内の病院で診断を受け、全治は未定。前日９日のイースタン・リーグロッテ戦（利府）で

唐川から死球を受けていた。当面は負傷箇所を固定することとなり、安静が必要となる見込みだ。